「三輪車に乗る！」という楽しみを叶えるために

12月3日は国際障害者の日。

シリアでは適切な医療を受けられなかったり、爆撃に巻き込まれたために障害を負ってしまった方々が数多く発生しています。こちらの兄弟は２人とも片足を切断するという大怪我を負いました。それでも、残された足を使って上手に階段を上り下りしたりと、生活する術を身につけていく強さがあります。

弟さんは、三輪車が大好きで、サドルにまたがって楽しそうです。

まだ小さいので「両足で漕ぐことができないんだ」なんて気にしません！

この子の素直な「僕は、やりたいことをする！」という気持ちの芽を摘んでしまわないように、私たちは最大限の努力をしなくてはならないと思い知らされます。

カフル・ノボル病院はこういった方々に必要とされる外科手術も提供しています。

12月3日は国際障害者の日。

「障害者の権利に関する条約」(The Conventions of the rights of the persons with disabilities) が唱えるように、障害をお持ちの方が社会の平等で価値あるメンバーとして、その潜在能力をフルに発揮できるように活動する日でもあります。