支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 37人
- 募集終了日
- 2014年8月29日
産後鬱を経験して。(その3)
皆さまこんにちは。
「はぴはぴ」編集長の平田麻子です。
公開5日目、達成率は23%となりました。
ドキドキしながら迎えた公開初日から今日まで、本当にたくさんの皆様に
ご支援や情報拡散のご協力、励ましの声などいただき、感謝です。
本当にありがとうございます!
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
さて、私が「はぴはぴ」を立ち上げるまでのお話、3日目。
産後鬱から少しずつ回復し、気分も安定してきたのは息子が生後4ヶ月頃のことでした。
なるべく外にでかけて太陽の光を浴びたり、人と話したりしたほうがいいという
カウンセラーの方のアドバイスもあり、SNSを通じて近所に住むお母さんと友達になったり、子育て支援センターに出掛けたりして、少しずつ横浜にも知り合いが増えてきました。
当時、私が住んでいた地域の中には、あまり赤ちゃんを連れて出掛けられる場所がなく、自宅から電車で20分くらいのところにベビーマッサージのサークルを見つけて参加するようになりました。息子と一緒にベビースイミングに参加したりもしました。
「自宅にずっと子どもと2人でいると、また鬱状態になってしまうかもしれない」
という恐怖心もあり、ひたすらアクティブに出歩いていたのを覚えています。
ベビーマッサージがとても楽しかったので、息子をモデルにベビーマッサージの勉強をはじめたのは、息子が生後6ヶ月の頃。
勉強の過程で産後鬱のことも少し詳しく学ぶ機会があり、改めて自分がギリギリのところに立っていたことを実感しました。
私は偶然、病院から掛かってきた電話で救われたけれど、もしあの電話がなかったら、本当に最悪の結末が待っていた可能性もゼロではなかった。そう思うと改めてとても恐怖を感じました。
息子が1歳の誕生日を迎え、私は職場に復帰しました。
息子は保育園生活のスタートです。
私は、職場がとても好きでした。
職場のみんなも私の復職をあたたかく迎えてくれましたし、
保育園の送り迎えがある私のために、定時を30分前倒ししての出勤・退勤を認めていただき、かなり仕事も融通していただきました。
朝、息子と保育園で別れてからは、職場で「私」として仕事をして
夕方、息子と再開してからは「お母さん」として育児をする。
そんなメリハリのある生活も、私には向いていました。
でも、みんなが活気づいてワイワイと盛り上がり、新しいアイデアがでたりする夕方に、「お迎えがあるので」と帰らなければならない自分の立場を考えると、職場に申し訳なさを感じたり、仕事に物足りなさを感じたり、仲間から一歩遠い存在になってしまったような一抹の寂しさを覚えていたのも事実です。
そうして会社員として復職して2年がすぎ、私は再び、第2子出産のために産休をいただくことになりました。この2年の間に自宅を引っ越していた我が家、また近所には誰も知り合いがいない状態での産休スタートです。
もう前回と同じ失敗はするまい、自宅に引きこもるのはやめてなるべく外に出て、人と会おうと心に誓い、娘が生後2ヶ月の頃にベビーマッサージサークルを自分で立ち上げることにしました。そこで、娘と同じくらいの月齢の赤ちゃんを持つお母さんたちと他愛もないおしゃべりをしたり、育児情報を交換したりすることがとてもいい気分転換になりました。
(息子3歳、娘0ヶ月)
そして同時に、子どもたちのためにも自分の心を守ろう、と夫はもちろん、一時保育やベビーシッターさんなどにも積極的に娘を預ける機会をつくるようにしました。
我が家の夫は仕事柄、休みも不規則で朝も早く帰宅も深夜になることが多いため、特にシッターさんには何度もお世話になりました。
そして、息子が3歳7ヶ月、娘が生後6ヶ月になった2011年3月11日。東日本大震災が起きたのです。
(明日に続く)
リターン
3,000円
お礼のメール
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
●表紙のねぞうアートをデザインしたポストカードにお礼のメッセージを添えて(デザインはバックナンバー分から1枚)
●完成した「はぴはぴ」10号を1部
●冊子にお名前の掲載
●和菓子「浜梨物語」【3個入】
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
●手書きのお礼メッセージ
●表紙のねぞうアートをデザインしたポストカード5枚組
●完成した「はぴはぴ」10号を5部
●冊子にお名前およびロゴ(ご希望の方)の掲載
●和菓子「浜梨物語」【6個入】
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
●手書きのお礼メッセージ
●表紙のねぞうアートをデザインしたポストカード5枚組
●完成した「はぴはぴ」10号を20部
●和菓子「浜梨物語」【12個入】
●「はぴはぴ」ウェブサイトにバナー掲出1年間。
●「はぴはぴ」10号の表4(裏表紙)1ページへの広告掲載。
※完全データ入稿とし、編集部でのデータ制作は別途ご相談となります。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 完売