自分に出来る事

保護猫、里親などの言葉は聞いたことがありましたが、実際の活動内容は知らずに今回お話をお聞きしました。

初めて画像をもとに具体的事例の説明を聞き、衰弱しきった状況で発見されたり、ひどいケガを負った状況で発見されるなど様々なケースがあることも知りました。

同時に、猫がそうした状況になる背景には現在の日本の社会構造や家庭環境、個人の精神状況など様々な問題が絡んでいることも知ることができ、とても考えさせられる内容でした。

保護猫活動で注目されがちな譲渡会といった猫と保護者のマッチングの場は活動のほんの一部でしかなく、そのままでは明日にでも消えてしまう命を救ったり、

1日でも長く延命しようと尽力したり、”保護する”、”譲渡する”といった「点」の支援だけではなく、継続的に献身的な介護する、根気強くネットワークを広げるなど「線」や「面」の地道な活動をしていることを知りました。

保護される猫の現状とその背景、保護する方々の熱意ある対応、そのどちらもに衝撃を受けました。これを機に、自分で何ができるかを考えていきたいと思います。

H・T