【健口適塾７】歯磨きの仕方

 

「健口適塾」の最後は「具体的な歯の磨き方」です。５つのポイントをお話をします。

 

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１．持ち方： 持ち方は「鉛筆持ち（ペングリップ）」です。手のひら全体で握る「パームグリップ」は力が入り過ぎますのでダメです。

 

２．方法： むし歯予防では毛先が真横の「スクラビング法」、歯周病予防では毛先が斜め45度の「バス法」。歯茎から血が出る歯周病では「ローリング法」をお勧めします。

 

3．3ポイント：  （１）歯の列に沿わせ、（２）歯に少し押し当てて（弱いと刷掃能力が出ない）、（3）3～4㎜程度で小刻みに横磨きをしてください。

 

４．磨く順序：磨き残しのないように自分で磨く順序を決めてください。

 

５．磨き難い場所の自己把握： 自分の歯で磨き難い場所を覚えておきましょう。

　　例えば、歯が凹んでいるなら横磨きでは毛先が届かないので縦磨きとしたり、また上あご一番奥の歯の「ほっぺた側」はよく虫歯になります。大きく口を開け過ぎると下あごの骨の一部（専門用語で筋突起といいます）が前に来て邪魔するので、歯ブラシの頭が入りにくい人もいます。そんな人はあまり大きく口を開けず、下あごを横にずらすなどを歯ブラシの毛先を奥まで入れてください。

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以上で「健口適塾」は終わります。私見ですがお読み頂き、ありがとうとうございました。

 

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「健口適塾」は「歯と口にまつわる健康」についてのコーナーです。発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。（文責：十河基文）

 

👈健口適塾の第６回目はコチラ

 

 

■最後に：

クラウドファンディングもあと残すところ35時間です。第2目標は達成したものの、1つでも多く盲学校に、また1人でも多く視覚障害者に健口を届けるために、最後まで「拡散」などのお力添えを頂戴できれば幸いです：m(__)m。