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南三陸町で入場無料の音楽祭を開催し、若者が文化交流出来る町を取り戻したい!
はじめまして。宮城県南三陸町に住んでいる佐藤圭浩と申します。生まれも育ちも南三陸町です。2014年5月24・25日両日にわたり、南三陸町歌津地区伊里前福幸商店街特設会場において、野外ロックフェスティバル「第4回南三陸HOPE FESTIVAL2014with烏合の衆」を開催します。集まった資金は、音響設備費、チラシ・ポスター等の宣伝広告費、グッズ製作費等にあてさせていただきます。
HOPEフェスティバルは様々な人たちに参加してもらうために、町内外問わず入場無料です。僕たちの想いやイベントの趣旨に賛同してくださる方に、資金面での援助をお願いしたいと思います。
(2013年第3回 HOPEフェスティバルの様子)
たとえ問題が山積みだとしても、僕は僕の町を盛り上げていきたい
震災から3年が経過し、決して順調ではありませんが、町が、人が一歩ずつ前を向き歩み始めています。南三陸の将来を担うのは若者たちです。そんな若者たちの中には、震災後何もかも無くし、町外へ引っ越していってしまった人たちもいます。それでもこの町で生きていくと決めた人たちもいます。僕もその中の一人です。
(2013年第3回 HOPEフェスティバルの様子)
これから、年々復興に向けて、かさ上げ・高台の造成が進んでいきます。日中はダンプカーが走り、ほこりっぽく、子供たちはバス通学を余儀なくされています。まだまだ多くの方が仮設住宅住まいです。公園も少なく、日中子供たちの遊んでいる姿を見る事も少なくなってしまいました。
土曜・日曜になると、多くの町民、特に若者が町外に遊びに出かけてしまいます。土日のわが町は、さながらゴーストタウンの状態。僕はとても悔しいです。しかし、この街でも楽しいことを見つけ、イベントを仕掛けていくことで、ここにも元気のあるヤツがいるんだ!!楽しいことが出来るんだ!と思いたい!思わせたいんです。
(HOPEフェスティバルの様子)
本来、こういった文化的復興については行政の仕事だと思います。しかし現状、行政は道路や住宅公共設備の復興で大変な状況で、こういった文化活動に対しては動けない状況です。行政が動けるようになるまでに高校性は大人になり町に誇りを持てず、町から出て行ってしまう…そうならないためにいま自分たちが立ち上がろうとしています。
未来ある子供たち、これからの南三陸を背負っていく若者たちが、このイベントを継続していくことで、大人たちが力を合わせて一つのイベント)を作る姿を子供たちに見せたい、そんな大人の背中を見て、自分の町に誇りや自信を持ってもらいたい!
高校生たちの発表の場、そしてプロミュージシャンたちとの交流の場としてイベントを継続させたいのです!また、この南三陸を、音楽のある町の象徴として県内外から人が集まるようなイベントにしていきたいのです。前を向き、この目で見て、この耳で聞いて、心から楽しんで生きていく。そんなイベントを継続して開催することで、当たり前の日常を作っていくのが僕たちの復興への道です。
(2011年のHOPE フェスティバルの様子)
「この町で生きていくこと」それが僕にできる最大の恩返し
2011年3月11日。日常の当たり前があっという間に大津波によって流され、大自然の猛威を目の当たりにしました。蛇口をひねっても水道は出ず、ライフラインも途絶え、電気が点かない寒くて暗い夜を過ごしました。
震災後3日後くらいに全国各地からの支援物資が届き、空腹も、不安や恐怖も少し和らぎました。支援物資の中には、励ましや応援メッセージが記された手紙やカードが入っていました。
あの日、あの時、何もかもプラスに考えられず、希望すら失くしていた僕たちにとって、それは、普段当たり前だと思っていた人の優しさに深く触れることができた瞬間でもありました。
僕の家は電気工事店を経営していて、震災直後から不眠不休で復旧作業に関わる親の姿を僕はずっと見てきました。津波から逃れた発電機を使い、たくさんの人々の食事を作り、2~3か月の間は本当にボランティアの日々でした。
