支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 37人
- 募集終了日
- 2014年8月29日
東日本大震災。
皆さまこんにちは。
「はぴはぴ」編集長の平田麻子です。
土曜日は息子の学童の保護者会でした。
本日、日曜日は久しぶりに晴れそうなので、お布団を干したいです!
週末も母はバタバタですね。
さて、私が「はぴはぴ」を創刊するまでのストーリー4回目。
産後うつを脱して、職場復帰もした私。
その後、2回目の産休・育休をいただいて娘を出産しました。
娘が1歳になる2012年の8月に、職場復帰をする予定でした。
育児休業中の2011年3月、あの東日本大震災が起きました。
その日、3歳7ヶ月となっていた息子はいつものように朝から保育園に。
生後6ヶ月の娘は13時から3時間の予定で、ベビーシッターさんのご自宅でお世話になっていました。
私は、ベビーシッターさんの家で娘と別れた後、所用で横浜から都内へ。
都内で、私は14時46分を迎えました。
大きな突き上げるような揺れが続いて、立っていられないほど。
足元が崩れ落ちて行くような恐怖。
テーブルの上のグラスが落ちて割れ、本棚の本が飛び出すようにして落ちました。
ビルの7階から非常階段をつかって地上に降りると、
工事中の隣のビルの最上部にあったクレーンがグラグラと大きく揺れていて、落ちてくるのではないかと怖かったのを覚えています。
余震が続き、電話が繋がらず電車も動かない状況の中で、子どもたちの無事がなかなか確認できず、パニックになりそうな自分を抑えるのに必死でした。
結局、帰宅難民となった私が子ども達と会えたのは、日付が変わった翌日未明。
子ども達は保育園とシッターさんが安全に保護してくださって、その後、深夜に夫がそれぞれの場所からピックアップしてくれて、夫の実家ですやすやと寝息を立てていました。
娘に授乳しながら、やっと会えたという安心感で力が抜けました。
もちろん東北で大変な被害にあわれた方たちとは比べるべくも無いのですが、
これが私の3月11日の体験でした。
それから、育児休業期間が終わって職場に復帰する予定の8月まで、
自分の働き方、生き方について悩む日々が始まりました。
いざというときに子どもを歩いて迎えに行ける距離で働きたい。
複数の部下を抱える立場である夫は、部下やお客様を放り出して我が子を迎えに走ることはできないだろう。
仕事をやめる…?
でも、私は働くことが好き。
仕事をするという生き方は手放したくない。
そんなある日、自宅の隣の家の奥さんから、お茶のお誘いがありました。
震災直後の3月下旬だったと思います。
子どもたちを遊ばせながら、お茶でも飲みましょう、と声をかけてくれたのは、
会えば挨拶を交わす程度で、お互いに「お隣の奥さん」という認識でしかなかった、
そして、その後「はぴはぴ」を一緒に創刊することになる編集部の岸本でした。
2人でいろいろな話をしました。
私の仕事のこと。ベビーマッサージサークルのこと。子どもたちや夫のこと。
岸本がプロ級の腕をもつパン作りの話。出身地の話や、ご家族のこと。
余震も続き、原発事故の行方もわからず、日本中が混乱していたあの時期。
お互いに小さい子どもをもつ母親、何かあったら助け合おうねと話し合って、
なんだかとてもとても、安心しました。
自分の暮らす地域の中に人の繋がりがあるという心強さをはっきりと実感したのは、
たぶんこの時だったと思います。
その後、何度も悩んで悩んで、私は退社することを決めました。
そして、何かの形でずっと仕事を続けることも、同時に決めました。
(明日へ続く)
リターン
3,000円
お礼のメール
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
●表紙のねぞうアートをデザインしたポストカードにお礼のメッセージを添えて(デザインはバックナンバー分から1枚)
●完成した「はぴはぴ」10号を1部
●冊子にお名前の掲載
●和菓子「浜梨物語」【3個入】
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
お礼のメール
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
●表紙のねぞうアートをデザインしたポストカードにお礼のメッセージを添えて(デザインはバックナンバー分から1枚)
●完成した「はぴはぴ」10号を1部
●冊子にお名前の掲載
●和菓子「浜梨物語」【3個入】
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし

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- 総計
- 78人

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- 現在
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- 62,061,000円
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