プロジェクト本文
▼私たちは「NPO法人 みらいいで」です!
私たちは、山形県の南部に位置する飯豊町(いいでまち)で活動する、NPO法人「みらいいで」と申します。町内外の約20人がメンバーとなって、様々な活動にチャレンジしています。
「みらいいで」とは、「みらい(未来)」、イタリア語のMira=羨望、ラテン語のMira=mirusの女性形=素晴らしい、羨望を集めるような未来の飯豊を創るという願いを込めた名称です。
これまで私たちは、コロナ禍で町内のイベントが中止や縮小される中、2020年に生産者による直売とフリーマーケットをメインとした「いいでみらいマルシェ」や、2021年にはマルシェとステージイベントを合わせた「いいでみらいマルシェ~ちっちゃいめざみの里まつり~」を主催し実施しました。また、オンラインで飯豊町と全国を繋ぎ、飯豊町の食材を使って料理をしたり、食材の生産者と交流を楽しむ「いいでーオンラインーキッチン」を開催しました。さらに今年は、ロシアによる不条理な進行により避難を強いられたウクライナの方々を支援したいと募金活動を行いました。一つは、メンバーの「ぱんや」を中心に、町内の畜産物を使用した寄付金付き「プィリジキ(ピロシキ)」の販売。二つ目は、町内のレストランとコラボし、こちらも寄付金付きの「キーウカツレツ」の提供をプロデュースです。町内に設置した募金箱への募金と併せて、多くの避難民を受け入れているウクライナの隣国「モルドバ共和国」大使館宛に送付しました。
このように、私たちNPO法人みらいいでは、「飯豊町を元気にする」という目標を掲げて様々な活動に取り組んでいます。
▼今回のプロジェクトを立ち上げたきっかけ
令和4年8月3日に山形県南部を襲った豪雨災害。河川はいたるところで氾濫し、濁流となって家屋や農地に押し寄せました。
私たちメンバーの家や田畑も被害を受けました。大雨で泥水や土砂が流れ込み、床上床下浸水の被害を受けた家もあります。収穫間近の田んぼや畑などは見るも無残な姿となりました。道路はあちこちで陥没し、橋や線路は崩落しました。災害後、町民はもとより、多くの災害ボランティアの皆さんの活動によって復旧が進められました。
災害から1か月が経とうとするころ、山形にゆかりのある歌手の白崎映美さん、山口岩男さんから、「大変な思いをしている飯豊町の皆さんを元気にできるような応援ライブをしたい」とのありがたい申し出がありました。
しかしながら、飯豊町は災害復旧工事に全力を注いでいる最中。8~9月に予定されていたイベントはことごとく延期や中止となり、イベントは極力控えるといった雰囲気になっていました。
そんな中で、「被災した皆さんに勇気と元気を呼び起こす機会を逃してはならない」という考えのもと、私たちNPO法人みらいいでが受け入れ団体として手を挙げ、このプロジェクトの実現に向けて動き出すこととしました。
▼飯豊町とのつながり
白崎映美さんと飯豊町の出会いは、今から3年前に遡ります。飯豊町は東京高円寺純情商店街に「山形県飯豊町アンテナショップIIDE」を出店していますが、ショップの目的の1つとして、「飯豊町を知ってもらう」ということがあります。そのために、商店街では数々のイベントが行われています。
2019年春、高円寺の老舗ライブハウス「LIVE MUSIC JIROKICHI」を会場に、「高円寺で山形芋煮ライブ」と題した音楽×山形名物芋煮を食すイベントが開催されました。その時にメインゲストで登場したのが白崎さんでした。この前後に、飯豊町の農家レストランでもライブを行っていたこともあり、この時から飯豊町民との交流がはじまりました。
▼私たちの思い
飯豊町は「音楽からのまちづくり」を目指しており、毎年9月の第一土曜日には「いいで”めざみの里”まつり」を開催し、様々なアーティストのライブイベントや、町民総出の輪踊りなどが行われてきました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のために2年連続で中止になり、今年は代替イベントが行われる予定でしたが、8月3日の豪雨災害によりそれも中止となりました。
飯豊町を襲った記録的な豪雨水害。本当の意味での復興にはこの先何年もかかると思います。しかし、私たちはこのまま落ち込んではいられません。支えてくださる多くの方々の応援を受けて、災害の前よりも明るく素晴らしい飯豊町を創り上げていきたいと願っています。
このような災害の爪痕が残る時期にライブイベントをすることに意味があるのかという問いに関しては「このような時だからこそみんなが集うことで『力』が湧いてくるんだ」と信じています。このイベントが復興に至る長い道のりの第一歩となるように願っています。
▼イベントの概要
8月3日の豪雨災害によって大きな被害を受けた飯豊町を応援するライブを行いたいという、白崎映美さん、山口岩男さんからの申し出を受け、被災した方々を励ますことを目的に復興応援ライブを実施します。同時に、町内のアーティスト宇山基道さん、あべあいこさんをゲストに迎え、飯豊町の歓迎の気持ちを伝えながら、復興に向けた機運の醸成と活動の契機とします。
日時 10月16日(日)14:00~
場所 東部地区公民館大ホール
定員 50名
入場 無料
※特に被害の大きかった地区の皆様を中心にお声がけします。
▼支援内容と集めた資金の使途
ライブの実施に当たっては、白崎さん、山口さんをはじめ、NPO法人みらいいでや関係する多くの方々に無償ボランティアで出演・参加いただくことになっています。しかしながら、会場や音響装置の設営、コロナ感染対策を行うために一定の費用が必要です。また、出演される皆さんには、前日に飯豊町にお越しいただき、ライブ前に飯豊町の今の姿を見ていただきたいと思っています。そのため、宿泊費についてもご支援いただきたいと思います。
なお、費用を超える支援をいただいた場合には、全額を寄付金として飯豊町にお渡しします。※「飯豊町」より寄贈を行うことおよび名称掲載の承諾を取得しております。
費用総額 10万円
内訳)会場・音響設営費・諸費用 5万円
宿泊・交通・飲食費 5万円
受け入れ団体 NPO法人みらいいで
※ライブはYouTubeでご覧いただけるよう、会場から配信する予定です。
※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言)により、イベントが開催されなかった場合には、全額を飯豊町に寄付させていただきます。なお、飯豊町より寄贈を行うこと及び名称掲載の承諾を取得しております。
私たちの思いに賛同いただける方からのご支援をよろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 難波美恵(豪雨災害復興応援ライブin飯豊町実行委員長、NPO法人みらいいで)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年10月16日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
NPO法人みらいいでのメンバーを中心に構成する、豪雨災害復興応援ライブin飯豊町実行委員会が、飯豊町東部地区公民館を会場に8月3日に豪雨被害に見舞われた飯豊町を応援するライブを開催する。集まった資金は、会場・音響設営費・諸費用5万円、宿泊・交通・飲食費5万円に使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一自己資金を確保できなかった場合には、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金は致しかねます。
プロフィール
豪雨災害に見舞われた飯豊町を応援したいという想いを受け、NPO法人みらいいでのメンバーを中心に構成した実行委員会です。
リターン
1,000円+システム利用料
感謝のメール
〇感謝のメールをお送りします
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
プロフィール
豪雨災害に見舞われた飯豊町を応援したいという想いを受け、NPO法人みらいいでのメンバーを中心に構成した実行委員会です。