【能登半島地震】祖父母の代から続くブルーベリー産業を次の世代に!

【能登半島地震】祖父母の代から続くブルーベリー産業を次の世代に!

支援総額

3,763,000

目標金額 3,000,000円

支援者
240人
募集終了日
2024年3月3日

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プロジェクト本文

2月22日(水) 目標金額達成のお礼とネクストゴールについて

 

多くの方々からの応援のメッセージ、ご支援をいただいて

本日目標金額の300万円を達成することができました!

改めてご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

現在、周りの方や取引先様のご支援により、ブルーベリーソースの製造や販売などが継続できる環境となりました。

先に進むことができ、ホッとしております。ありがとうございます。

ですが、能登の加工場は日に日に更なる被害が見えてきている状況です。

今朝は昨日から降り始めた雪と雨で、いったん収まっていた雨漏りが再発生しました。

 

応急処置を繰り返しながら日々を過ごす毎日です。

能登町では災害ごみの受入れがはじまり、少しずつゴミ出しをしていますが、いつ終わるのか分からない状況はあまり変化がありません。

 

そんな中、私たち農園スタッフは

皆さんに助けていただいているご恩を、自分たちのできることで少しでも地域に還元したく炊き出しに参加したり、

避難所へ炊き出しやヘアカットのボランティアを繋ぎ、今、私たちが地域のためにできることをさせていただいています。

 

こちらはまた改めて活動報告もさせていただきたいと思います。

 

今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は農園の再興に全額使用させていただきます。

しかし、目標金額を達成出来た場合、私たちには次にやりたいことがありました。

 

・能登町のブルーベリー農家さんを支援すること

 

能登ブルーベリーが産地として継続していくには私たちひとつの農園だけが再興できても叶えることが難しいと思います。

私たちの農園も産地無しには復興は図れないのです。

今回いただいた支援の一部で能登町ブルーベリー農家全体で使えるような果実選別機を導入、産地全体での復興を目指したいと思います。

 

【寄贈に関して】

寄贈先でもある「能登町ブルーベリー生産組合」様より、今回寄贈する果実選別機の受入れとクラウドファンディングのストーリーに公表されることに関しての同意を得ております。

 

また、ひらみゆき農園としても復旧にかかる資金だけでも全体で1000万円は下らない資金が必要です。

そして復旧の後は復興への道も長くかかることが予想されます。

ネクストゴール400万円を設定させていただき、引き続き支援を募らせていただきたいと思います。

 

仮にネクストゴールへ達成しなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施をさせていただく予定でおります。

引き続きご支援、お力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

日当たりの良い山の畑に植えられたブルーベリーの木。    

 

祖父母の代から何十年も大切にされてきた私たちのブルーベリー農園と加工場は、2024年1月1日に発生した能登半島地震により深刻な被害を受けました。        

 

(果樹の根本、ブルーベリー農園全域に地割が発生)

 

(大規模な土砂崩れが発生)

 

(今年収穫を期待していた新しい苗木ごと土砂に流されました)

 

(農園に行きつくのも困難な状況です)

 

これから費用をかけて整地し、ブルーベリーの木の手当ても行っていく必要があります。    

 

また深刻な被害を受けた加工場も修復していきたいです。   

 

(加工場は瓦がすべて落ち、建物の中全体に雨漏りするようになりました⇒被害内容後述 )    

 

 

▼自己紹介    

 

私たちの農園は、能登町柳田でブルーベリーを栽培している「ひらみゆき農園」です。  

 

石川県で最大規模のブルーベリー農園です。現在、1,200本のブルーベリの木を管理しています。

 

全国の飲食店や食品工場に出荷するとともに、ブルーベリー狩りができる農園として、地域の観光・産業の発展に寄与してきました。

 

私、平美由記は2010年、父の死をきっかけにこの大きな農園を引き継ぎました。

 

           

 

能登町柳田にブルーベリーが植えられたのは今から40年前の1983年です。    

 

土壌改良や研究を重ね、120軒を超える農家と共にノウハウを培ってきました。    

 

40年経った今でも、農家の数は増え続け、ブルーベリーは能登町柳田の産業として成長し続けています。    

 

私がブルーベリー農園の代表になったのは、それまで代表として働いていた父が事故で急逝した後です。

 

  

 

祖父母の代から何十年も大切にされてきた農園を自分の代で無くしたくありませんでした。    

 

産まれたばかりの四男を義両親に預け、収穫を行ったり、おんぶをして作業をすることもありました。    

 

最初の2年間は父が育てた実を収穫するだけでしたが、3年目になると実が小さく、味も酸っぱくなっているのに気づき、近所の農家さんたちに剪定や肥料のやり方を教わりました。    

 

(父と幼いころの私)    

 

(お手伝いする息子たち)    

 

栽培が軌道に乗ってくると同時に、徐々に仲間の輪も広がり、助言や協力をいただきながら、新商品の開発やブランドづくりに工夫を凝らすようになりました。    

 

私たちは、完熟のブルーベリーを一粒ずつ丁寧に手作業で収穫して、甘くて美味しいものだけを選別してお届けしています。        

 

