天空の駅に灯るINAKAイルミの象徴・稲穂イルミに再び輝きを!

天空の駅に灯るINAKAイルミの象徴・稲穂イルミに再び輝きを!

支援総額

930,000

目標金額 800,000円

支援者
58人
募集終了日
2023年12月31日

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プロジェクト本文

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▼ネクストゴールに挑戦します!稲穂イルミの残り2000本の購入費をご支援ください!

 

 稲穂イルミの修繕に伴う費用として80万円の目標を達成することができました。51人の皆様のお一人お一人の温かい、心のこもったご支援のおかげです。本当に、本当に、心から感謝申し上げます!!!

 

 80万円のご支援で、稲穂イルミ5000本のうち、約3000本のLEDライトと資材を購入することができましたが、残る2000本はまだ購入できていない状況です。残る2000本の電球と修繕に必要な資材の購入費についてもご支援いただければ、INAKAイルミが一年でも長く実施できる環境が整います。ぜひ、ネクストゴール120万円の達成に向けてご支援をお願いします。

 

 ●資金の使途

 今回の目標達成額(80万円) 手数料や返礼品などを差し引いた約60万円を稲穂イルミのLEDライト約3000球の購入費に充てます。

 

 ネクストゴール目標額(120万円) 手数料や返礼品などを差し引いた約30万円をLEDライト2000本の購入費に充てます。

 

 ネクストゴールが達成できない場合は、自己資金を充てて、2000本を購入する予定です。少しでもご支援いただければ、自己資金は

 INAKAイルミの開催に必要な経費を確保することができ、1年でも長く実施できるようになります。

 

 

 INAKAイルミは現在、一回開催するごとに10万円〜20万円の赤字になっています。これは、2018年の旧JR三江線の廃線までは邑南町から補助金が出ておりましたが、廃線と共に打ち切られました。廃線前に多くのお客様が訪れた際に、グッズや地元の商品を販売して得た少しの利益をプールしてこれまで少しずつ取り崩しながら、人件費には一切使うことなく、すべての作業は住民とボランティアの善意によって支えられ、INAKAイルミを開催してきました。この貯金ももうすぐなくなろうとしています。

 

 ネクストゴールの達成に向けて、皆様方のご支援をどうぞ、よろしくお願いします。

 

 

 

▼自己紹介

 

 私は、島根県邑南町宇都井に住む三次宏昭です。宇都井には廃線になった旧JR三江線の天空の駅「宇都井駅」があり、2010年から宇都井駅やその周辺の里山をイルミネーションで彩る「INAKAイルミ」というイベントを毎年11月末に実施しており、2021年から実行委員長として、イベントの継続に取り組んでいます。

 私自身は、地元の建設会社で働きながら、地元を盛り上げようと実施しているサツマイモの栽培や焼き芋の販売にも取り組み「芋にいちゃん」の愛称で、地元のイベントなどでは焼き芋販売などにも取り組んでいます。

 宇都井地区は古くは、近くを流れる江の川(ごうのかわ)の港町として栄えた中国山地の交通の要衝として、戦後には約500人が暮らしていました。しかし、高度経済成長期以降、都市部に人口が流出し、現在では住民100人ほどになり、集落の半分は空き家という状況になっています。人口がだんだん減っていく中ですが、宇都井駅を中心に何かを始めなければ、ただの寂しい地域になり、いずれは消滅していくことになるかもしれません。「どうせ何もやらなければだめになってしまうなら、何かをやってみよう」。宇都井の希望になれるイベントがないかと考えていたところ、INAKAイルミのイベント開催を町から打診され、住民を挙げて協力する体制ができました。

 ことしも、町外のボランティアも含めて、さまざまな人たちにお手伝いいただきながら、INAKAイルミを実施していきたいと思っています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 INAKAイルミは2010年、地域を盛り上げようという邑南町の取り組みとして始まりました。最初は町のイベントに地域を挙げて応援しようという形でスタートしました。「天空の駅」と呼ばれ、全国でも秘境駅として有名だった宇都井駅をライトアップし、周辺の「INAKA」の風景の魅力を多くの人に伝えたいという思いで、スタートしました。

 

