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ペットロスを癒すガーデン墓園をつくりたい

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支援総額

60,000

目標金額 300,000円

支援者
10人
募集終了日
2023年1月31日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

皆さんはじめまして。 岩手県一関市の常堅寺住職、一般社団法人てあわせ理事長の後藤と申します。

 

震災後、鎮魂の桜千本を被災地に植樹し、子ども食堂支援や、桜の森のケアハウスなど整備。

また、震災活動の中から死別のグリーフケアと向き合ってきました。

 

 

▼プロジェクト発案のきっかけ

 

 

私の寺で飼っていたペットが今年1月、17歳で旅立ちました。

 

ペットも家族の一員です。愛犬の死は私達家族にとって、今までにないとても大きな出来事でした。

 

そしてペットの死に際し、世の中には多くの人々がペットロスで苦しんでいることを実感したのです。

 

振り返れば、この悲しみは、私達が経験した東日本大震災と共通するものがありました。

 

そして、死の悲しみを乗り越えるため、人々は昔から伝統的な方法(供養)を取り入れながら、思い出の共有や、人と人との繋がりを通して心を癒していくことを再確認しました。

 

ペットを失った心の痛手(ロス)から立ち上がるためにも「希望やつながり・支え合い」が必要であり、それによって「癒し」に導く事ができるのだと思います。

 

また愛犬の死に際し、私たちが大きな支えとなったのは、ペットの死後世界(虹の橋)の存在です。

 

この「虹の橋」をガーデン墓園として現実に造園し、オンラインで思い出や伝統的な感謝を伝える供養を通し、人とペットと繋がる世界を構築していきたいと思います。

 

いつかは訪れる別れ。でもまた会える事ができる世界がある。そのように考えることができれば、不安な心の暗闇に、虹の希望の光が差し込んでくるのではないでしょうか。

 

涙を流して旅立った寺犬ナナ

 

 

河北新報で掲載・10万回再生されたYouTube

https://www.youtube.com/watch?v=OdJIsZhtHAQ

 

お寺で飼っていた芝犬のナナ17歳。令和4年1月19日に虹の世界に旅立ちました。

 

ナナが亡くなる前の晩、妻がナナの様子がおかしいと言って見守っていたところ、偶然娘から電話がかかってきました。

 

娘は小さな頃から一番ナナを可愛がり愛してきたので、ナナの危篤を第六感で察知したのかもしれません。

 

ナナの表情を見るため、スマホをリモートに切り替え、ナナに娘の声を聞かせました。 もう目も見えず、耳も聞こえない状態のはずなのに、娘の声に反応してナナの体が小刻みに震えだし、ひとつぶの涙を流しました。

 

そして最後に、もう一粒ぽろっと。 1粒目はお別れの涙だったのでしょうか。2つ目は感謝の涙だったのでしょうか。犬が涙を流す事はとても珍しいことのようです。

 

偶然にも、その最期の別れの涙を動画撮影できました。(新聞記者がこの動画に目を留め、WEB記事となり10万回再生されています)

 

目には見えない、耳には聞こえない世界の中で、人とペット、互いに心通い合う奇跡の瞬間に出会ったように思います。

 

それから数時間後、ナナは目を閉じました。1月19日早朝のことでした。

 

別れの日まで約2年間、妻とともに老犬の介護を共にし、ペットというより家族の一員のような深い絆で、私たちは結ばれました。

 

ペットは家族 老犬介護で命の尊さを教えてくれたナナ

 

 

生後2ヶ月のナナは、クリスマスイヴに寺犬としてやってきました。 その時の子供たちのはしゃぎようと言ったら、もう尋常ではありません。 それから毎年、ナナとお寺のクリスマスを一緒に楽しみました。

 

15歳を過ぎた頃、ある日歩くことができなくなってしまいました。それからだんだんと介護状態になっていき、おむつをさせると食いちぎって大暴れしたこともあります。

 

妻の懸命な介護で2年が経過し、日増しに老衰するこの状態は一体いつまで続くのだろうと、不安も積もってきました。

 

それでもナナは食も太く、しっかりウンチもしてくれました。 その一生懸命生きる様子は、私たち人間誰もが「老いる」と言う事実を見せてくれました。

 

まさに生老病死の苦しみは、人も動物もいつか訪れる姿であり、苦しくても最期まで生き抜く姿を、私たちに示してくれたのです。

 

河北新報オンラインに「ペットは家族」で連載中

 

坊さんがロスになったり、ナミダ流しておかしいですか?

