プロジェクト概要

日本ではほとんど報道されていない地震被害
グアテマラの農民に復興の足がかりを

 

こんにちは!村井里実子と申します。

みなさんは2012年11月7日に中米グアテマラ共和国がマグニチュード7.4の大地震に襲われたことをご存知ですか?私が2007年から約1年を過ごしたコーヒー生産共同体「ラ・フロリダ」は震源地からほど近く、コーヒー加工施設の破損や家屋への被害により苦境に立たされています。

 

日本だったら政府からの緊急支援ですぐに復旧できる規模の被害です。しかし、グアテマラ政府からの支援は全くありません。

 

被害のあった施設や家屋の復旧のため、みなさまからのご支援をよろしくおねがいいたします!
 

 

ラ・フロリダ共同体との出会い

 

私は、スペイン語を話す夢を叶えるために2007年にグアテマラに旅立ちました。私が通っていた学校は、語学だけではなくグアテマラの内戦や社会問題についても熱心に教えてくれました。ある日、「政府と命がけで交渉をして土地を手に入れた農民たちがいる」という話を耳にし、<ラ・フロリダ>という共同体にどうしても行ってみたくなったのです。

 

ラ・フロリダは、ケツァルテナンゴ州のジャングルにある30家族が暮らすコーヒー生産者のコミュニティーです。

 

            <ラ・フロリダのメインストリート>

 

恐る恐る訪れたラ・フロリダの人達は、あっけにとられる程気さくに私を迎え入れてくれました。通りにはいつも彼らの威勢のいい挨拶と笑い声が響いていました。コーヒー収穫のお手伝いをしながら彼らの辿ってきた歴史を聞き、その生きざまに深く感動した私は、1年半の中米滞在の大半をこの地で過ごしました。

 

                        <ペレス家の子どもたちと>
 

土地なし農民たちの闘い

 

元々土地を持っていなかったラ・フロリダの住人たちは、農園主のいる別のコーヒー農園で働いていました。グアテマラでは多くの農民は小作農として働いており、それが貧困の大きな原因となっていました。農園での劣悪な環境に耐えかねた彼らは、自分たちの土地を求めて立ちあがりました。1984年の事でした。

  

時代はくしくもグアテマラの内戦の真っ只中。農民運動を起こすのは大変危険な行為でした。1960年から36年続いた内戦で犠牲になった20万人の多くが、マヤ系の先住民や彼らのような農民リーダーだったからです。

 

彼らの命がけの行動は20年を経てようやく実を結び、2005年に政府から農園跡地の利用が認められました。こうして彼らは共同体としての一歩を踏み出したのです。

 

                              <毎週木曜日は住民全員参加の集会の日>

 

初めて手にした自由

 

ラ・フロリダ共同体での日給は約250円と、以前の農園とほぼ同じ。しかし、共同体として歩み出したことで生活は大きく変わりました。共同体に関する事柄は全て住人同士が話し合って決定します。裕福な農園主の言いなりになる日々から一転、一人一人が自分の意見を口にする権利を得たのです。日本にいる私達にとってはごく当たり前の権利ですが、彼らにとっては生まれて初めて手にする「自由」でした。

 

ラ・フロリダでは教育委員会や健康委員会、警備委員会など生活に必要な委員会を作ってそれぞれの住人が責任を分担しています。また、労働組合を通じて、他の農園の視察に行ったり、専門家による講義など受けながら一人一人が能力を開花させています。

 

<エコ・ツーリズム講座修了式でスピーチをするドーニャ・マリアは受講者最高齢。御年77歳!>

 

環境意識も高く、農園内の作物は全て有機農法で栽培しています。2010年には念願だった有機コーヒーの認証を受けました。その他、はちみつやマカダミアの販売、外国人のボランティアを宿泊させるエコ・ツーリズム・プロジェクトなど新たな事業を始めることで生活も安定してきました。

 

大きなつめ跡を残した地震

 

