原因不明の膿胸と闘う、保護猫出身のじじまるに医療費のご支援を！

 

▼自己紹介

 

生まれたときから沢山の猫たちと育ってきた、駆け出しのイラストレーター「藤雨 白」と申します。

 

実家では、地域の動物病院と提携し保護猫活動を行い、里親の決まらない子を毎年、我が家の子として受け入れてきました。

 

特に、障害がある子・発育不良の子など、治療出来ない、または難しい子たちが残る事が多く、沢山の子たちを最期まで看取ってきました。

 

(全員、去勢・避妊、ワクチン済みの子たち)

(服を着ているのが「じじまる」)

 

しかし、仕事の過労で倒れてからうつ病を発症し、投薬治療だけではうまくいかず入院もし、2度首を括りかけるなどの激しい希死念慮に囚われ、家庭では病状が悪化の一途を辿っていく為、叔母の力を借りて、丁度1年ほど前、一人暮らしを始める為の引っ越しをしました。

 

その際、命綱として保護猫の中で年長のマイペースで優しい黒猫の「じじまる」に、ついてきて貰うことにしました。

 

「この子を残して決して死なない」「この子を決して一匹残すことは出来ない」と強く誓い、環境の変化と努力で、うつの病状も少しずつ良くなっていきました。

 

そんな障害を抱えながら保護猫の為に活動をしてきた藤雨ですが、現在は障害者年金と僅かなイラストレーターとしての収入で保護猫活動を応援し続け、細々と生活をしています。

 

(猫モチーフと和風を掛け合わせるのが好きです)

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

今まで病気ひとつしたことのない「じじまる」が、引越しからおよそ一年後の今年11月、突然体調不良になりました。

 

2022年11月上旬、7歳のじじまるが原因不明の嘔吐下痢を頻繁に繰り返すようになりました。

 

「丁度、フードを切り替えたところだし……」と考え、フード会社のペット相談窓口にメールを送ったところ、「急に切り替えるとアレルギーなのか過剰反応をする子がいるので、一度元に戻してみて下さい」と、助言を頂きフードを交換対応してもらいました。

 

11月中旬以降、ウエットフードしか食べなくなるも心配していた嘔吐下痢は止み、一時回復した為、「胃腸炎だったのかな……？」と思いました。

 

11月下旬、しかし、食欲不振は更に悪化し、ペーストのものか、ちゅ〜るしか食べなくなり、猫用こたつで寝てばかりいました。

 

そして11月26日、その日は急に横になるなど、呼吸も荒いような気がしたので、急いで、夕方でしたが動物病院へ駆け込みました。

検温すると40℃以上あり、急ぎ各種検査をする事になりました。

 

(血液検査の結果、白血球が炎症の値に)

 

 

レントゲン検査では、心臓や肺が映らないほど胸水が溜まっていることが判明し、じじまるは、そのまま即入院となりました。

 

(正面図:右肺が全くうつらない)

(側面図:心臓も肺も全くうつらない)

 

 

肺に溜まったものが、膿なのか血液なのか水分なのかわからないので、採取したところ赤い粘度のある膿ということがわかりました。

どの抗生剤を使うべきか、検体に出して細菌を調べて貰う事に。

 

(使用中の抗生剤で問題ないという結果)

 

 

それと同時に、背中から胸を通り肺へとドレーンを通す手術をして貰いました。全身麻酔です。

 

(ドレーン手術後のレントゲン。胸水は膿水ということがわかり、生理食塩水で洗浄し薄めながら徐々に取り出すことに)

 

 

入院後もドライフードもウエットフードも食べない為、自動給餌できる管を通しました。

膿胸のせいで、呼吸も上手くできません。

 

(自力で食事ができず、鼻からチューブで栄養剤を胃に直接通す事に。呼吸も難しい為、常に酸素ルーム)

 

 

また、年齢による歯槽膿漏が細菌の繁殖原因となる場合があるそうです。

そこで、二度目の全身麻酔で、歯茎の弱っている部分の奥歯を抜歯してもらい、抗生剤を入れ縫い合わせました。

 

(抜歯した奥歯です)

 

 

1週間程、ドレーンにて膿胸の洗浄排出を繰り返しようやく心臓と肺の影が見えてきました。

 

(ドレーンが肺上部に入っているのがわかる)

 

 

その後、しばらくして、自力で食事を摂取する様になり、鼻チューブも外れました。

呼吸も少しずつですが楽になっている様です。

 

(入院12日目、食事もなんとかできる様になる)

 

 

そして入院15日目で、ようやく退院出来ました！

 

その際、抗生剤を2週間分頂きました。

 

家に帰るが痰が絡むのか咳き込んだり、鼻水がでたりと、まだ呼吸が辛そうな場面があります。

 

(ドレーンの除去と縫合後、退院背中とお腹がこの様に剥き出しに)

 

 

 

もともと大型で筋肉質の猫でしたが、このひと月半で6.6Kg→5.4Kgと痩せ細り、軽くなってしまいました。

 

あまり元気もなく、寝るばかりでウエットフードやちゅ〜るなど半固形のものしか食べません。くしゃみ鼻水、軽い喘鳴などが続きます。

 

(腰あたりは骨がうき、首周りは肩が出るなど服がぶかぶかに)

