皆様のご支援、応援のお言葉、本当に感謝しております!
本日、プロジェクトも残すところ7日となりました。成立するにはあと50%のご支援が必要です。このままでは頂いたご支援はすべて返金、無かったことになってしまいます。シェアをお願いします。プロジェクトの成立にご協力をお願い致します!

 

制作秘話の四回目は、背中の丸みに布を添わせる方法です。専門的な話になるのでピンと来ない方も多いと思います。すみません。


===================================


私が以前着付け師だったことは前にお話ししました。みなさん、着物姿の背中側を注意して見たことがありますか? 美しい帯に目を取られて見ていないと思うのですが、背中の布の収め方はひとつではありません。「引く」「たたむ」「なでつける」「落とす」「特に何もしない」など、流派や好みで色々な方法があります。でも、私が一番美しいと思う方法は「たわめて添わせる」です。

 

着物の背中の布をたわめて添わせると、体と布は適度に離れます。そして、体の動きに合わせて縦横斜めに自由にシワが入ります。姿勢が戻るとシワが消え、適度に離れた状態に戻ります。専門的なことを言うと、洋服の「ダキ」や「運動量」に似ています。でも布目の構造が違うので別物です。

 

このプロジェクトで作るオフタートルの袖ぐりは「たわめて添わせる」構造になっていて、袖ぐりの後ろの布を浮かせてあります。このゆるみが体の形に合わせて自由に変形するので、手を大きく動かしてもきつくありません。

 

また、着る人の体型に多少の差があっても、ゆるみ分の融通がきくので、余った布が自然と袖下に集まって「その人なりのしわ」になり、全体として体に沿います。つまりこのオフタートルネックは「その人の体型に合わせて、背中の余分な布が自然に折りたたまれる服」なのです。

新着情報一覧へ