全てが軌道に乗り始めていた矢先の2012年11月7日、グアテマラ沖を震源としたマグニチュード7.4の大地震はラ・フロリダにも大きな被害をおよぼしました。

 

<写真の説明>

1.  コーヒー加工機械の水道管が壊れてしまい、加工できないコーヒー豆は半額以下の安い値段しかつきません。

2.  1年間育てた苗木の多くが折損。来年の作付分は新たに購入する必要があります。

3.  木とトタンでできた家はもろく、10家族の家屋に土台が崩れる、壁が壊れるなどの被害が出ました。仮設住宅などはないため、震災から1か月以上たった今も大半の住人は、壊れて危険な家に住み続けています。

4.   大事な収入源であるエコツーリズム・プロジェクトの宿泊施設も壊れ、つっかえ棒で支えている状態です。お客様を受け入れることができません。

 

その他、養蜂場の倒壊により8割のはちみつが出荷できなくなるという大きな痛手をこうむりました。

 

これまでどんな困難にも打ち勝ってきたラ・フロリダのみんなも、今回の地震被害には頭を抱えています。政府にも支援要請をしましたが返事はありません。共同体リーダーのドン・エステバンは言っています。「政府は貧しい人々のことは気にかけていないんだ。他の解決策を探さなきゃいけないよ。」

 

<"Tenemos que avansar"(私達は前に進み続けなきゃいけないんだ) ラ・フロリダのみんなの口癖です。>

 

大きな目標に向かって

 

ラ・フロリダ共同体の大きな目標、それは<貧困から抜け出すこと>。私は、5年間この共同体の取り組みを見てきました。ラ・フロリダを訪れるたびに、彼らの暮らしが少しずつ、でも、着実に良くなっていくのを目の当たりにするのは、とても嬉しいことでした。

 

今回の地震被害は、彼らの歩みを妨げる大きな障害になっています。
家屋や施設を復旧し、コーヒー生産や他のプロジェクトを軌道に戻すことが緊急課題です。

 

これまで権力に屈せず、貧しさに屈せず、ひたすら努力を続けてきたラ・フロリダの住人たちが大きな目標に向かって進み続けられるよう、お手伝いしたいと思っています。

 

皆様のご支援、よろしくお願いいたします。

 

 

ラ・フロリダ共同体の奮闘を多く人に知ってもらうために2010年に作った紹介フィルムです。是非ご覧ください。

 

 

 

 

<引換券について>

10,000円以上のご支援を頂いた方は、グアテマラの先生とSkypeでスペイン語講座を受講していただけます。担当は、恋愛トーク大好きなセクシーマダム、ミリアム先生(写真1)、またはプロサッカー選手を目指していたイケメン、ティト先生(写真2)。二人ともラ・フロリダに近いコロンバ市在住で、ラ・フロリダをよく知る支援者です。経験豊富な先生なので全くの初心者の方もOK!挨拶から始めましょう。Hola! Como estas?

 

 

スペイン語はちょっと、、、という方へのオプションとして、10,000円のご支援を頂いた方向けのマヤ・グッズ、30,000円の支援を頂いた方へのグアテマラの絵画をご用意しています。上記写真3に写っているのが私の大事な友人であり画家のCesar Pinto氏です。ケツァルテナンゴ市在住。ラ・フロリダを応援している一人です。

マヤ・グッズと、Cesar Pintoの絵画はこちらのウェブサイトからご覧いただけます。ほとんどが一点ものですので、ご希望に添えない場合もあるかと思います。その場合はこちらでお選びいたしますのでどうぞご了承ください。

https://picasaweb.google.com/101744244684639406208/IkEnuH?authuser=0&authkey=Gv1sRgCOfK7MidpZGx9wE&feat=directlink

 

 

≪ラ・フロリダ共同体 FInca Comunitaria La Florida≫

ホームページ:www.fincalaflorida.com(英語・スペイン語)

Facebook : “Me Encanta La Florida”https://www.facebook.com/groups/59483145738/

 


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