プロジェクト概要

医療用ウィッグ写真集を発行し、全国のがん拠点病院へ寄贈したい

 

はじめまして、NPO全国福祉理美容師養成協会(ふくりび)事務局長の岩岡 ひとみです。NPOふくりびは、「誰もがその人らしく美しく過ごせる社会の実現」を目指し活動するNPOです。今回は、抗がん剤の副作用による脱毛に苦しむ方々に対して、下記の2つのメッセージを患者さんや医療関係者に伝えるために写真集を制作し、全国の医療機関に、寄贈するプロジェクトを企画しています。

 

①医療用ウィッグを適正価格化したい。
人毛100%のウィッグの市場価格(15万円~60万円)の3分の1~5分の1程度の価格で一つ一つセミオーダーで作成する医療用ウィッグ(かつら)を普及させたい。品質や価格がバラバラでわかりにくいウィッグについて、正しい知識や選び方を伝えたい。

 

②医療用ウィッグでもこんなに自然で素敵なヘアスタイルができるんだと安心して欲しい。
一流の美容師が、医療用ウィッグに対するネガティブなイメージを覆すような、素晴らしいヘアデザインを提案します。ウィッグが必要な状態になっても、当たり前にいつもの美容院で、今までと同じようにおしゃれを楽しんでもらえるように、美容師たちが力を合わせて課題解決に向き合います。

 

抗がん剤副作用で脱毛している闘病中の女性も、今まで通り我慢せずおしゃれな髪型を楽しんでほしい!!写真集発行のご支援をお願い致します。

 

(大学病院などで試着会や相談会を実施しています)

 

「福祉理美容」と言ってもピンとこない方がほとんどだと思いますが、理美容の力を使って、人々を元気にしたり、笑顔にしたりする活動を、19年に亘り行っています。具体的には、病院や施設、ご自宅などに出張して高齢者や療養中の方々のヘアカットをする訪問理美容や、障害者身だしなみ支援、がん患者向け医療用ウィッグ製造販売、企業・大学と連携した介護施設でのレクリエーション支援、被災地支援、フィリピンでの職業訓練、そういった活動全てに関わる人材を育成する福祉理美容師養成など幅広く活動しています。

 

---身近な問題である「がん」 
抗がん剤の副作用による脱毛は、医療的にはあまり重要視されていないが、当事者には一番の精神的負担になることも多い

 

日本人女性の乳がん罹患率は18人に1人と言われるほどになっていて、実に多くの女性ががんを患い、闘病しています。がん治療のひとつに「抗がん剤」治療があります。その副作用の代表的なものとして「脱毛」があげられます。病気になって初めて医療用ウィッグ(かつら)を探す女性たちにとって、その値段の高さや、不自然さ、実際にかぶってみたときの「かつらということがバレバレ」という、おばさんっぽいスタイルに愕然とする方も少なくありません。

 

医療の現場では、免疫機能の低下や、栄養状態の悪化には可能な限りの予防をしてくれますが、脱毛に関しては「抗がん剤治療が終わったら、また生えてきますよ」という言葉がよく聞かれ「一時的なことなので、諦めてください」というような対応がほとんどです。 

女性にとって、髪は、24時間365日、自分とともにあるものです。服を脱いでも、メイクを落としても、常に自分とともにあるのが「髪」だけです。その髪を治療で失うことの精神的負担は、計り知れません。確かに今のところ、脱毛を止める手だてはないのですが、脱毛してしまったことによる精神的な落ち込みを、少しでもやわらげることができないかと私たちは考えました。

 

女性の声・美容師の工夫、安くてかわいい6万円(市場価格の3分の1)

「安心して治療に専念できる」ウィッグ

 

 

「かつらだと周囲に知られたくない」
「カットもカラーも自然なウィッグを使いたい」
「今までの自分の髪型に近いものが欲しい」
「できるだけ値段をおさえてほしい」

 

