皆さん、こんにちは。一騎討実行委員会です。

 

先日、一騎討のSNSでも書かせて頂きましたが、全ての柔術家にはあるジレンマがあると感じています。

 

柔術が大好きで家族や友人にも薦めたいのに、自分が打ち込んでいるものをただ伝えたいだけなのに「柔術」をうまく説明できません。

 

結局「柔道みたいな感じ」と濁してみたり、「グレイシー柔術ってあったでしょ?」などと中高年達の記憶に呼びかけてみたり――。

それでもなお、うまく伝わることは稀でしょう。

 

ブラジリアン柔術がエリートに人気 - R25

 

こちらの記事にもありますが、昨今、ビジネスマンの間でも流行り始めている柔術は、全身運動+チェスのような駆け引きや頭脳戦を必要とする魅力ある格闘技です。ジムには40代~50代の方も多く、生涯スポーツとして取り組むことだってできます。

 

それでも、どこか誤解をされている方は多いでしょうし、世間では「柔術」を知らない方のほうが多いでしょう。

 

 

では、我々は近しい人達に対し、どうやって「柔術」を知って貰うべきでしょうか?

 

以前、こんな話を聞きたことがあります。総合格闘技が出始めた頃、総合格闘技の選手やジムの会員さんは必ずこんな会話があったそうです。

 

本人「俺、格闘技やってるんだ」

 

相手「え、何の格闘技?」

 

本人「総合格闘技」

 

相手「そ、総合???」

 

こんな時、皆さんだったら何て説明しますか?

 

もっとも分かりやすく伝わりやすいのは、共通理解のある“例え”を出すことです。

 

当時(90年代後半)であれば「ほら、PRIDEみたいなやつ」と言えば、「ああ、あれね」と伝わった筈です。キックボクシングをされている方であれば「K-1だよ」と言えば瞬時に伝わるでしょう。

 

もちろん、ルールなど細かくは違います。そこを蔑ろにしろとは言っていませんが、自分達が真剣に打ち込んでいるモノや競技を、何も知らない誰かに伝える際のとっかかりとしては十分と言えないでしょうか。

 

相手の頭に何のフックも掛けずに話を続けても、きっとその魅力は伝わらないままです。

 

本人「俺、柔術やってるんだ」

 

相手「柔術って何??」

 

本人「ほら、最近は一騎討とかやってるじゃん」

 

相手「あー、あのお寺でやってるやつ?」

 

本人「あれは柔術なんだよ」

 

どうでしょうか?

相手にイメージを持たせた上で、その魅力を伝えるのは、ゼロから説明するのとでは全然伝わり方が違う筈です。

 

何度も書いていますが、「一騎討」は柔術界にとって異端と言える存在かもしれません。

 

それでも、真正面から啓蒙するだけでは届き辛い世の中です。

 

我々が「一騎討」をやれば一般のメディアに「柔術」というワードが踊る機会も増えるでしょう。一般の認知がさらに上がれば、選手はもちろん、世の柔術ジムや柔術大会、柔術メーカー、柔術専門メディアなど、これまで努力を続けてこられた先人達にも少なからず恩恵を還元できるのではないかと考えています。

 

「僕の先生は国内有数のアスリートである筈なのに、なんで世間は放っておいてるんだ!」と悔しい思いをした方だっている筈です。

 

「一騎討」にしかできない役割があると思っているのです。

是非大会の開催にご協力頂けないでしょうか。

 

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