何人にするか迷っているのですが(二人ないしは三人、もしくは五人。迷ってますね。)、一人決定しました!

写真家の喜多村みかさんです。

今年の6月に百年で写真展を開催しました。

それにあわせてインタビューもしているので、お読みいただけると嬉しいです。

http://www.100hyakunen.com/news/info/201406181209

その中でこういうことを言っています。

「私達は、何かを選んできた結果ここにいるのですが、角度を少し変えて考えて、何かを選ばなかったからここにいるという感覚というか。それはなんだろうと。不確かなものに興味があるんだと思います。昔から理由が分からないことや曖昧な考え方に惹かれるところがありました。どうしても言葉で説明できないものとか。見えないものとか。

例えばこれ(おばあさんの写真)だったら実際何を見ているかというとお寺の秘仏や貴重な掛け図なのですが、(おばさんたちは)それを見て涙を流されていました。このとき私は記録係で撮影をしていたので、おばさんたちは撮られていることを全然意識していなくて。それがよかったんでしょうね。自然な顔が撮れたように思います。実家がお寺なので、小さい頃から「この人たちは何を信じてお寺に来るんだろう」と思っていました。なにかを盲目的に信じる事で救われるという事態は、なにも宗教に限ったことではないと思うんです。」

 

本は言葉で書かれています。それでも、どんなに言葉を連ねても、わからないことがあるからこそ、私たちは本を読むんだと思います。どうして、本を読むの?、と聞かれたら、わからないからだよ、と答えます。

 

インタビューのなかでも触れている、掲載されているおばあさんの写真をみて、ぼんやりと考えていたこの企画がはっきりと見えてきました。どうして、こういう顔をしているんだろう、と。その視線の先に何があるのだろう、と。

 

本を読む人の顔、姿を見たい。そして、人を感動させたり、楽しませたり、考えさせたりさせる本、っていったいどんな存在なんだろう、と。

 

喜多村さんの写真が、どんな「本の未来」を写すのか楽しみです。

 

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