 邑南町内でLEDを製造しているメーカーの協力を得ながら、宇都井駅をライトアップし、駅のフェンスに無数の小さな明かりを灯しました。さらに、駅の周辺にある稲刈りが終わった田んぼや里山に竹でつくったスタードームやイノシシやオオサンショウウオをかたどったイルミネーションを組み合わせたイベントは、大きな反響を呼びました。

 そして、3回目の2012年に邑南町内の住民が集まって手作りしたのが、INAKAイルミを象徴する「稲穂イルミ」です。宇都井駅前の田んぼに設置するこの稲穂イルミは、穂の部分がグラスファーバーでできており、15本ほどのグラスファイパーを束ね、根元の部分にLEDライトを埋め込んであります。グラスファイバーは、稲穂が実っているように光が漏れるように先端部分をヤスリ掛けしてあります。これが約50束、電気コードでつながっています。

 製作も大変な作業でした。一束ずつ、グラスファイバーはリールにまいてある状態でしたので、曲がる癖が付いていました。これを一本ずつお湯に漬けてまっすぐに伸ばしました。また、光が稲穂に見えるように、先端部分には紙やすりで傷をつけます。LEDライトも一つずつ、ビニールテープで留めて、根元には田んぼに突き刺すための針金を固定します。なんと、この作業をすべて手作りで行いました。3年かけて少しずつ増やし、最終的には5000束の稲穂イルミが完成しました。

 

 稲穂イルミは50束が電気コードでつながっていますので、設置作業も大変です。約20人がコードが切れたりしないように大事に持って、一束ずつ植え付けていきます。雨が降れば漏電の危険があるので、一本ずつ地面から離して植えていきます。こうした苦労の末に点灯する稲穂イルミは、訪れた人々に大好評で、INAKAイルミの代名詞の一つになりました。

 

 

 ところが、製作から10年がたち、このLEDライトの光が弱くなってきました。稲穂が少しずつ輝きを失い、感動的な風景が演出できなくなってきたのです。雨の開催だった日もあり、少しずつ、電気コードも断線が起きるようになってきました。

 INAKAイルミはことし14年目を迎えます。実行委員会のメンバーと話し合い、稲穂イルミのライトを一新し、再び、稲穂イルミの輝きを取り戻すことにしました。

 INAKAイルミは、4年目に町が主催から降りて住民主体へ移行したとき、2018年にJR三江線が廃線になったとき、2度の中止の危機がありました。しかし、そのたびに、住民を中心に話し合い、「やめてしまっても宇都井に何が残るのか」「どうせだめでもやっていけば、何かが変わるかもしれない」という住民の思いをつないで、継続してきました。いまでは、人口が減少する中で、地域外からのボランティアや地域を離れた出身者たちがこのとき宇都井に集まり、明かりを灯し続けています。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 INAKAイルミは、今年11月24日㈮、25日㈯の2日間開催予定です。このときまでに、約3000束の稲穂イルミの修繕を終え、さらに来年までに残りの2000本を修繕することで、2年かけて本来の輝きを取り戻すのが目標です。

 LEDライト約5000球や接続のための電気コード、製作に必要な各種の固定用テープや稲穂を固定するビニールチューブ、針金など資材費が約120万円必要です。作業はすべて住民やボランティアの手作業で行う予定ですので、人件費などは一切かからない形で実施する予定です。とくにLEDライトは、小さな電球で、かつ、明るい光を放つ、特殊なLEDライトで、総費用の8割を占めています。

 今回のこの稲穂イルミの資材購入費に集まった全額を充てたいと考えています。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 INAKAイルミは、住民やこのイベントをきっかけに宇都井とつながりを持ってくださったボランティアの人々の手で支えられています。このイベントをこれからも継続していくために、この稲穂イルミの修繕は乗り越えなくてはならない大きなハードルです。この稲穂が輝きを取り戻すことで、これから10年先の開催が見通せるようになります。稲穂の明かりを取り戻すことが、INAKAイルミのこれからのあり方を左右するといっても言い過ぎではありません。

 また、稲穂イルミの修繕作業はすでに始まっています。10月28、29日には地域外のボランティアを募集し、稲穂の修繕作業も予定しています。稲穂イルミの修繕をきっかけに、INAKAイルミにさらに関わってくださる人が増えることにつながれば、と考えています。