周辺の農家からブルーベリーを買い取り、能登のブルーベリーとして販売窓口となるとともに加工も行うことで地域のブルーベリーのブランド価値向上のための取り組みも行っています。      

 

(学生たちと開発した高級ブルーベリー)    

 

また、規格外のブルーベリーも、ジャムやハンドグリームなどに加工することで販売しています。    

 

地面に落ちたり虫に食べられたブルーベリーも染料として使用します。    

 

さらに、葉や枝を薬膳師に調合してもらい薬膳茶としても販売しています。      

 

(ブルーベリー加工品の一例)        

 

農園を引き継いだ当初は作物の世話どころか草の刈り方も分からず、山の中でひとり泣きながら草をむしったこともありました。    

 

今日まで農業を続けて、商品の開発や販売に繋げることができたのは、義父母や近所の農家さんたちをはじめとする周囲の方々に助けていただいたり、ブルーベリーを楽しみに待ってくれている人たちがいたからです。    

 

私たちの農園は地域の方々の「特産品のブルーベリーを守りたい」という気持ちに支えられてきました。

 

           

 

今回の震災後も本当に多くの方から気遣いや支援のお声をいただきました。    

 

私が家族の安全と地域の避難所のことだけで明け暮れている、そんな中、早々に農園の様子を見に行ってくれたスタッフ。    

 

また、オンラインショップを代理運営してくださり、新たに寄付メニューも加えてくださった(株)ウフフ代表の志賀 嘉子さん。

 

オンラインショップ   

 

(メディア(長野放送)にも採り上げていただきました)

 

 

私たちは能登町柳田の特産品であるブルーベリーを地域の人たちや支援者の方々と一緒に守り、地域の産業を次世代に伝えるキーパーソンとなるべく、日々努力しています。    

 

被災した方々に勇気を与えられるような存在になりたいと思っています。    

 

本ページをご覧いただいたみなさまから、そのための支援がいただけましたら大変有難く思います。  

 

 

 

 

▼被害の詳細    

 

農園では土砂崩れや地割れが発生し、今後作業時や、ブルーベリーの発育に支障をもたらすため、整地を行う必要があります。

(とてつもない年月と費用がかかると想定しています)

 

 

また、細かいところでは、畑の防鳥ネットやワイヤーも破損したりもしていますが、それ以外の被害もこれから明らかになっていくと思います。 

 

ブルーベリーの加工場は瓦がすべて落ち、内部も機械や内壁等、多くのものが壊れるとともに、加工スペースには大規模な雨漏りが発生しています。

     

 

 

 

 

その後の雨の2次被害で雨漏りが発生し、建物の中に雨が降るような状態になりました。    

 

 

それが数日続き、天井が落ちてきたり、雨水が1階や事務所まで浸水しています。          

 

 

揺れで剥がれ落ちた外壁や屋根、サッシ等も含めて、加工場だけで修復費用は少なく見積もっても300万円以上はかかる想定です。    

 

農園については被害が大きすぎて、全く見当がついていません。

 

公的補助金の情報も得ながら申請も検討中ですが、ブルーベリーを実らすとともに加工体制を平時に戻し最低限の生産体制を回復させることが喫緊の課題です。

 

目先、今夏になるべく被害の小さいブルーベリーの木から採取し、加工場で保管・最低限の加工を行っていくための費用を確保したいと思っています(300万円程度想定)。

 

その後、更なる復興として、大規模な被害を受けたブルーベリー農園の整地等も行っていきます。

 

現時点で全く想定できませんが、万が一、ご寄付いただいた資金や補助等が想定額を超えた場合、農園の更なる復興や、地域のブルーベリー産業を次世代に繋ぐための活動に使わせていただきます。    

 

皆さまの支援があれば、能登のブルーベリー農園復興に大きな力となります。

 

ブルーベリー農園、ひいては能登の復興に向けて、みなさまの支援がいただけましたら本当にありがたいです。    

 

ひらみゆき農園の近況につきましてはInstagramにてお知らせしております。

よろしければフォローをお願いいたします。

 

https://www.instagram.com/hiramiyuki_farm/

プロジェクト実行責任者:
平 美由記(ひらみゆき農園)
プロジェクト実施完了日:
2025年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まった資金は、全額、能登半島地震で被災したひらみゆき農園の再建費用として使用します。加工場の補修だけで3百万円以上を要する見込みです。震災後、多くの家屋が修復を迫られているため、時期は現時点で未定ですが2年以内に家屋の修復含めて完了させる見通しを立てたいと思っています。

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リターン

3,000+システム利用料


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御礼のメール(3,000円)

メールのみで、物の送付はありません。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
61
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

10,000+システム利用料


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御礼のメール(10,000円)

メールの内容は3,000円と同じものとなります。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

3,000+システム利用料


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メールのみで、物の送付はありません。ご支援いただきまして本当にありがとうございます。

申込数
61
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制限なし
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2024年6月

10,000+システム利用料


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2024年6月
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