協会にいる犬たち～繁殖犬～

お世話になっております🙇‍♀️

 

プロジェクトも折り返し、残り１か月となりました！皆様いかがお過ごしでしょうか。

現在の達成率は48％、目標までもう少し頑張らないと厳しいかもしれない状況ですが、何とか頑張っています💦💦💦

視覚障がい者の明るい未来を実現する盲導犬の育成費にご支援を！

 

協会では、つい先日パピーウォーカーさんのお家から協会に戻ってきた犬たちが元気いっぱいに過ごしております🐶

おもちゃで遊んでいます

 

 

今回は、本プロジェクトで支援を募っている対象の犬たちのうち「繁殖犬」についてお話したいと思います✨

 

「繁殖犬」と聞くと、正直あまり良いイメージを持たれない方が多いのではないでしょうか？？

そこで、兵庫盲導犬協会の繁殖犬についてご説明させていただきます！すこしでも「繁殖犬」について知っていただくきっかけになればうれしいです🙌

 

 

 

当協会の繁殖犬は「お父さん犬」と「お母さん犬」に分かれています。

生後半年頃からお父さん/お母さんに向いているかどうかを性格・体質・検査結果などから評価し判断しています。「この子の性格を後世に残したい」「この子の体の丈夫さを継いでいきたい」など、ここで書ききれるものではありませんが、様々な理由から選抜された、いわば優等生なのです🐶✨

選ばれた後は、繁殖犬ボランティアさんのお家でお仕事を待ちます。

お仕事以外の時は、普通のお家のわんちゃんと同じように好きに過ごしてもらっています。

（健康管理は本当に気を使っていただいています💦ボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます🙇‍♀️）

 

いい笑顔のお父さん犬ですね

 

 

そんな繁殖犬たちのお仕事内容は、次の通りです

 

👨🏻‍🦱🐶お父さん犬

　お母さん犬のヒート(発情期)に合わせ、協会に来て交配に挑戦する

　おおよそ10歳で引退をします。

👩🏻🐶お母さん犬

　ヒート(発情期)に交配に挑戦し無事赤ちゃんができたら、出産、育児を行う

　２回の出産もしくは６歳になった時点で引退します。

 

お父さん犬は体力がもつ限り…といったところではありますが、お母さん犬に関しては体への影響と健康を鑑みて、基準を設けています。産めるようになったらすぐに産ませる！毎年出産させる！といったことは一切しておりません。

 

たくさんの候補犬がいることは良い事かもしれませんが、人間が犬たちの良い環境を維持できない、管理できなくなるほど犬たちを抱えるという事態があってはならないと考えています。また、お母さん犬とお父さん犬の相性なども考慮した上で、計画を立てて準備をして交配・出産に挑んでいます。

 

 

犬たちの健やかな心身あっての盲導犬事業…その基幹となる「繁殖」という部分を担ってくれている重要な存在、それが「繁殖犬」です🐶

 

普段はボランティアさんのお家で過ごしていますが、フードや受診費などは皆様からいただいたご支援で賄わせていただいております。

お家でハロウィンの仮装をするかわいいお父さん犬です

 

本プロジェクトでいただいたご支援は、繁殖犬たちのためにも活用されます✨

 

皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします🙇‍♀️

視覚障がい者の明るい未来を実現する盲導犬の育成費にご支援を！