外国ルーツの若者たちに今こそ出会いのチャンスを!

 外国ルーツの若者たちに今こそ出会いのチャンスを!

支援総額

232,500

目標金額 200,000円

支援者
37人
募集終了日
2021年11月3日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

It's ME Campとは?

 

はじめまして!

★一般社団法人DiVE.tv(ダイブ ドット ティヴィ)のIt's ME Camp 実行委員会です。

 

私たちDiVE.tvは、 国籍や言葉や文化背景の違いにかかわらず、誰もが”自分らしさ” を大切にし合いながら生きられる社会の実現を目指しています。

それは一般的に「多文化共生」という言葉で表されますが、私は個人的に、「森(ジャングル)」のイメージがぴったりだと思っています。なぜなら、たくさんの樹種で構成される森ほど多くの生物を育むように、”違って当たり前” の社会ほど多くの可能性に満ち、強くしなやかに持続していけるはずだと思うからです。

 

そうした社会を目指すための試みの一つとして、外国人の親をもつ14~18歳の若者を応援する『It's ME Camp』を毎年開催しています。 「多国籍」「多言語」「多世代」「多文化」の環境をつくり出すことによって、若者たちが自分らしさを発見したり発揮したりできるよう促すことがキャンプの目的です。

 

(写真:2019年キャンプ)

 

そもそも外国ルーツの若者とは?

 

外国人の親をもつ若者は、両親とも外国籍か?片親だけが外国籍か?何歳の時に来日したのか?親子関係はどうか?学校でどのような支援を受けたか?...などによって状況が大きく異なります。  

しかし多くの人に共通するのは、「なぜ自分だけ周りの友達と違うのか?」「自分は何ジンなのか?」と自分のアイデンティティを探し求め、葛藤しがちだということ。

そうした困難は、成人してから来日した留学生や外国人労働者とは異なり、とても見えにくく、複雑で、かつ繊細です。

 

永住外国人が多い愛知県には、そうした""日本で育つ外国ルーツの未成年者""が約4万人います。

 

なぜ、『今』キャンプが必要なのか

 

外国ルーツの若者たちの問題

 子どもたちの背景によって悩みは様々ですが、一番深刻な問題は「悩みを相談できる人が極端に少ない」ということではないかと私は考えています。

子どもたちは、勉強について、進路について、将来の仕事について、アイデンティティについて様々な悩みや不安を抱えていますが、それを相談できる人を見つけることはとても困難です。

 

1.言語の問題

たとえば日本の学校に通う子どもの中には、家では両親の母語で、学校では日本語で話をしている子たちがいます。彼らは将来バイリンガルになれる可能性が高いですが、逆に、どちらの言語も中途半端になってしまう"ダブルリミテッド"に陥る危険性もあります。そうした子どもたちの漠然とした不安や困難に寄り添い、的確なアドバイスをすることは、たとえ親であっても決して簡単ではありません。

 

2.情報の少なさ

 愛知県では、外国にルーツをもつ中学生向けに、各地の国際交流協会やNPO団体などが進路説明会を開いています。また各学校にはスクールカウンセラーが配置されていたり、近年では県立の定時制高校に外国人生徒のための進路指導員が配置されるようになったりと、相談体制が充実してきました。

しかし、その恩恵を受けられている人の数はまだ少なく、全体的に見れば、相談窓口の存在を知らせる情報すら行き届いていないのが現状です。

 

コロナの影響で地域の日本語教室もピンチ!

さらに、今までは各地域にある日本語教室で、ボランティアの人や学習者同士の出会いや交流がありました。

しかし、コロナの感染拡大が広がる中、公民館を閉鎖されて活動が滞ってしまったところも多く、人との出会いがより少なくなってしまいました。

 

だからこそ、『今』キャンプを開催し、  

同じような境遇の人たちや、  

様々な大人や日本人と出会い、  

未来への視野を広げてほしい!と思っています。

 

(写真:2020年キャンプ)

 

参加者からスタッフへ

 

これまで5回のキャンプでは様々な参加者がいました。その中でLくんの話を紹介します。

当時ブラジル学校に通っていたLくんは、キャンプで自分と似た境遇の人たちと出会い、日本語を独学で勉強し始めました。そして卒業後はアルバイトをしながらお金を貯め、「多文化共生に関する勉強がしたい」と日本での大学進学を目指しています。

彼は今年、キャンプのボランティアスタッフに応募してくれ、日本人のボランティアスタッフと一緒に会議を重ねています。 

 