そんな中で、地域の人々に感謝され「ありがとう」の言葉をもらうたび、僕は「この町で生きていく」事が、自分を生み、育ててくれた南三陸町に対しての最大の恩返しになるのだと思っています。
(HOPE フェスティバルに参加した人たちの様子)
哀しみにけじめをつけ、見えてきた希望
僕は東日本大震災でバンドメンバーを亡くしました。 「あいつの為にもう1度ライブをやろう!」と思い、彼のパートを他のメンバーに手伝ってもらって追悼ライブをしました。涙が出ましたが、みんなで歌って、さわいで、ひとつのけじめをつけました。
そして、今。家族や仲間たちの笑顔、皆と談笑していく中で少しずつ希望が見えてきています。震災の風化があるという状況の中、変わらずこの町の為に奔走してくれているボランティアの方々、自治体の職員さん、など震災後の様々な方に感謝の気持ちでいっぱいです。この町を支えてくれる人達のため、そして自分のために、この町で立ち上がろうと思いました。
(HOPEフェスティバルに参加した人たちの様子)
(2011年 第1回HOPEフェスティバルの様子)
音楽のある町を取り戻したい!自らの手で町に元気を届ける
「第1回HOPEフェスティバル」が開催されたのは、震災から間もない2011年10月29日。残った仲間たちで、また震災前の「音楽のある町を取り戻したい!」という気持ちに賛同してくれた北海道や東京、和歌山など全国のバンドマンの楽器提供の協力、堤晋一さんやミキベイビーさん、幹さん、Marieさんといったアーティストの方々が出演協力してくれました。
そして2012年8月11日。まだまだ多くの方々が様々な苦難を抱えて生活している状況の中、自分たちの町を自分たちの手で復興していくために、この町に元気を届けたい!と考え、歌津地区夏祭り復活と合わせて「第2回南三陸HOPEフェスティバル」を開催。
(2012年第2回HOPEフェスティバルの様子)
しかし、ステージや会場設営、ひとつひとつが手作りでお世辞にも綺麗なフェスとは言えませんでした。 それでも私たちは届けたかったのです。震災で亡くなってしまったバンドメンバーから教えてもらった、人が人を想う気持ち。今隣にいる家族や仲間達の笑顔、南三陸町を助けたいと思ってくれた全ての方々から教えてもらった「希望」や「感謝」。そして、全てを失ってしまった中、心の底から湧き上がってきたこの町から立ち上がるという「勇気」を。
(2013年 第3回HOPEフェスティバルの様子)
そして2013年5月26日。株式会社シミズオクト様のご協力で特設ステージを設け、東京で活動している『烏合の衆』、そして地元南三陸町の伊里前福幸商店街・南三陸つつじまつり福興市との共同開催で「第3回南三陸HOPEフェスティバル2013」が開催されました。
たとえ問題が山積みだとしても、僕は僕の町を盛り上げていきたい
これから、年々復興に向けて、かさ上げ・高台の造成が進んでいきます。日中はダンプカーが走り、ほこりっぽく、子供たちはバス通学を余儀なくされています。まだまだ多くの方が仮設住宅住まいです。公園も少なく、日中子供たちの遊んでいる姿を見る事も少なくなってしまいました。
土曜・日曜になると、多くの町民、特に若者が町外に遊びに出かけてしまいます。土日のわが町はさながらゴーストタウンの状態。僕はとても悔しいです。しかし、この街でも楽しいことを見つけ、イベントを仕掛けていくことで、ここにも元気のあるヤツいるんだ!!楽しいことが出来るんだ!と思いたい!思わせたいんです。
そして2013年5月26日。株式会社シミズオクト様のご協力で特設ステージを設け、東京で活動している『烏合の衆』、そして地元南三陸町の伊里前福幸商店街・南三陸つつじまつり福興市との共同開催で「第3回南三陸HOPEフェスティバル2013」が開催されました。
(HOPEフェスティバルに参加した人たちの様子)
今回、2014年5月24・25日両日にわたり、南三陸町歌津地区伊里前福幸商店街特設会場において、昨年同様、株式会社シミズオクト様のご協力で特設ステージを設け、東京で活動をしている『烏合の衆』、そして地元南三陸町の伊里前福幸商店街・南三陸つつじまつり福興市との共同開催で、「第4回南三陸HOPE FESTIVAL 2014with烏合の衆」を開催します。
