原生林ツアーの参加者募集が始まっています！！

自然保護団体・日本熊森協会です。

ご支援いただいたみなさま、応援いただいたみなさま本当にありがとうございます。

 

先日、熊森本部では、岩手県にある早池峰山の周辺の森を訪れました。このあたりの森は豊かで、至る所にクマの痕跡がありました。

ここでは、クマがいることが当たり前なので、人々もクマにおおらかで、見かけたからと行って、「捕まえて、殺せ！」ということにはならないそうです。人を避けてひっそりと暮らしており、ばったり出会わなければ危険でないということをよくわかっておられました。

野生動物も同じ自然の中で生きる仲間だという感覚が、ここには残っています。このような感覚が、自然や野生動物との共存のための原点です。

 

「原生林ツアー」で行く、岡山県西粟倉村の若杉原生林もクマの生息域です。しかし、83haの原生林の周りは、スギ・ヒノキの人工林になってしまっており、クマが安定的に棲める環境ではありません。

原生林ツアーでは、子どもたちに生きものの棲む豊かな自然に触れてもらうだけでなく、動物たちが安心して棲めるだけの森はわずかしか残っていないことも知ってもらいたいです。

 

子どもたちと行く、原生林ツアーの参加申し込みが始まっています。

ぜひ、みなさまも、お子さんやお孫さんとともにご参加ください！

8月4日　原生林ツアー申込ページ

 

ツアーを成功に導くためにもこのクラウドファンディングが成功するよう、ご支援の輪を広げていただけるとうれしいです。