(写真:ブラジル学校に通うLくん)

 

その他にも、

"ありのままの自分でいられた"

"何をしても批判されない安心感があった"

"初めて人に褒められ、生きることに意味があることを知れた"など、様々な感想が寄せられています。(くわしくはHPをご覧ください: https://dive-teens.com/camp-jp/

 

このようにキャンプでの出会いをきっかけに多くの若者が視野を広げ、自分の進路を真剣に考えるきっかけを掴んでいます。そして私たちは、このキャンプを1年に1回のイベントで終わらせるのではなく、当事者リーダーを育成する場としても活用していきたいと考えています。

 

今年のキャンプでやること

 

DAY1) アートワークショップ 

目的:自己開示&自己表現  ~自分が好きなものは何かを知り、交流しよう~

内容:

①ヨガ体操    

②DREAM BOAD制作 

   雑誌やチラシ、写真の中から自分が興味のあるものを切り抜き、画用紙に貼って自分を表現します。言語を超えて参加者と交流をしやすくなります。   

③キャンプファイヤー 

 火を囲んでダンスやパフォーマンスをすることで、自分の殻を破り、自由でありのままの自分になる体験をします。

 

DAY2) キャリアワークショップ 

目的:将来展望  ~自分らしい働き方について考えよう~

内容:

①社会人として働いている先輩(ゲスト講師)の話を聞こう!

    各国の社会人の先輩から話を聞きます。自分の境遇に近い大人に出会い、自分の悩みを相談したり、先輩の生き方から自分の視野や選択肢の幅を広げます。    

②自己肯定ワーク

 二日間共に過ごした仲間の素晴らしいところを伝え合い、自分の良さを客観的に知るワークを行います。

 

 

資金の使い道は?

 

このキャンプには、一人あたり約15,000円(合計約71万円)の経費がかかりますが、参加する若者の負担を一人2,000円(合計約5万円)、ボランティアスタッフを一人5,000円(合計約11万円)に抑えるため、次のような資金計画を立てています。

 

 

特に今年は、コロナ感染のリスクを最小限にするため、参加者全員にPCR検査を義務付けます。その分の費用が一人約15,000円かかりますが、参加する若者の中には経済的に厳しい家庭で育っている人もいるため、PCR検査代は参加者全員を無料にします(ワクチンを接種していないボランティアスタッフは全額自己負担にて検査)。

その分を含む20万円を、クラウドファンディングでご支援いただきたいと考えています。

 

どうか、ポストコロナの時代も、若い人たちが新しい出会いとチャレンジに前向きであり続けられますように...。

私たちの取り組みにあたたかいご支援をよろしくお願いいたします!!!

 

 

--------------(キャンプにおけるコロナ対策について)---------------------

 

・参加者は全員PCR検査を実施致します。

・参加者には1週間前から毎日検温をお願いし、37.5℃以上の方には参加を自粛していただきます。

・参加者全員にマスクまたはフェイスシールドを配布し、着用を義務づけます。

・イベント会期中に最低3回、参加者全員に検温を実施します。

・食事はすべてスタッフが配膳し、飲食中の会話は控えるよう呼びかけます。

・活動の多くは屋外で行い、ソーシャルディスタンスの確保を呼びかけます。

・屋内で活動を行う際は十分広い部屋で、換気と加湿を同時に行います。

・参加者およびスタッフの宿泊は、定員6名の部屋に3人ずつの部屋割りにします。

・入浴時は人数制限をし、時間を区切って浴場を利用します。

・参加者にコロナの危険性を説明し、節度ある行動を求めます。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------

 

▼プロジェクトの開催要項

・開催日時      

 2021年11月6・7日

 

・開催場所      

 愛知県野外教育センター

・主催者      

 It's ME  Camp実行委員会

 

・イベント内容    

外国にルーツをもつ高校生世代の若者を対象に、エンパワメントおよびキャリア教育を目的とした1泊2日のキャンプを実施する。

 

※コロナの状況でキャンプが開催できなかった場合は、1日のみのデイキャンプに変更させていただきます。また、やむを得ない事情によりイベントが開催できなかった場合、来年以降の同様の事業に繰り越しいたします。ご了承ください。

 

 

【プロジェクト終了要項】

●開催日時    
2021年11月6日(土)〜11月7日(日)

●開催場所    
愛知県野外教育センター(予約済み)
住所:〒444-3432 愛知県岡崎市千万町町大平田17−5

●主催者    
一般社団法人DiVE.tv

●イベント内容    
外国ルーツの子供たちを集め1泊2日のキャンプを行う。キャンプの過程で行うワークショップやキャンプファイアー等を通じて普段かかわることのできない同年代の人や大人と関わりその経験から自信をもってもらう
 