 

 このINAKAイルミを続けてきたことで、宇都井駅が全国に知られるようになり、この思いを引き継いだNPO法人江の川鐵道が2018年に結成され、宇都井駅ではトロッコが運行するようになりました。そして、地元に「孫ターン」した男性が、駅近くの古い病院をリノベーションして「カフェ&ベッド うづい通信部」を開業しました。江の川鐵道にスタッフとして参画していた二人が、宇都井に移住しました。INAKAイルミやトロッコ運行などを通じて、ボランティアが地域に行き交い、住民も失われつつあった誇りを取り戻しつつあります。少しずつ宇都井は変わり始めました。

 稲穂イルミの明かりを取り戻す今回のプロジェクトを通じて、中国山地の真ん中で過疎と向き合い、奮闘するこの宇都井にさらなる勇気を与えてください。

 

 プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントを開催できなかった場合、来年度以降のイベント開催に生かしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

 

酒類販売管理者標識
・販売場の名称及び所在地:Cozy Music Office 島根県邑智郡川本町636-4川本団地20-238号

・酒類販売管理者の氏名:永田正彰
・酒類販売管理研修受講年月日:2022年6月15日
・次回研修の受講期限:2025年6月14日
・研修実施団体名:出雲小売り酒販組合

ーーーーーーーーーーーー

 

プロジェクト実行責任者:
INAKAイルミ実行委員会(三次宏昭)
プロジェクト実施完了日:
2024年11月1日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

稲穂イルミの修繕に必要なLEDライトや電気コード、補修用資材などの購入を行い、2024年のINAKAイルミまでに5000束の稲穂イルミをワークショップなどの開催を通じて修繕します。 いただいた支援は、LDE電球の購入費、ビニールテープやグルーガンなどの副資材費に使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額との差額は、実行委員会の会員や地域住民が負担します。

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プロフィール

島根県邑南町の任期付き職員。地方紙記者をやめて2018年4月に帰郷。三江線の廃線後、線路を活用してトロッコやレールバイクを走らせようと活動する江の川鉄道準備会事務局長。最寄り駅はJR三江線宇都井駅。2015年、JR完全乗車達成。民泊「うづい通信部」もお手伝い中。天空の駅にトロッコを走らせたい!!!

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リターン

5,000+システム利用料


宇都井駅にご芳名を掲示A

宇都井駅にご芳名を掲示A

◦感謝のメールを送らせていただきます。
◦宇都井駅にご寄付をいただいた方のご芳名を掲示します。邑南町産のスギ材に、ご芳名とご住所(自治体名等)を記します掲示した写真をメールにて送付いたします。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


宇都井芋にいちゃんサツマイモビール

宇都井芋にいちゃんサツマイモビール

●感謝のメール
●宇都井「芋にいちゃんサツマイモビール」330ミリリットル入り、2本セット。宇都井産のサツマイモを原材料に加えたオリジナルクラフトビール。
※こちらのリターンは、20歳未満の方はご支援いただけません。

申込数
11
在庫数
19
発送完了予定月
2024年2月

5,000+システム利用料


宇都井駅にご芳名を掲示A

宇都井駅にご芳名を掲示A

◦感謝のメールを送らせていただきます。
◦宇都井駅にご寄付をいただいた方のご芳名を掲示します。邑南町産のスギ材に、ご芳名とご住所(自治体名等)を記します掲示した写真をメールにて送付いたします。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


宇都井芋にいちゃんサツマイモビール

宇都井芋にいちゃんサツマイモビール

●感謝のメール
●宇都井「芋にいちゃんサツマイモビール」330ミリリットル入り、2本セット。宇都井産のサツマイモを原材料に加えたオリジナルクラフトビール。
※こちらのリターンは、20歳未満の方はご支援いただけません。

申込数
11
在庫数
19
発送完了予定月
2024年2月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

島根県邑南町の任期付き職員。地方紙記者をやめて2018年4月に帰郷。三江線の廃線後、線路を活用してトロッコやレールバイクを走らせようと活動する江の川鉄道準備会事務局長。最寄り駅はJR三江線宇都井駅。2015年、JR完全乗車達成。民泊「うづい通信部」もお手伝い中。天空の駅にトロッコを走らせたい!!!

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