 

この後、再発がなければ良いものの、はっきりとした原因が不明の為、毎月定期的な受診と検査があります。

 

12月16日、退院一週間で検査に向かいました。

 

やっと家でカリカリを食べるようになり、トイレにも行くようになったので、少し安心していたのですが、膿胸は良くなっている訳ではありませんでした。

 

(正面図:右肺がやはりうっすらぼやけている)

(側面図:心臓は見え出したがまだぼやけている)

 

風邪のような症状については、先生曰く「保護猫の為、猫風邪のウィルスを持っているのだろう。免疫が落ちるとウィルスが出てくることがあるので、念の為薬を出します」とのことで、朝晩の飲み薬が増えました。

 

 

引っ越しした際に、70〜90%カバーのペット保険に加入しようとしましたが、年齢がまもなくシニア期になる為、どの会社も月額5千円近くかかると言われ「室内飼いで、元気なのだから収入が増えたら高い保険に切り替えよう！」と丁度、思っていた矢先の出来事でした。

 

その時、藤雨は自分が情けなくなり、不甲斐なさに「出来る事なら代わってあげたい」「彼が死んだら自分のせいだ」と、じじまるが入院している間は泣いてばかりでした。

 

改めて入れるペット保険を探し、ダメ元で申し込みました。

 

折角上向いてきたうつ病がぶり返し激しい希死念慮でいっぱいで、本当に悔しくて情けなくて切なくて、そんな感情を抱きながら過ごした15日間でし た。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

 

今回入院して、じじまるの命は助かりました。

しかし、原因がハッキリとは分からない為、再発防止策には通院検査での早期発見しかありません。

収入も多くなく、今回もカードのリボ払いにしてありますが、終わらないリボ払いを続けて行きながら、そこにプラスして、検査費や治療費を支払っていけるのか？と言う不安に掻き立てられ、このまま希死念慮を抱えたまま、うつの病状を制御して過ごすことになるのでは？と考えると、支払い能力があるとは思えなくなって来てしまいました。

 

何度も何度も、誘いくる死の誘惑から、じじまるは暖かさで愛らしさで、生きる事に繋ぎ止めてくれました！

それなのに自分はじじまるに何もしてやれない、なんて不甲斐ないんだと日々、自責の念に駆られるばかりです。

 

じじまるが元気に幸せに最高の猫生を過ごし、長寿の30歳を迎えられるよう精一杯お世話し、これからも治療を続けて行きたいので、今回の入院・治療費をご支援頂けないでしょうか。

 

(何も出来ないので縁切りの神社で病との縁切りを切に願って参拝させて頂きました)

 

 

 

 

以下明細などです。

※タクシー代金などは含めていません。

 

(前金を10,000円払っているので293,951円が総額です)

 

退院前の血液検査の結果です。

(白血球は落ち着いてくるも、貧血がある様子)

 

12月16日追加の明細です。

 

改めて調べましたが、白血病、猫エイズ共に陰性です。ホッとしました。

 

以下診断書です

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

今回の入院費の総額が293,951円でした。 (他タクシー代などは含まれておりません)

目標設定の55万円から、所要手数料(12%の基本手数料+そこにかかる10%の消費税+30,000円の早期受け取り手数料)を差し引いた「444.400円」から今回の入院費分の支払いを行います。

 

そして、残りの「150,449円」で、退院後の検査・治療代として、毎月のレントゲンや血液検査などにかかる半年間の治療費にしたいと考えております。

(12月現在の通院・投薬にかかった費用は12,320+22,176=34,496円でした。次は一月半ばに検査通院します。)

 

膿胸は完治するまでドレーンを付けたまま、1ヶ月の入院を要する子もいるらしく、再発もあり得る病気です。

 

勿論、保険に申し込みはしております。現在審査中です。加入できれば、手術や入院に備えて行けます。

 

ご支援、ご協力を切にお願い致します……！

 

リターン内容はイラストレーターとしての収入でご用意させて頂ければと考えております。

(※ただし、生産に3万円以上掛かる場合は一部を達成金額から捻出させて頂きます)

 

完全受注生産の為、返礼品がお手元に届くまでに暫くお時間を頂く事、ご了承頂ければ幸いです。そして、リターンの上限は設けておりません。

 

皆様が支えて添えてくださるお気持ちを大切にしたい為、リターンがお手元に届いてからも2023年6月迄は、じじまるの状態などを定期ご報告して行くつもりです。

 

また最後になりますが、もし資金に余裕が出来るようであれば これからの治療費に充てさせて頂き、長寿猫となれる様、精一杯の愛情でお世話をしていきます。

また、資金とは別になりますが、実家での保護猫活動も続けて行ければと思っております。

 

1匹の小さな命・保護猫の為にどうぞ皆様ご協力・ご支援の程頂けますと幸いです。

 

 

 

＜ご支援にあたっての注意事項＞
▶︎ 1. ペット保険について
①ペット保険による補償の有無：無

 

▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について

考えたくは有りませんが、万が一、じじまるが治療途中で亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、返金はせずこれまでの治療費、および火葬代に当てさせていただきます。

 

▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先：fujisame46-46@yahoo.co.jp

 

▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

 

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/