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プロフィール

一般社団法人DiVE.tv 代表 牧野佳奈子(まきのかなこ) 大阪府立大学農学部在学中に環境問題や貧困問題を学び、卒業後、ドキュメンタリー写真を始める。2004年から3年間、福井テレビ(フジ系列)報道記者を務め、ビデオ撮影と編集を覚える。2008年から2009年にかけて世界一周し、帰国後、フリーランスとして取材・執筆・写真撮影・ビデオ制作を行う。国際協力に関するNGOで広報ボランティアも多数行う。 2014年に名古屋に移住し、多文化共生に関する取材を開始。2015年に任意団体「多文化市民メディアDiVE.tv」を設立し、多文化共生に携わっている約30の団体・個人とネットワークを組んで、"誰でも参加できる取材&発信"のカタチを模索する。2018年に一般社団法人となり、代表理事に就任。

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リターン

1,000


応援してます、お気持ちプラン1

応援してます、お気持ちプラン1

●活動の報告書をお送りいたします。
受け取り方法を「冊子を郵送」もしくは「データをメール送付」のいずれかお選びいただけます(内容は同一です)
●参加者たちからのお礼ムービーをお届けします。

※コロナの状況でキャンプが開催できなかった場合は、1日のみのデイキャンプに変更させていただきます。また、やむを得ない理由でイベントが開催できなかった場合、来年以降の同様の事業に繰り越しいたします。ご了承ください。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

3,500


美味しく応援プラン(コーヒーチケット)

美味しく応援プラン(コーヒーチケット)

●活動の報告書をお送りいたします。
受け取り方法を「冊子を郵送」もしくは「データをメール送付」のいずれかお選びいただけます(内容は同一です)
●参加者たちからのお礼ムービーをお届けします。
●DiVE CAFEドリンクチケット6枚綴りをお届けします。
*チケットは2021年12月にお届けします。
*有効期限は6ヶ月です。
*場所は名古屋市中村区(名鉄栄生駅から徒歩3分)です。
------------------------------------
DiVE.tv代表の牧野さんが運営する多文化カフェ「DiVE CAFE」のドリンクチケットをお送りします!
税込み400円のドリンクをお楽しみいただける6枚綴りのチケットで、ハンドドリップコーヒー / オーガニックティ / トロピカルジュースからお選びいただけます♪

申込数
9
在庫数
21
発送完了予定月
2022年3月

1,000


応援してます、お気持ちプラン1

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※コロナの状況でキャンプが開催できなかった場合は、1日のみのデイキャンプに変更させていただきます。また、やむを得ない理由でイベントが開催できなかった場合、来年以降の同様の事業に繰り越しいたします。ご了承ください。

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

3,500


美味しく応援プラン(コーヒーチケット)

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●活動の報告書をお送りいたします。
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●参加者たちからのお礼ムービーをお届けします。
●DiVE CAFEドリンクチケット6枚綴りをお届けします。
*チケットは2021年12月にお届けします。
*有効期限は6ヶ月です。
*場所は名古屋市中村区(名鉄栄生駅から徒歩3分)です。
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DiVE.tv代表の牧野さんが運営する多文化カフェ「DiVE CAFE」のドリンクチケットをお送りします!
税込み400円のドリンクをお楽しみいただける6枚綴りのチケットで、ハンドドリップコーヒー / オーガニックティ / トロピカルジュースからお選びいただけます♪

申込数
9
在庫数
21
発送完了予定月
2022年3月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

一般社団法人DiVE.tv 代表 牧野佳奈子(まきのかなこ) 大阪府立大学農学部在学中に環境問題や貧困問題を学び、卒業後、ドキュメンタリー写真を始める。2004年から3年間、福井テレビ(フジ系列)報道記者を務め、ビデオ撮影と編集を覚える。2008年から2009年にかけて世界一周し、帰国後、フリーランスとして取材・執筆・写真撮影・ビデオ制作を行う。国際協力に関するNGOで広報ボランティアも多数行う。 2014年に名古屋に移住し、多文化共生に関する取材を開始。2015年に任意団体「多文化市民メディアDiVE.tv」を設立し、多文化共生に携わっている約30の団体・個人とネットワークを組んで、"誰でも参加できる取材&発信"のカタチを模索する。2018年に一般社団法人となり、代表理事に就任。

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