プロジェクトメンバー紹介、第5弾、平野馨生里さんです。

 

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プロジェクトメンバー紹介⑤ 

 

森本喜久男さんにお世話になって早15年。
何か少しでもお役に立てればと思い、
クラウドファンディングの広報担当として
関わらせていただいています。

 

【IKTTと私 平野馨生里】

今回、プロジェクトのクラウドファンディングでの
資金調達担当として
関わらせていただいている平野馨生里です。

私は、2002年、学生時代の研究フィールドとして
初めてIKTTを訪れました。
「伝統織物が、いかに個人の
アイデンティティ形成に影響するか」という
テーマで、IKTTのスタッフ100人に調査したり、
織り手のおばあちゃん、
オムソットにライフヒストリーの
インタビューをしていました。

その中で、オムソットの一言が、
私のその後の人生を大きく変えました。

「クメールの伝統織物は、自分自身と
切り離せないくらい、大切なものなんだよ」

はて、私にとって、これほどまで、
大切に思えるものがあるだろうか・・・

それまで、日本人として国際協力に
携わる仕事をしたいと思っていて、
カンボジアの人に何かできることは何だろうか・・・
と考え、勉強してきましたが、
実は私自身が、オムソットに大きな学びをもらったのです。

それ以降、私自身が育った岐阜に目を向けるようになり、
岐阜のまちづくりに関わる活動を始めることになりました。

まさに、今の私の原点には、オムソットの言葉があるのです。

大学卒業後、様々な経緯を経て、
岐阜県の石徹白という山奥の集落に
辿りつきます。
ふるさとの岐阜市から車で2時間ほどの奥地でした。

この地域では、「小水力発電導入」の仕事で約半年間通い、
地域の人とともに、3機の発電機の導入を行ってきました。

この地域は過疎化が進み、若者が出ていき、
高齢者が多く残る地域となっていました。

しかし、この土地は白山信仰の拠点として、
歴史が深く、地域に住む人々も石徹白を誇りに
感じている方が多いように感じました。

自分の地域を誇り、歴史的な話を胸を張ってできることが
素晴らしいことだなあと感じることがしばしばありました。

また、スキー場の奥にある地域なので、
積雪量は半端なく、冬場は家が埋まる程。
だからか、地域の人々は力を合わせて、
お互いに見守りながら暮らしているので
コミュニティの絆が深く、安心感がありました。

この石徹白で、ここに住む人たちとともに
生きていきたいな、と思うのに、時間はかかりませんでした。

そして、ふるさと岐阜市から石徹白に、
約4年通い、2012年に移住。
移住をきっかけに「石徹白洋品店」をオープンし、
石徹白地域の伝統文化を伝える服づくりを始めました。

その一環で、森本喜久男さんに石徹白に来ていただき、
2013年には、自然染色ワークショップを実施し、
染めを学ばせていただきました。
IKTTの織物展示会も
行わせていただくことになりました。

IKTTには、(子育てが落ち着いたら)今後も通い、
様々な学びをいただきに行きたいと思うとともに、
石徹白で、伝統の森のような一つのかたちを
実現していきたいと、活動を続けています。

 


(写真は2014年の石徹白洋品店での自然染色WS)

それが、これからの新しい社会を創造する
小さな実践になると信じて・・・

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