グアテマラのクリスマス

Feliz Navidad!

クリスマスイブですね。今日ラジオを聴いていたら、12/21の「世界の終末」を見るために世界遺産であるグアテマラの「ティカル」に殺到した観光客が神殿の一部を壊してしまったというがっかりするニュースが流れていました。お聞きになった方もいらっしゃるのでは？

ところで、グアテマラのクリスマスのお話です。カトリックの多いラ・フロリダでは、クリスマスまでの９日間「ポサダ」という儀式が行われます。キリストとマリアの像をひとつの家から別の家へ賛美歌を歌いながら運びます。子供たちの楽しみは、各家で振舞われる「ポンチェ」という熱いフルーツポンチ。大人用にはラムを入れてくれる家庭も♪

＜2009年のラ・フロリダのクリスマス＞

ポンチェを用意するのにお金はかかりますが、ポサダを受け入れるのはカトリックの家にとって誇りです。私の友達のヘイディの家では今年は家が壊れて危ないのでポサダを受け入れることができないと残念そうに話していました。

＜ミサの様子＞

クリスマスイブには大きなミサが行われ、一晩中花火が打ち上げられます。花火といっても音だけすごくてあまり花は開きません:-) フロリダでのクリスマスの眠りたくても眠れたものではありません(笑)普段はコーヒー豆の収入で華やかなクリスマスですが、今年は花火の数も少ないそうです。

来年こそは安心して盛大なクリスマスを迎えられるように、皆様のご協力をよろしくお願いいたします！！