あの日の証言①

おはようございます。プロジェクトスタートから2日間で目標の30%のご支援を頂きました！皆様のお気持ち誠にありがとうございます。

 

これからこのページを通じてラ・フロリダの生の声をお伝えできたらと思います。

最初は、私の尊敬するアナスタシオさん（通称ドン・タショ）です。ドン・タショはラ・フロリダを支えるリーダーの一人。彼の役目は毎日の仕事を住人に割り当てること。そして、それが遂行されているかを確認するというとても大事な仕事です。その他、はちみつの生産の担当にもなっています。

 

今朝ラ・フロリダに電話インタビューしました♪

 

＜ドン・タショと孫のラウラちゃん。家の前で＞

 

り　み：11/7に地震が起きた時何処にいたの？

 

タショ：その日は養蜂所（農園内の一区画）ではちみつの収穫をしてたんだよ。そしたら朝10:30ぐらいにものすごい大きな地震が来て、養蜂用の箱がひとつ残らず床に落ちてしまった。はちみつが全部だめになっちゃったんだよ。

揺れが収まったから、とりあえず落ちた箱を片付けて家に戻った。私の家は幸運にも被害がなかった。でも両隣の家を含めて12軒の家が壊れてしまったんだ。

 

＜養蜂所でお手伝いをしている私。写真を取ってくれたのがドン・タショでした★＞

 

り　み：今はみんなどんな仕事をしてるの？

 

タショ：今はコーヒーの収穫の最後の時期なんだ。あと20日ぐらいで収穫が終わるよ。コーヒーの加工機械の水道管が壊れてしばらくコーヒーの加工ができなかったけど、自分たちで直せるところは直して何とか施設に水を届けてる。

 

り　み：日本でも、今日(グアテマラ時間の12/21)はマヤ暦の最後の日だって有名だけどみんなはどういう日を過ごしてるの？

 

タショ：今日の正午から新しい時代が始まったんだよ。今日はここからも15人がAbaj Takalik（ラ・フロリダ近くのマヤ遺跡）のマヤ・セレモニーに参加しに行ったよ。私は仕事があるからここに残ってるんだ。

 

ということでした。「リミ、支援してくれている日本の皆さんにとても感謝していると伝えてくれ」と言われました。新しい暦が始まった今日、皆様からのご支援がラ・フロリダ共同体に「希望」をもたらしています。