【達成まであと７%！】不妊治療を、易しく優しく変えていきたい

メンバーの吉田裕美です。おかげさまで、何と5日目で93%まで達成できました。たくさんのご支援、ありがとうございます。今日は私の自己紹介をさせてください。

広告代理店でデザイナーという仕事をしながら、社会課題を易しく優しく、伝えるプロとして発信していくことをモットーに動いています。また、現在、不妊治療中でもあります。

「子どもを授かりたい！」というポジティブな想いなのに、テーマのデリケートさで周りに相談できず、自分の体への歯がゆさや焦りを一人で抱えている時期もありました。仕事や体調の調整、何より自分の心が保てず逃げたくなる時が、今でもあります。

ですが、新しい視座にも恵まれました。一つは不妊治療がとても大きなソーシャルイシューであること。日本は夫婦 5.5 組に 1 組が不妊の検査や治療を受けおり、不妊治療患者数が世界一。にも関わらず、成功率が世界最下位という状況。さらに会社レベルだと、働きながら不妊治療をする人のうち約20%が退職しているそうです。保険の効かない高額な治療費、仕事やキャリアとの両立に苦しみ、闘っている女性がたくさんいます。社会や周りの人に協力してもらえる環境を作るために。まず自分が声をあげることが必要だと気づき、当事者として発信していくことを決心をしました。

そして、不妊治療に向き合うことは自分自身の人生と向き合うことでもあること。目の前の夢中になれることの全力で走ってきた結果、長いスパンで人生を考えることができていなかったように思います。妊娠できる時期は有限な中、自分でどうしたいのかを選択し、叶えられる社会であってほしい。そのためにもまず、このテーマがみんなで語られる環境を作りたい、と思いました。

不妊治療よりも大きなレイヤーで、私はライフサカスのメッセージである『「産む？産めない？産まない？」を考えることは、命と向き合うこと。誰も無関係ではない普遍的なテーマだから、タブー視せず、一人一人の想いに触れられる世の中を』に強く共感してメンバーとなりました。様々な理由で不妊治療を断念した方、産まない選択を余儀なくされた方も、このテキストを目にされているかもしれません。けれど、産むことだけが幸せじゃない。女性の生き方も多様化していて、そこに正解はないんだと思います。私自身、結果がどうであれ、意志を持って動いた未来の自分を誇れるようになりたいと考えています。

このクラウドファンディングを通して、様々な方の応援や立場や気持ちに触れることで、何よ私自身が強く支えてもらっています、本当にありがとうございます。みなさんにとって有益な情報を発信できるように頑張ります。どうぞ、最後まで、宜しくお願いします！


吉田裕美