【能登半島地震】祖父母の代から続くブルーベリー産業を次の世代に!
【能登半島地震】祖父母の代から続くブルーベリー産業を次の世代に!

支援総額

3,763,000

目標金額 3,000,000円

支援者
240人
募集終了日
2024年3月3日

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2024年02月23日 10:15

目標金額の達成のご報告とお礼

2月22日、当初目標としていた金額300万円を達成いたしました。

たくさんの皆さまからのご支援、お心寄せのおかげです。

改めて深くお礼を申し上げます。

 

 

地震からの出来事をこの場をお借りして振り返らせていただきたいと思います。

 

地震後すぐの時は事業の復旧などには考えが及ばず、家族と共に朝を待つことが精いっぱいの日々でした。そんな私に一本の連絡が入り、そこから事業再開に向けてのスタートが切られました。

 

金沢でドーナツ店を営む㈱ウフフ代表の志賀社長からの、「自分たちにオンラインショップの運営代行を任せてもらえない?」という申し出でした。志賀社長は珠洲市の生まれで、ご実家のご両親も被災している状況。そんな中、取引先の私たちの農園を気遣ってくれる優しさに本当に救われる思いでした。

私はすぐにありがたく受けることにし、そこから準備が始まりました。

ウフフさんの方ではすぐにオンラインショップメニューの再構築。さらに自分たちの商品であるドーナツやスコーンも商品としてラインナップに入れて下さり、その売り上げもすべて農園に寄付するという形の提案でした。

 

私の方ではまだ物流が整っていない能登からどうやって商品の在庫を金沢まで運ぶか、というところで難儀しましたが、一番近くのクロネコヤマト営業所になる七尾市まで商品を持ち込み、金沢まで送ってもらうことができました。普段は加工場から車で1時間ほどの距離ですが、その当時は倍以上の時間がかかりました。

 

それでもそのまま陽の目を見ることなく廃棄されるはずだった商品たちが無事ウフフさんの元へ着き、そこからお客様の手に届くことがとてもホッとし、ありがたい思いでいっぱいでした。

 

そこからは毎日ウフフチームとのやり取りが続き、約ひと月の間、たくさんの方にオンラインショップの商品をご購入いただけました。受注管理から商品梱包、発送、発送連絡、お問合せ対応などたくさんの作業がある中、ウフフのスタッフ皆さんに助けていただきました。

私は能登にいて、何もできないですが、みんなの連携が手に取るように感じられ、日々感謝し、さらにウフフのみなさんの仕事の手早さに驚かされ、とても勉強させていただきました。

また、そのチームに金沢組としてうちの農園スタッフ、園(その)も混ぜてもらい、連携して動いてもらいました。発災当時実家のある白山市に帰省していた園が無事でいたことも心の支えになりました。

 

これまで農園の加工場で製造していたブルーベリーソースでしたが、加工場の被災が大きく、まだまだ復旧のめどが立っていません。そんな中、金沢の農家仲間のきよし農園さんが手を差し伸べてくれました。きよし農園さんでは柚子栽培を中心に、柚子のピール煮などの商品を自社製造しています。また自社で工場兼お店も持ち、お互いに切磋琢磨しながらがんばってきた農家仲間の一人です。きよし農園さんのご厚意でブルーベリーソースの製造も金沢で続けられることになりました。

たくさんの仲間に支えられて、ひらみゆき農園は一歩踏み出すことが出来ています。

本当にありがとうございます。

 

私の方では能登町被災地で炊き出しのお手伝いや地域の避難所のお手伝いなどもさせてもらいながら、自宅や加工場の片付けを少しずつ進めています。

また炊き出しでは、北陸チャリティーレストランさん、チームこのへんさん、レインボープライドさんのチームと共に、ウフフドーナチュを配らせてもらったり、とても素敵な機会をいただきました。

 

北陸チャリティーレストラン、チームこのへんさんには震災直後から物資を運んでもらったり、柳田避難所、小学校、中学校に温かい食事を提供してもらったり、まだ地震後一度もちゃんと笑えてない、という時期に助けていただきました。温かい食事や人の温かい想いが人を元気にしたり、笑顔にしたりすることを実感する出来事でした。

 

シェイププランニングさん、ほっとのっとさん、香土さんなど他にも本当にたくさんの方が直接能登へ物資を届けに走ってくれました。1月はまだ道路も地獄みたいな中でした。

本当に危険な中助けに来てくれてありがとうございました。

 

そして1月3日にはすでに一度能登入りしていたZESDAの瀬崎さん、その気持ちの大きさに感謝いたします。

 

 

 

いまは現地スタッフと畑の現状を確認する作業も続けていますが、現状を把握するだけでも時間がかかりそうです。また、余震や雨や雪により、見に行くたびに被害が少しずつ大きくなっていっていることも気がかりです。

 

先日から災害ごみの受入れがはじまり、スタッフの中森と息子たちの手を借り、災害ごみを出し始めました。先はまだまだ長いですが、今できることをひとつずつ進めたいと思います。

 

 

能登町では一部水道が復旧した地域も見え始め少しずつ復旧の動きが見えてきています。

仕事が始まった人もいます。

でもまだ、2ヵ月経っていないのです。

 

今も避難所生活で、そこから学校へ登校したり、仕事へ通勤したりしている人もたくさんいます。

現地の人々の生活はまだ炊き出しに頼る日々です。

これはまだ入り口で、まず復旧の後にはこれから本当に大変な復興に向けての道がはじまります。

 

私たちは能登で生きる

 

そして能登にまた人が訪れ、笑顔になる

 

そんな日がくるまで頑張ります。

 

そして農園は、これからも産業として地域の特産品としてのブルーベリーを守っていきたい

 

 

3月からは金沢で、スタッフ園(その)が農園のキッチンカーを出店する準備も始めています。

その時には金沢の皆さま、どうぞ園を励ましてやってください。よろしくお願いいたします。

 

 

長くなりましたが、地震からこれまでを少し振り返る時間をいただきました。

ここではすべてお伝えしきれなくて申し訳ございません。

本当に日々感謝の毎日です。

 

皆さんのご支援のおかげで目標金額に到達しましたが、クラウドファンディングを達成する事が目標ではなく、また農園をきっかけに能登を訪れてもらえるようにすることが私たちの使命です。

目標金額を再設定し、ネクストゴールにチャレンジしていきたいと思います。どうぞ引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

 

ひらみゆき農園

代表 平 美由記

リターン

3,000+システム利用料


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御礼のメール(3,000円)

メールのみで、物の送付はありません。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
61
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

10,000+システム利用料


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御礼のメール(10,000円)

メールの内容は3,000円と同じものとなります。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

3,000+システム利用料


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御礼のメール(3,000円)

メールのみで、物の送付はありません。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
61
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

10,000+システム利用料


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御礼のメール(10,000円)

メールの内容は3,000円と同じものとなります。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月
1 ~ 1/ 12


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