プロジェクト終了報告

2017年02月28日

プロジェクト期間終了報告

====【お礼の言葉】====

 

「背中が丸くてもお洒落したい方に、きれいに着られる服を届けたい」プロジェクト成立からはや3か月、プロジェクト終了報告期限となりました。でもまだこのプログラムは完了していません。いろいろな問題が解決していないからです。

 

でも、大筋の「背中が丸くてもお洒落したい方に、きれいに着られる服を届けたい」このことについては見通しが立ちました。徐々にですが、背中の丸い方に体に合った服をお渡しできています。喜んで下さっています。すごいことです。感動しました。これはひとえに皆様のあたたかいご支援のおかげです。本当に、心から、御礼を申し上げます。

 

====【プロジェクトの経過】====

 

《当初の計画の変更、新たな課題》
当初の予定では「一色一型、工場生産」でした。しかし途中で計画は変更になり「個別注文、一点生産」となりました。服を注文した方の様々な事情や不安に対応するためです。しかし、個々のご要望に応える代わりに「個々のご要望をどうやって受け取るか」という新たな問題と向き合うことになりました。

 

《色と用途》
ご要望ですが、好きな色を選びたいというお声が多くありました。そこで生地の色見本サンプルを送り、その中から好きな色を選んでもらうこととしました。また、使い方として、よそゆきではなく普段着として使う方も多いことがわかりました。そのためには洗濯耐久性が必要になります。

 

《生地を選ぶのに一月半》
当初は「ちょっときれいめのTシャツ生地」を使う予定でした。しかしその予定は崩れ、生地を一から選ぶことになったのですが、これが予想以上に大変でした。

 

ニット生地は無限にあります。しかしタートルネックに向いている生地はその一部です。そしてこのプロジェクトでお約束したタイプのタートルネックが作れる生地はほんのわずか。さらに個々のご要望すべてに応えられる生地はみつからず、結局のところ4種類に分かれてしまいました。

 

この生地の選定に一か月半かかりました。問屋から生地を取り寄せて縫って着て繰り返し洗っていたからです。生地問屋からもらったサンプル帳の小さい生地では手触りしかわかりません。「生地の張りと体の形と重力の兼ね合い=シルエット」や「洗濯耐久力」を知るためには実際に仕立てて繰り返し着る必要があったのです。

 

《薄紫色の生地がない》
それから頭を悩ませたのが生地の色です。服は長袖、季節は冬。暖かい生地の色はどうしても濃色になります。しかしプロジェクトで提案したのは薄紫。春夏の色です。すると「クールなんとか」「涼感なんとか」の生地ばかりになってしまうのです。たまに見つけると洗濯に弱い高級生地ばかり。それから糸もありませんでした。全300色あるキングスパンに薄紫と呼べる糸は1色、全200色のシャッペスパンにあったと思ったら廃番。薄紫を選んだ自分を恨みました。

 

《体型がわからない》
支援者様の不安で多かったのが「体に合うかどうかわからない」当然の不安です。私も不安です。お会いした方ならわかるのですが、まだ会ったことのない方の体型はわかりません。それから、背中の丸さがどのくらいなのか表現する言葉がありません。計り方もありません。(本当はあるんですが面倒です)

 

どうしようか迷ったのですが、まず胴囲を伺い、とりあえずサンプルを縫ってお送りして試着していただき、そのあとで裾丈袖丈を調整することにしました。

 

しかしこれはやりとりが何回もあります。手間がかかります。私の方は良いのですが、支援者様が気の毒です。まだご注文が決まっていない方の気持ちがわかります。もっとスマートな方法はないものか、いま考えているところです。

 

====【収支報告】====

 

生地 153,274円(サンプル用含む)
糸 11,195円(服飾資材含む)
リターン雑貨 19,475円(猫のポチ袋、ネックレス、菓子など)
送料 2,520円(レターパックライトなど)
撮影ライト 39,000円(3基)
合計225,464円

 

《生地》
試作用の生地は相当買いましたのでかなりの量が残っています。これはネットショップを立ち上げたときに大事に縫いあげ、商品と致します。あと、まだ注文の決まっていない支援者様がいらっしゃいます。その生地を買う分がありますので、最終的にはもう少し数字がのびると思います。

 

《撮影ライト》
これはどうしても欲しかった、でもなかなか買えなかったものです。撮影にはいつも苦労していました。これまでは天窓のある部屋で自然光で撮っていたのですが、太陽の位置や天候が少しでも変わると同じ色の写真が撮れません。まるでドラマのロケのような「天気待ち」状態でした。

 

服飾撮影用のライトを購入して天候や時間に関係なく安定した商品写真が撮れるようになりました。ネットショップの成否は写真で決まるところがあります。このライトは将来大きな力になります。本当にありがとうございました。

 

《残金》
実を言いますと30万円という金額は工場生産の場合の最低ラインでした。なりゆきとはいえ過分のご支援を頂くこととなり申し訳なく思っております。そして何と有り難いことにまだ残っています。これから先、ネットショップを立ち上げる時の資金として大事に使わさせていただきます。

 

====【これから】====

 

1、リターンを完納する
2、もっと簡単な注文方法を考える
3、ネットショップを立ち上げる
この3点が直近の課題です。頑張ります。

 

====【追加注文】====

 

オフタートルネックの追加注文は
リターンの変更に準じたいと思っております。
1枚目・6000円
2枚目・11000円-6000円=5000円
3枚目・15000円-11000円=4000円
4枚目からは一律5000円にてお願い致します。

 

長袖丸首、半袖丸首はリターンを完納したら始めたいと思っております。その時はどうぞよろしくお願い致します。

 

====【御礼】====

 

昨年11月には雲をつかむようだった事業が次第に形になってきました。ひとえに皆様のおかげです。

 

私は「Tシャツの呉服屋」になります。本当なら呉服屋よりオーダーワイシャツの方が業態は近いのですが、私はワイシャツをオーダーしたことがないのでどうもピンと来ません。呉服屋なら何度もお願いしたことがあります。着付け師として着物をお客様の身に添わせたこともあります。

 

「似合う生地を体に添わせる」それは着物もTシャツも同じこと。きっとできます。

 

この仕事がこれからどうなっていくのか、私自身ワクワクしています。また良いご報告が出来ますように努力します。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

T-shirt-sewing.com代表
矢尾板治子