道新アカデミーでの講演の様子が北大リサーチタイムズに掲載されました。

皆様おはようございます。青島です。

急に寒くなって来ましたが，皆様お変わりありませんでしょうか。札幌は初雪も降り，いよいよ冬も始まったというところです。

さて，先月道新アカデミーにて「人と動物の比較腫瘍学：がんを比べてわかること」と題して講演を行いました。その様子が北大リサーチタイムズに掲載されました。

https://www.hokudai.ac.jp/researchtimes/2023/11/content-1.html

64名もの方にご参加頂き，非常に活発なディスカッションも楽しませて頂きました。参加者の方々の中には本クラウドファンディングにご支援頂いた方もいらっしゃいました。ご参加頂いたこと，大変有り難く存じます。改めてお礼申し上げます。

さて，研究の進捗ですが，ゆっくりではあるものの確実に前進しています。シングルセル遺伝子解析というものは膨大なデータを得ることができ，非常に有益な情報を得ることが可能です。しかし，データがあまりにも多すぎて，果たしてどれが役に立つのか，どこに注目したら良いのか，新たなターゲットを見つけることは容易ではありません。美味しいラーメン屋さんを探そうとしたら，ラーメン屋さんが多すぎてどこが美味しいのかよくわからない，といったところです。そんなときは誰かにおすすめを聞いたり，本を読んだりして情報を集めますよね。私も研究者仲間とデータを一緒に見ながら意見を頂いたり，様々な論文を読んで，これは！と思うものを見つけようとしています。

研究は時間がかかりますが，動き出した以上止まることはありません。皆様のご支援で貴重な第一歩を踏み出すことができました。歩みを止めずに，これからも研究を進めて参ります。

青島 圭佑