多頭飼育崩壊という負の連鎖。悲惨な環境で生きる動物たちのSOS!

多頭飼育崩壊という負の連鎖。悲惨な環境で生きる動物たちのSOS!

支援総額

2,368,000

目標金額 2,000,000円

支援者
237人
募集終了日
2023年3月27日

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プロジェクト本文

              

100%達成!!!

ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!

 

プロジェクト終了まで、引き続きご支援を募集いたします。

ご支援いただけた分、多くの動物たちを救うことができます。

 

また、根本解決のための仕組みづくりにはまだまだやることが山積みです。

どうぞ最後まで、応援をよろしくお願いいたします!!!

                                   

 

 

 

 

岐阜県動物愛護ネットワーク会議は、岐阜県健康福祉部生活衛生課の要請を受け、2015年に設立しました。岐阜県内の動物愛護に携わる個人・団体にご参加いただいており、これまでも多頭飼育崩壊の現場へ多数介入しています。

 

 

 

 

 

 

多頭飼育崩壊から動物たちを救い出すために、解決すべき課題はたくさんあります。

 

 

 

 1. 避妊去勢手術や治療のための医療費 

 

多頭飼育崩壊は、避妊去勢手術の不徹底がその原因です。

しかし、多頭飼育崩壊に陥る飼い主は経済的に余裕がないことが多く、治療はおろか、避妊去勢手術すら実施していないことでさらに頭数が増えてしまうという負の連鎖に陥ります。

そうした事態を防ぐため、保護団体やボランティアが費用を負担して手術を行うことも少なくありません。

 

 

 2. 業務過多と人手不足 

 

ひとたび現場に介入すれば、飼い主だけでなくご家族、賃貸の大家さん、近隣の方々、福祉関係事業所との相談・交渉など、折衝にも多くの労力と時間がかかります。調整を行いながら、少しでも早く目の前の動物たちを救うため、掃除や家屋の修繕、手術の準備、飼育が困難な場合はシェルターでのお世話など、すべきことは山のようにあります。目の前の命を救うために奔走する保護団体、ボランティアの現場は常にひっ迫しています。

 

 

 3. 根本原因を解決するためには、福祉との連携が必要 

 

なぜ、多頭飼育崩壊が起こってしまうのか?多頭飼育崩壊の背景には、飼い主の方の障害や、社会からの孤立の存在が指摘されます。十分な仕事に就けないことで経済的に困窮してしまい、避妊去勢手術を行えない。孤立することで周囲からの支援や助言が受けられない。こういった根本原因を解決し、同じ悲劇を繰り返さないためには、社会福祉や行政との連携した飼い主の方への支援も欠かせません。

 

 

 

岐阜県動物愛護ネットワーク会議では、各団体・ボランティアが個別では手のまわらない医療費の募集や、将来的に現場の人手不足を解消し、より多くの命を救うための仕組みづくり、そして、多頭飼育崩壊を根本原因に切り込む、福祉・行政との連携を行っています。

 

自治体、各団体、獣医師会、ペット業界が連携することで、このビジョンを実現してまいります。その一歩目として、まずは緊急性を要する医療費支援。次いで、人手不足解消のため、預かりボランティア育成のためのプログラム構築を行いたく、本プロジェクトを立ち上げいたしました。ぜひ、ご支援の程よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

  下呂市の現場

頭数:猫28頭 妊娠子12頭

 

 

元々は近所の人がエサを与え世話していましたが、その方の引っ越しによりエサがもらえなくなり、飼育者の元へ集まってきた猫たち。かわいそうにと思いエサをあげていたら、あっという間に増えてしまった…という背景がありました。2日かけて捕獲と全頭の避妊去勢手術を出張手術にて実施。これ以上頭数が増えることを防ぎました。

 

 

 

  岐阜市の現場

頭数:猫22頭 犬1頭

 

 

