こんにちは。2017年春のGVプログラムチームのサブリーダーを務めます、三井優太朗です。

自分が今回のGVプログラムにサブリーダーとして参加することを決めた経緯について書き記そうと思います。


自分はちょうど1年前の春に初めてGVプログラムに参加しました。
飛行機にすら乗ったことの無かった自分はGVプログラムへの参加経験がある先輩方や海外経験豊富な他の同期メンバーに連れて行ってもらった形で、ついて行くだけで精一杯でした。

去年の春はインドのポンディシェリに行きました。初めてのGVプログラムの中で自分自身に対してショックを受けた出来事がありました。

その一つ目は現地に着いた翌朝、村の訪問に行きました。多くの村の人が歓迎してくれました。
村の中を回っている途中、年配の女性が自分たちを歓迎してくれました。歓迎のハグもしてもらいました。まだ本格的なワークもしていないのに、その女性は“来てくれてありがとう”という様子で涙目でした。自分は笑顔でハグを返しました。しかし、そのハグを僕は純粋な気持ち、同じ温度で返すことが出来ませんでした。
その女性の身なりは決して清潔と呼べるものではなく、自分は心のどこかで良くない感情を抱いていました。確実に一瞬、ハグすることをためらいました。
この村の人を支援をしに来ているのに、その村の人たちを心のどこかで避けているような。自分自身の中の大きな矛盾に気付かされた瞬間でした。

2つ目の出来事はワーク後にリフレッシュを兼ねて海へ出掛けている途中、物乞いの男の子に出会いました。その男の子もやはり見るからに清潔な状態ではありませんでした。自分はその場からすぐに去りましたが、メンバーの何人かはその子と話をして少しのお金をあげているメンバーもいました。

部屋に帰ってからのチームの全体ミーティングでその時の話をしました。
議題は“お金をあげることが本当にその子のためになるかどうか”でした。
自分は男の子に遭遇した瞬間、真っ先に自分自身を優先しました。病気を持っていたらどうしよう。というような考えが浮かんだからです。ミーティングをして初めてその子の今後について考えました。

初めての海外、初めて見る光景ということも少なからず影響していると思いますが、ボランティアとして支援をしに来ている人間がこんな心の汚い人間でいいのかと自己嫌悪に陥りました。
二つ目の出来事についてはミーティングで当時の本当の心情を打ち明けました。
先輩たちや他のメンバーは自分を認めてくれました。こういったことに目を向け、知り、悩む過程が大切だと言ってくれました。頼りになる先輩たちでした。

一瞬でもハグをためらった自分、その子から逃げるように去った自分がいました。それは自分が理想としている姿ではありませんでしたが、当時の自分の気持ちと向き合うことで文字や言葉には出来ない成長があったと思います。

今回のチームは半数以上が初めてGVプログラムに参加するメンバーです。
初めて目の当たりにすることを通して悩んだり葛藤するであろうメンバーを今度は自分が支えてあげたくて、一人一人のそのままの気持ちを否定することなく認めてあげられるようなチーム作りをしていきたくてサブリーダーとして参加することを決意しました。

GVプログラムの目的は恵まれない方々に家を建てることで「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指す活動であり、住居建築活動です。
ただその過程でここには書ききれないほどの壁にぶつかり、多くの気付きがあり、自分と向き合って考えることをします。そのほんの一例を書きました。
自分はそういった部分も大切にしたいと思っています。

自分は貧困解決という面から見た時に、このGVプログラムを最も有効な活動だとは思いません。
ただ家を建てるだけなら、もっと効率良く現地の人を支援する方法がいくらでもあるからです。

しかし、人と人との繋がりや経験などを含め温かく学生の自分たちにも出来る、最も人間らしい支援がこのGVプログラムだと思います。

皆様からの支援は現地の人のために使われるだけでなく、自分たちが現地で頑張る原動力にもなります。
ここまで読んで頂いただけでもありがたいです。
ご協力よろしくお願いします。

※端末の調子が悪く、写真を載せられませんでした。
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