(HOPEフェスティバルに参加した人たちの様子)
誰かの笑顔のために出来ることを精一杯
誰かが笑顔になってくれるなら、そのために出来ることを精一杯すること。それは、「当たり前」といわれる全てのことが、どれだけ幸せなことかを気づかせてもらった、僕たちのやるべきことなのです。
音響設備費、チラシ・ポスター等の宣伝広告費、グッズ製作費等140万円ほどの資金がかかります。 現在実行委員メンバー一丸となって各種イベント等へのグッズ販売の出店等にも励んでおります。
今年も田束山(たつがねさん)のツツジが真っ赤に色づく春、HOPEフェスティバルを企画しています。僕たちの想いと夢、希望、未来を応援してもらえないでしょうか。どうかご協力ご支援宜しくお願い致します!
(田束山のツツジ)
(HOPEフェスティバルの物販の様子)
引換券について
・サンクスレター
・HOPEフェスティバル・烏合の衆 ステッカー(各1枚)
(ステッカーとHOPEフェスティバル缶バッジ)
・HOPEフェスティバル シリコンバンド
(ラバーバンド)
4色の中からこちらで選ばせていただきます。
・南三陸海の幸パック小(南三陸産塩蔵わかめ・のり)
(海の幸パック小のイメージ図)
・南三陸海の幸パック大(たみこの海パック)
(たみこの海パック)
南三陸deお買い物の「たみこの海パック」をお届けいたします。
・まるごと南三陸海の幸セット(南三陸deお買い物デラックス海パック)
南三陸deお買い物「デラックス海パック」をお届けいたします。
・HOPEフェスティバル Tシャツ
(参考:2011年HOPEフェスティバルのTシャツ)
サイズは、3種類(S/M/L)から選択可能でございます。お色につきましては、2色の中からこちらで選ばせて頂きます。
・HOPEフェスティバルグッズセット
(Tシャツ・ステッカー・缶バッジ・シリコンバンドの詰め合わせ)
・参加アーティストのサイン入り色紙
・町内宿泊券(ペア1泊2日)
平成26年7月1日から平成27年6月30日まで有効といたします。
・町内宿泊券(ペア2泊3日)
平成26年7月1日から平成27年6月30日まで有効といたします。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。
プロフィール
1981年生まれ南三陸町出身在住 家業の電気工事店で働いています。 震災前よりロックバンドを組み南三陸で音楽イベントを開催していました。
リターン
3,000円
1)サンクスレター
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1)に加え、
2)HOPEフェスティバルステッカー1枚
3)烏合の衆ステッカー1枚
4)HOPEフェスティバル シリコンバンド
5)南三陸海の幸パック(小)
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
1)2)3)4)に加え、
6)南三陸海の幸パック(大)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
1)2)3)4)に加え、
7)まるごと南三陸海の幸セット
8)HOPEフェスティバルTシャツ1枚
9)南三陸町ペア宿泊券(1泊2日、1年間有効)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
1)7)9)に加え、
10)HOPEフェスティバルグッツセット
11)参加アーティストサイン入り色紙
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
300,000円
1)7)9)10)11)に加え、
12)南三陸町ペア宿泊券(2泊3日、有効期限1年)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
1981年生まれ南三陸町出身在住 家業の電気工事店で働いています。 震災前よりロックバンドを組み南三陸で音楽イベントを開催していました。