生活保護世帯の現場。当初40匹程いた猫のうち、メスには不妊手術を実施。現在は22匹にまで減りました。トイレはあるものの、マーキングするオスもおり不衛生な環境。天井にも穴が開き、猫の居場所を管理できない状態であったため、壁・天井の補修をサポートし、猫の管理を行えるように支援しました。

 

 

 

  飛騨地域の現場

頭数:猫15頭

 

 

当初は猫を4頭を飼育しており、避妊去勢手術について確認すると済ませているということでしたが、実際は未手術のメスがおり、外に出て、子猫が産まれました。そこから2年間で15頭に増加。食品ゴミと管理されない猫用トイレのにおいの中、非常に不衛生な状況で生活していました。社会福祉協議会と協力し解決にあたりました。

 

 

 

 

【第1目標】

多頭飼育崩壊現場における避妊去勢手術等の医療費

 

多頭飼育崩壊現場で必須となる、避妊去勢手術のための医療費に使用させていただきます。医療費は飼育者が負担できることが一番ですが、生活保護世帯など経済的余裕がなく、難しい場合はボランティアが費用を負担して手術を行うことも少なくありません。

 

 

2020年の成猫の所有権放棄は、全国で10,479頭。2019年よりも微増している現状があります。手術が遅れれば、さらに頭数が増え、つらい想いをする犬猫が増える悪循環に陥ります。医療費支援があることで、早急に手術を行い、防ぐことができます。

 

 

約1万円で1頭分の避妊去勢手術が可能です。また、手術や保護に必要な消耗品費、プロジェクト手数料等にも充てさせていただきます。医療費の確保に頭を悩ませることがなくなれば、現場のボランティアたちも目の前の犬猫を救うことに一層集中することができます。皆さまのご支援が必要です。

 

 

 

【第2目標】

預かりボランティア育成プログラム構築及び広報活動

 

ボランティアの中には本業がある方もいらっしゃり、現場の人手は不足しています。

この状況を解決するため、岐阜県動物愛護ネットワーク主導のもと、預かりボランティアの育成プログラム構築を行います。

 

獣医師による講座、捕獲機の使用方法、先輩預かりボランティアの指導、すぐに相談ができるLINEシステムの実装など、「動物を助けたい」と思っている方が安心して活動いただけるような受け皿をつくります。

 

▼捕獲機の使い方レクチャーのようす

 

また、これまで、緊急性の高い保護活動や現場との連携を最優先として活動してきたため、HP・SNS等の広報活動が行えていませんでした。

今後、持続的な活動を行っていくためには、継続して寄付いただける方の募集や、寄付していただくための活動内容の発信等も必要となっていきます。

 

ご支援をいただいた暁には、HPのリニューアルや寄付募集に向けたSNSでの継続した活動情報の発信のために、いただいたご支援を活用させていただきます。

自治体・各団体・獣医師会・ペット業界が連携しているからこそできる、持続的な活動のための土台作りのため、ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

代表理事・岐阜県動物愛護推進員/糸田恵子

 

 

今回のクラウドファンディングによる多頭飼育に関わる手術費用助成は、日々個人の生活時間を投げうって地域社会の問題に取り組んでいる全県の動物愛護ボランティアさんたちの手術費用工面の困難を支えることを目的としています。

 

多頭飼育の問題は、今や個人の動物への愛情や飼育の意識の高低では片付けられない状況となってきています。

高齢化社会への移行、人間関係が希薄になったことによる生活状況の見えない化。猫や犬が知らない間に増えている。悲惨な状況で取り残されている。それは気づかないだけで、皆様の周りでも、すぐ近くで起こっているかもしれません。気づいてみれば個人では解決できないところまで進んでいるかもしれません。

 

本来はこの取り組みは行政や福祉関係者との連携の中で費用についても考えていくべきものでしょう。今後岐阜県動物愛護ネットワーク会議は名前の通り県内各地で動物愛護活動をしている団体・個人の皆さんとつながりを広げ、問題を共有し、行政や福祉、獣医療従事者との協力関係を築いてくことを目指しています。

