視覚障がいのある方に「触ってわかる」歯の模型で「健口」を！

ご支援いただいた皆様方へ

大阪大学歯学部附属病院　磯村恵美子です。ご無沙汰をしております。
1つご案内させて頂きたく、メッセージを送らせて頂きました。

阪大歯学部として5件目のクラウドファンディングが現在行われています。
よろしければ「拡散」などを含めて、ご支援いただければ幸いです。
https://readyfor.jp/projects/handai-hamokei

■内容：
「視覚障がい者にも分け隔てなく”健口”を！」をスローガンに行っているプロジェクトです。

むし歯や歯周病にならないための「予防」の観点から、日々の「歯磨き」は重要です。
歯磨き指導において、晴眼者（目の見える方）であれば「手鏡」を持って
自分の口の中を見てもらいながら「歯磨き指導」が行われますが、視覚に障害があると出来ません。

そこで、クラウドファンディングで集まった資金によって、
触ってわかる8倍大サイズの歯の模型を「子ども用」と「大人用」の1セットで作ります。
なお、裏面の磁石によって歯は患者さんごとの「歯並び」に似せることが出来る模型です。
そんな模型を全国120ヶ所（全国盲学校67校、全国歯科大学附属病院・障害者歯科の29施設など）に無償配布します。

そして、子どもの頃は盲学校でむし歯予防を、また大人になればむし歯に歯周病も加わりますが
ご自分の「かかりつけ歯科医院」での定期的な検診の前に、視覚障がい者が希望をすれば
全国どこでも、いつでも、誰でも「触ってわかる歯の模型の貸出」が出来る仕組み作りのチャレンジをしています。

是非とも、ご支援をお願いできれば幸いです。

■追伸
 なお、模型の使い方は、下記をご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/handai-hamokei/announcements/192531（ホームページ「概要」から抜粋）
https://www.asahi.com/video/articles/ASPC8552GPC5PTIL00K.html?iref=video_ranking_rank17（朝日デジタルより）