
支援総額
目標金額 186,300円
- 支援者
- 10人
- 募集終了日
- 2015年1月31日
沖縄ローカルのことばに翻訳すると・・・?
沖縄弁がまるで日本語からかけ離れたような方言だ・・・ということは、読者のみなさんに容易に想像がつくことでしょう。
だからなのかわからないけど、名詞などの単語は沖縄弁で、「てにおは」や「です。ます。」などの助詞は標準語で書かれた絵本が多いです。
でもそれは純粋に沖縄弁で書かれた本とは言えないと私は思いました。
そこで、人を介して、沖縄人を紹介していただきました。
大阪に住む沖縄人です。
が、その方は、大阪に住み始めてもう数十年。
半分沖縄弁を忘れかけていました。
「『それから』ってどういうのですか?』
「う〜ん、どういってたのかなあ。そういう接続詞」
こんな感じです。
「しかし」とか「だから」とか「そうだ」とか、日本語で頻繁に出て来そうな単語が、まさか沖縄弁に無い!・・・とは思えません。
だってこれが無いと、どんな言語(例え英語やら中国語でも)にせよハナシがしにくいのでは?
これは困ったな!
その沖縄人の方も困ってました。
その方はこの「ほんとのかあちゃん絵本」を沖縄弁で書いてくださいと頼んだ時から、真剣に沖縄弁を思い出そうと、遠く沖縄の親類縁者にまで教えを乞うたり、近所の図書館にでかけていって辞書で調べてくれたからです。
「え!?沖縄弁の辞書ってあるんですか!?」
「ありましたよ。ただし沖縄弁とは書いてなくて、『琉球語』とか『沖縄語』という名前でした」
そうかあ!
方言の辞書ってあるんだなあ。
新しい発見でした。
そして、半信半疑ちょっと大きめの図書館へ行くと、果たして探し求めている沖縄方言の辞書なるモノがありました。
その辞書曰く「沖縄の方言は大きく分けて『首里の言葉(昔の沖縄宮廷のことば)、那覇のことば、沖縄のことば」があると。
で、いっぱんに沖縄弁というのは那覇の言葉で、いわゆる沖縄の「標準語」なのだともかかれていました。
つまり観光ガイドに載っているのはこの「那覇弁」なワケです。
で、くだんの沖縄人さんは沖縄本土の南の方のご出身らしく、ゆえに方言は那覇弁ではありません。
いわく「沖縄の〇〇地方」の方言になるのです。
そんなローカル中のローカルな方言について書いてある辞書なんてさすがに無いと思います。
しかしそれでも、私はとにかく沖縄人さんの記憶の糸をたどるガイド役になるだろうとおもって、その沖縄語の辞典を借りることにしました。
果たして、私の考え通り、たとえ那覇弁とは言えその沖縄人さんの記憶を呼び覚ますには十分でした。
そして何度も修正に修正を重ねて、やっと「ほんとのかあちゃん・沖縄南部のことば」であるところの「ふぅーんとぅーぬ おかあー」が出来上がりました。
この翻訳を経て付加価値になったのは、この沖縄県人さんの心に『私は沖縄人だ!』という自覚が芽生えて来始めた事です。
「私は大阪に住み始めて今まで、どこか日本の中に反発するナニカがあった。それはどちらかと言うと日本より、台湾など外国に近い沖縄の文化の中で育ったからではないかとこの頃ものすごく思う」
沖縄弁翻訳を通して、「私は何者で、どこから来た」というご自分のアイデンティティーを確信されたのでしょう。
それはフト、日常に埋没して忘れがちな「自分」を思い出させる事だったのでしょう。
だとすれば、方言の力は偉大です。
下↓は沖縄南部の言葉の1ページ目です。


ふぅんとぅーぬ おかあー・沖縄南部のことば(100%手作り紙の本)
表と裏の表紙(ハードカバー)
リターン
3,000円
在庫制限無し
●オリジナルデザインの便せんによるサンクスレター
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
5,000円
在庫制限無し
●オリジナルデザインの便せんによるサンクスレター
●オリジナルデザインのポストカード3枚
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
在庫制限無し
●オリジナルデザインの便せんによるサンクスレター
- 申込数
- 4
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- 制限なし
5,000円
在庫制限無し
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