 

その新しい一歩としてのこの度のクラウドファンディングです。

 

これを成功させ、多くの人が応援下さり、問題意識を共有しているのだという認識を促すモデルケースとしていきたいと強く願っております。

皆様のご支援が、そのまま猫や犬の窮状を伝える声となります。地域で頑張るボランティアの力となります。ご協力を心からお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

NPO法人もふっこひだ副理事長・獣医師/水野 五月樹様

 

 

連日の犬猫や人の悲痛な救助の依頼に対応する個人個人或いは個別の動物福祉ボランティア団体は、ほとんどいつも時間的・金銭的・体力的にいっぱいいっぱいの状態です。

この流れを止めようにも、目の前の汲み出しに追われて問題の蛇口の元栓を閉めるための仕組み作りにまで気力が残せないでいます。

 

しかしこのネットワーク会議でなら、現場で奔走する個々のボランティア達でも経験と情報を共有し、自治体や獣医師会、大学とも連携して現状を変えていく事が出来ます。

繋がりを活かし、知恵を出し合って今回の試みに踏み出しました。

 

全国的に見ても決して進んでいるとは言えない岐阜県の現状を、最も緊急かつ重篤な問題の一つである多頭飼育崩壊の解決と防止のための取り組みで変えていきたいと思っています。

 

同じような悩みを抱えているボランティア有志はたくさんいらっしゃると思います。

どうか私共の取り組みに伴走してくださいませんでしょうか。

皆様の応援・ご支援を切にお願い申し上げます。

 

 

 

アニマルレスキュー飛騨代表/柏﨑ルミ様

 

 

飛騨高山や白川郷、下呂温泉など世界中から人が訪れる観光地を抱える岐阜県飛騨地域では、二つの動物愛護団体が活動しています。両団体ともに飛騨全域で外猫繁殖抑制一斉手術に取り組み、多頭飼育の相談に日々奔走しています。

 

多頭飼育をめぐる問題は、都市部だから多いとか周辺部で人口が少ないから問題発生数が少ないとかいうことは全くないと感じています。むしろ、飛騨のような周辺部の方が動物飼育に関わる問題はより起こりやすいともいえるでしょう。

 

飼育環境に対する情報や意識の広がりにくさ。高齢化の進行や、高齢者・様々な支援を必要とする人の孤立は、そこに犬猫との生活が含まれた時に簡単にお世話の困難と多頭化につながります。犬猫の問題がある所には、必ず人の問題があります。

 

岐阜県動物愛護ネットワーク会議が、他の地域のボランティアさんとつながり、各地域の多頭飼育など動物に関する問題を県全体として捉え、お互いに情報を交換・共有して協力していく場になってほしいと願っています。

 

多頭飼育に陥り、劣悪な環境で生まれ増え死んでいく猫や犬。この不幸を断ち切ることにご理解とご協力をお願いいたします。当事者の費用負担を望めない場合が多数ある中で、取り組みを続けているボランティアの費用負担軽減へのご協力をお願いいたします!

 

 

 

※本プロジェクトで使用している画像は、ご本人・家主様・各団体等より許諾を得て掲載しています

プロジェクト実行責任者:
糸田恵子( 岐阜県動物愛護ネットワーク会議 ​​)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

・多頭飼育崩壊の医療費支援(避妊去勢手術費)及び消耗品費 ・預かりボランティア育成プログラム構築及び広報活動費(HP改修等) ・クラファン手数料

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リターン

3,000+システム利用料


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【3千円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
110人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000+システム利用料


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【5千円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


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【1万円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
60人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

30,000+システム利用料


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【3万円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

50,000+システム利用料


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【5万円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

100,000+システム利用料


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【10万円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

300,000+システム利用料


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【30万円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

500,000+システム利用料


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【50万円】応援コース

●感謝のメールをお送りいたします
※物品リターンのお届けを行わない代わりに、ご寄付の全てを活動のため大切に活用させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

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