CIP（緊急支援拠点）での活動

 

【他国へ避難する方々への情報提供】

　2月24日からすでに575万人のウクライナ人が他国へ避難しました。私たちが活動するスロバキア国境でのCＩＰ（緊急支援拠点）では、今週は2,000人以上の方々が利用。ウクライナでは、すでに3,153人が尊い命を奪われており、戦火から逃れるためにたくさんの人たちが毎日のように国境を超えています。一時ウクライナに帰国する方々が増えましたが、最近のロシア軍の攻勢により、国境を越える避難民が増加しています。

 

　戦火を逃れ、苦労して国境を超えても、新しい国・違う言葉・生活習慣の中で、避難生活をしていくのは容易ではありません。そのため、私たちはCIPにいらした方々に、国境を超えた後にスロバキアで、無料で宿泊できる場所、食糧・衛生用品を受け取る方法などの案内が載っているリーフレットをお渡ししています。

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　現在スロバキア政府は、28万人以上のウクライナ人を受け入れ、教育、社会保障、医療サービスを提供し、就労支援も行い、避難してきた人々が安心した生活ができるように配慮をしています。

 

【これからもCIPの活動は必要とされています。】

　私たちのＣＩＰでは4月だけでも4500人以上の方々を支援しました。残念ながら今も戦争は続いており、今後もCIPの運営は必要不可欠となっています。避難民の方々へ情報提供を行い、お茶をお出しして、少しでも安心してもらえるように社会心理ケアの支援も継続していきます。

　引き続きご支援をどうかよろしくお願い致します。

 

 

（写真提供　STEP-IN）

 

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認定NPO法人　IVY

尾立素子　海外事業担当