そんな女性たちの声と、髪のプロである美容師の工夫、そしてがん治療に詳しい医療関係者のアドバイスから生まれたのが、人毛100%6万円の「ふくりびウィッグ」です。私たちが直接お会いしてウィッグを作らせていただいた方の多くは、「これでほっとしました」「やっと治療に前向きになれました」と笑顔を見せてくれました。脱毛しても、このウィッグがあれば大丈夫。そう思えるとしたら、それは抗がん剤治を受ける方々にとって、力になれるのではないか。そう実感できたのは、皆さんの笑顔を見たからです。


がん治療中の方には、周囲に闘病中であることを公開していない方もいます。働きながら闘病する方、子育てをしながら闘病する方も大勢います。闘病中でもキレイでいたいという女性の気持ちを応援したい。それが私たちの願いです。

 

医療用ウィッグが必要な時も

いつもと変わらない「あなたらしさ」を支えたい

 

現在、医療用ウィッグとして市場に出ている商品の多くは、化繊のウィッグ(かつら)です。人毛と比べて、不自然なツヤは否めません。また、そのようなかつらは、かつら専門店で販売されていて、長さはカットしてもらえるものの、技術の高い美容師を置いている販売店は稀です。ウィッグをカットするのには美容師免許はいらないため、デパートなどでは、無資格者が応対している場合もあります。

しかし、ウィッグにも実は、人間の髪と同様、毛流れやクセなどがあり、実際に着用したときの自然さを出すためには、頭の大きさに合わせたカットが不可欠です。一人ひとりに合わせたカットが必要なのです。

 

また、化繊のウィッグには、カラーやパーマはできません。ですから、決められた髪色や髪型の中からセレクトしなくてはいけません。一方で、ふくりびウィッグは人毛を使用しています。美容院でカットもカラーもできるので、今までの自分のヘアスタイルとほぼ同じ色や形にすることも可能です。「医療用ウィッグを買うには、かつらメーカーに行くしかない」という状況から、自分が信頼している美容師にカットしてもらう。闘病中の女性にとって切実な脱毛の悩みに、新しい選択を持ってほしいと願っています。


ヘアカタログを作るように、一流の美容師が
医療用ウィッグをカットして写真集に

 

もっと、前向きになれる、自分に似合うウィッグがあるということを知ってもらうためにも、私たちは、患者さんや医療関係者の方々に向けたヘアカタログ&髪・肌・爪の悩みサポートブック(写真集)の制作と病院への寄贈を考えました。

 

(撮影風景イメージ)

 

 

既存の医療用ウィッグのカタログは、どう見ても「かつらのカタログ」です。美容院に置いてあるヘアカタログとは違うのです。見ていて「可愛い」「オシャレ」と素直に心が弾むような写真はあまりありません。私たちが届けたいのは、美容師が美容院で提案するものと同じような、もっと自然で、もっと日常的な、「今したい髪型」を見ることができる、ヘアカタログのようなサポートブックです。

 

 

  

(闘病中であっても前向きになっていただけるものを作りお届けします)

 

【応援者の方々からのメッセージ】

 

できあがったヘアカタログ&髪・肌・爪の悩みサポートブック(写真集)は、全国397箇所のがん診療連携拠点病院を中心に、多くのがん患者さんに情報が届くように、500病院以上へ寄贈したいと考えています。患者さんの「キレイ」をサポートするために、現在も医師や看護師、その他の専門家と連携して活動を進めていますが、このプロジェクトを通して、もっとたくさんの方々と繋がって行きたいと考えています。そのために、今できることとして今回の企画を提案します。応援していただいている方のメッセージです。

 

原宿のヘアサロンVeLOディレクター 赤松美和さん

高いデザイン性と、女性らしい感性で、雑誌でも引っ張りだこのデザイナー。日本を代表する女性美容師として、日々、ヘアデザインに向き合う。

 

大切な人たちの闘病する姿を近くで見守ってきました。今回お話をいただいて、美容師としてヘアデザインを通じて少しでも前向きな気持ちで闘病に専念できるようサポートさせていただけることに使命感を感じています。気持ちが前向きになれる素敵なヘアを提案させていただきます。

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MINX 総代表 岡村享央さん

都内に5店舗を構えるヘアサロンMINXの総代表。その人にぴったりフィットする、そのカットテクニックは業界随一。カットの技術に関しての著作も多数。

 

