ガーナで現地駐在している、榎本です。ジョイセフ・ガーナ事務所では、以前登場したプロジェクトオフィサーのイエストーの他に、数名の現地スタッフと日々活動しています。

以前は中東地域で母子保健支援も含めた緊急支援に携わっていましたが、ガーナに来てから、同じような課題もあればまた違う課題にも直面しています。

ガーナは、今ちょうど乾季なので現地事務所や自宅で断水したり、しょっちゅう停電したりする中、現地の人たちと共に命に向き合う毎日です。

 

山岳地帯の山道を移動していると、頭に物をのせて歩いている女性たちをよく見かけます。この地域では、農業や行商に従事する女性たちが多いです。

プロジェクトサイトでは、プランテーン(調理用バナナ)が栽培されており、

このプランテーンなどの農作物、木材、水を運んでいます。

 

キャッサバやプランテーンを臼でついて作るのが、フフと呼ばれる料理です。

最近、現地で保健スタッフや地域ボランティアの育成のため3~4日間の研修を実施していますが、研修の合間のランチではフフも出されています。

その他には、フライドライスとチキン、ジェロフライスと呼ばれるトマトベースのピラフ、キャッサバを発酵させ練って作られるバンクーなどが出されます。

フフは手で食べるので、衛生管理の講義で手洗いの実技を行う日に出すことが多く、実技で正しく手洗いできた人からランチを食べられます。

 

↑手前の白いおもちのようなものがフフです。スープと絡めて食べます。

 

 

また、各保健施設やコミュニティに訪問した際、村にはレストランはありませんが民家規模の小さな食堂はあり、主にフフが食べられます。

そこで出されるフフが、ショウガの香りが効いていて味に深みがあり、とても美味しいです。何度かフフ作りにも挑戦していますが、これがなかなかの重労働です。

↑フフ作りに挑戦。腰の入りがあまいようです。

 

 

さて、女性たちの生活の話に戻りますが、こういった手の込んだ料理を毎日彼女たちが作っています。お昼時には各家庭からドスンドスンと、フフをついている音が聞こえてきます。

女性たちの朝は早く、畑に行ったり行商用の調理品を作ったりします。

これは妊産婦さんも同じで、出産直前・直後でも働いています。

そこで得た現金を、元気な赤ちゃんを安全に産むために、出産に備えた持ち物の準備と交通費に充てている女性も多いです。

 

↑家事をこなす妊産さん。日中は、自分で調理した食品を行商しているとのことです。

 

 

しかし、交通費を準備していても、交通手段がないため助産師のいる保健施設まで行くことができず、自宅で出産するケースも少なくありません。施設分娩の重要性を理解していても、なかなかその施設にたどりつけないでいます。

 

↑コミュニティの保健施設で、女性たちに聞き取りを行っている様子。

 

そういった女性たちが、少しでも安全に出産できるよう、オート三輪の導入は非常に重要だと考えます。

あと残り7日間になりました。引き続き、ご支援・ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
 

 

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