5．ドイツ・ブンデスリーガについて【あと12日で22万円！】

5．Jキャンプの紹介③　ドイツ・ブンデスリーガについて

スポンサー募集終了も残すところあと12日となりました！
いつもJキャンプを支えてくださり、本当にありがとうございます！！！

今回はドイツの車椅子バスケットボールリーグ、ブンデスリーガについて少しご紹介させて頂きます！
当法人には現役の車椅子バスケットボール選手が所属しています。第1回目のJキャンプに参加し、「10年後が楽しみで賞」を受賞し、その後スタッフとしてもJキャンプにかかわる香西宏昭は現在ブンデスリーガのBG Baskets Hamburgというチームに在籍して、プロ選手として活動をしています！

●ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガについて
ドイツの車椅子バスケットボールリーグであるブンデスリーガ(1部)は全10チームにて構成されています。9月末から2月末までリーグ戦が開かれており、ホーム＆アウェー方式で全18試合をします。勝ち点、同率の場合は直接対決の勝敗と得失点差、などを踏まえて2月末に出た順位の上位4チームが3月と4月に行われるプレーオフに進出し、1位と4位・2位と3位で準決勝、その勝者同士が決勝戦を戦います。また、下部リーグとの入れ替えもあります。ブンデスリーガ下位チームと2部リーグ上位2チームが毎年入れ替わる仕組みになっています。

シーズンを通して試合が行われていくのと並行して、ドイツカップ戦（Pokal）もあります。日本で言うところのサッカーの天皇杯のように、ディビジョン関係なく、ドイツナンバー1を決める大会です。ドイツカップはトーナメント方式で、準々決勝を勝ち抜いた4チームが集い、優勝決定戦を行います。

ヨーロッパで車椅子バスケットボールリーグが盛んな国はいくつかありますが、外国人助っ人枠の数が決められている国もあります。しかし、ブンデスリーガは何人でも所属してよければ、何人でもコート上に一度に出場させることが可能です。ベルギーのチームがブンデスリーガに参戦していたり、またあるチームはイギリス・リトアニア・フィンランド・ドイツ・ベラルーシなどの選手で構成された多国籍チームもあります！

ちなみにブンデスリーガはいわゆる「プロリーグ」ではありません。個々の選手がプロ契約であるケースはありますが、リーグ自体がプロ、というわけではないのです。

●持ち点ルールが少し違う！
日本や、国際大会の持ち点ルールは5人の合計が14点以内、と定められています。しかし、ブンデスリーガでは5人の合計は14.5点以内と少し違います。そして、健常者の出場も認められています！持ち点は4.5点とクラス分けされます。下部のチームや、ディビジョン1でも、健常者がそのチームを牽引しているチームもあります！
更に、女子選手も参加可能なのですが、一人いると全体の持ち点の合計点からマイナス1.5点引いて換算していい、というルールもあります！ブンデスリーガのチーム編成でよく見られるのが、男子の4点クラスを多めに使って、女子の1点クラスを使う、といった戦略です。持ち点ルールが分かってくると車椅子バスケットボールはまた更におもしろいものになってきます！！！

●番外編…ユーロリーグ！！
ブンデスリーガとは別にユーロリーグという大会も開かれます。ヨーロッパではサッカーがとても有名なスポーツですが、チャンピオンズリーグと同じような大会と言えます。それぞれの国のリーグ戦とは別の試合で、クラブチームとしてヨーロッパNo. １を決める大会です！
ヨーロッパ国内で4つにディビジョン分けされ、それぞれのディビジョンの予選を通過し、本戦へ出場、そこで優勝すれば来シーズンは一つ上のディビジョンの予選に参加可能となります。この大会には各国の代表選手がいたるところに所属をしていて、とてもレベルの高いトーナメントです。パラリンピックや世界選手権になかなか出場できない国からの選手も多く見かけることができます。

プロ選手が多く集まるヨーロッパのリーグ。その中でもブンデスリーガは、チーム同士の力の差が他国リーグに比べて拮抗しているので、とてもレベルが高く、おもしろいリーグと言えます。将来、香西宏昭のようにJキャンプファンダメンタルに参加した未来のスターが世界で活躍するシーンを見てみたいですね！

そのためにも、この夏もJキャンプファンダメンタル開催に向け、皆さまのご支援、ご協力をぜひ、よろしくお願いします！