「今までもお客様から医療用ウィッグの相談をされることがありました。大変高価で形も思うようなものではないと悩まれている方も多かったです。美容師の手でカットできるこのウィッグは、毛の密度も高く、地毛に近い感覚で使っていただけると思います。
大切なお客様のために、美容師として少しでもお役に立てればと思い、
このプロジェクトに参加させていただきます。」 

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ヘアライター 佐藤友美さん

40代からのヘアスタイルサイト「UNIQUE PIECE」編集長。雑誌のヘアスタイルページ、ヘアカタログページを作り続けて14年。

 

 

「美容に携わる私たちが、今、できること」

義母が、抗がん剤治療中に化繊のウィッグを使用していました。美容に関わる人間として、何かしてあげられることはないのかと、悔しい思いをしました。闘病中にもオシャレなヘアスタイルでいられるこのウィッグが、一人でも多くの女性の元に届くことを願っています。

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看護師 河合ゆかりさん

 

「『長生きしたいし、綺麗でいたい』はわがままじゃない。」

医療現場では抗がん剤の副作用としての脱毛は、「一時的なもので治療が終われば元に戻る」、だから我慢しましょう、命と髪の毛どっちが大事か、なんて聞くまでもない事だと思われている節があります。しかし、実際の患者さん達の中には、脱毛するのが嫌だから治療効果は下がっても(再発の可能性が上がっても)抗がん剤はやりたくない、という選択をする方もいらっしゃいます。それを私は馬鹿げた選択だとは言いたくありません。
医療者として、今ある一番の治療を受けてもらいたい、と強く感じるのと同時に、その治療を安心して選べる環境作りも同じく重要だと感じるからです。
脱毛してもかわいいウィッグがあるから頑張れる!と思え、前向きに闘病できる方が増えることを願っています。

 

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NPOふくりび 理事長 赤木勝幸

 

 

震災後、理美容のボランティアに向かった時に理美容師の仲間が「自分たちに何ができるだろうか」「震災や病気、そんな時に美容師ができることなんかあるだろうか」と口ぐちに話していました。僕は、美容の持つ力は偉大だと思っています。福祉理美容活動の中で、高齢者にメイクやヘアセットをする「ビューティーキャラバン」という企画を6年行っているのですが、はじめはあまり乗り気でなかったようなご婦人でも、メイクをして髪の毛を整えるとみなキラキラとよい表情になり、嬉しそうに笑ってくださいます。


 

19年以上に亘る活動の中で、「外見のサポートは内面の活力に繋がる」と感じています。美しくなることが、その人の自信につながり、すべてのパフォーマンスに影響を与えてくるのだと思います。その手伝いができる素晴らしい力があるのに、理美容師自身は気が付いていないことが多いです。

本プロジェクトに共感頂けるみなさまと一緒に、サポートブック発行・寄贈を実現させたいと思います。ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

 

【サポートブック詳細】

 

▼内容

①有名美容師らと協働し作成する、ウィッグを用いたナチュラルで美しいヘアスタイルの写真
②実際に闘がん経験・脱毛経験のある方のインタビュー記事
③医療用ウィッグに関する情報や、購入時の注意点、お手入れ方法などについて
④医療者・美容師・闘がん経験者などからのメッセージなどを掲載


▼スケジュール
平成26年9月中旬~ 撮影取材開始


編集・写真集制作

平成27年1月完成予定

 

▼支援金の使用用途について

皆様からいただいた支援金はすべて、サポートブック1500冊発行に関わる、原稿・デザイン料、撮影料、印刷・製本費・病院への郵送費などの経費に充てさせていただきます。


引き換え券

 

① 5.000円 お礼状
② 10.000円 出来上がった写真集&情報誌

       お礼状
③ 30,000円 写真集に支援者としてお名前掲載(希望者のみ)

       +1万円の引換券の内容
④ 50,000円 おすすめのヘアケア剤

       +3万円の引換券の内容

⑤ 100.000円 サポートブック発行記念パーティー招待券

       +5万円の引換券の内容

 

       ※会場は名古屋、時期は2015年2月以降を予定しております。

        詳細は決まり次第、ご連絡致します。


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