 

 

朝方3時、妻が電気をつけたままで何か様子がおかしいという気配を感じ、リビングに降りて行ったところ「ナナが今さっき息を引き取ったの」と泣いていました。

 

火葬は、棺、骨壷、お経はどうする?そんなことをしきりに考え、頭がぐるぐると興奮して、ナナの死の悲しみはありませんでした。

 

ナナの終末を心配していたSNSの方々にも、旅立ちのお知らせをしなければと思い、ナナの涙の動画を投稿したところ、何百通ものお悔やみが寄せられました。

 

多く寄せられたお悔やみの数々

 

御礼の返信を書いていたその時、急に涙が溢れ出してきたのです。嗚咽のような、震災の時と同じような感覚でした。

 

ペットロス(喪失)と、大震災からの心の復興の共通点

 

私は愛する寺犬を失って、気付かされたことがあります。

 

それは悲しんでいるのは自分達だけではなく、世の中ではペットロスで悩んでいる人がとても多いということです。

 

ある日、ナナの供養のことを知ったという女性が、突然寺に訪ねてきました。 家で飼っていたペットが亡くなり、悲しくて家事や仕事も手に付かない。

 

夫は「早く忘れた方がいい」と言うばかりで、気持ちをわかってくれないと涙します。  

 

このことをきっかけに、ペットロスをネットで調べると、こんな書き込みがたくさんありました。 例えば、仕事や学校で落ち込んでいると、他人から「たかがペットのこと!」と言われたりする。

 

とてもショックで、更なる二重苦となって苦しんでいると言う40代女性。  

 

急に涙が出る、やる気が起こらない、感情の変化がない。そんな時はロスが疑われます。 さらに、精神疾患として、後々まで尾を引く心の病になってしまう場合もあると言うことです。    

 

また最近、コロナ禍や葬儀の簡素化によって、お別れの言葉がなかったり、お骨をいつまでも納められず部屋に置いたままで、きちんとしたお別れのステップを踏まず、心の内側に隠してしまうケースが多くなってきました。    

 

これらのことを考えると、私は大震災からの「心の復興」を思い出します。  

 

大切な家族を亡くし、茫然自失の我を目覚めさせてくれたのは、身近な人々の共感でした。

悲しい時には一緒に涙し、苦しいのはみんな同じ。だから一歩を進めようと言う「共感」が癒しにつながりました。

 

また、仮設暮らしで生活も不安定な方々が、身内や親戚の葬儀や法要に関わり、お墓や位牌をいち早く用意しました。

 

葬儀や納骨によって、少しずつ大切な人が手元から離れ遠くに行くような感覚や、向こうの世界で安楽に暮らす様子を思い浮かべ、いつも忘れない。

 

そのことによって徐々に悲しみが薄れていく。 供養は死を受け入れ、グリーフ(悲嘆)をケアする儀式でもあり、伝統的な別れの作法なのかも知れません。

 

被災の方々が、亡き人を弔うことによって、自らも癒されていく。それが日々を生きる命の原動力となり、「心の復興」の気運につながったのではないかと考えます。

 

この教訓は、ペットロスを乗り越える「悲しみの処方箋(せん)」として生かされるのではないでしょうか。

 

人とペットの虹の架け橋 虹の世界でまた会える

 

ナナの旅立ちにあたり、SNSで繋がった多くの方々から旅立ちの世界(虹の橋)を教えていただきました。

 

「虹の橋」は外国の作者不詳で、信教の壁を越え、世界で多くの人々に愛されている物語です。 そこは花が咲き乱れる楽園で、ペットにとって何不自由のない安楽な世界。

 

そしていつかは飼い主も命尽き、虹の橋を渡って感動の再会を果すというストーリーです。

 

この物語に出会ったことで、私はさらに一層心が軽く、ナナとまたいつか会えるというを想いに、晴れ晴れとした気持ちになりました。

 

そしてそれは想像の世界だけでなく、現実の世界にガーデンとして投影できるのではないかと考えました。

 

オンライン供養で思い出の繋がり 公式LINEアカウント「てあわせ常堅寺」(令和4年盆)

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

ペットロスを癒すための「虹のガーデン墓園」とオンライン供養とは?

 

いままでのことから、大切なのは「いつまでも忘れない」という思いの共感と、伝統的な手合わせ供養。そして現実の虹のガーデンとオンラインの組み合わせです。

 

そこで

 

①ペットの旅立ちの虹の世界を「虹のガーデン墓園」として整備。

 

※令和4年11月に球根(350球)を植樹いたしました。

 

 

 

②墓園にペット納骨供養塔を建立し、周囲は季節の花がアーチ状に咲き花に生まれ変わるガーデンに。(秋〜冬はイルミネーション)

 

③墓園にはライブカメラを設置し、オンラインで墓参りができる。

 

④いつまでもお別れできないペットのお骨が自宅に保管してある場合、当寺院へ送骨していただければ納骨する事ができる。

 

⑤専用の公式LINEアカウントに登録すれば「思い出お知らせ便」として命日のご案内を差し上げ、オンラインで法要に参加することができる。    

 

LINE登録で一緒にご供養しませんか?

 

令和4年夏は寺犬ナナの初盆供養、12月は虹灯り万灯供養祭を行いました。

 

そして令和5年1月はナナの一周忌と納骨(予定)です。

 

今まで「ナナとご一緒に供養しませんか」との呼びかけに、多くの方々がLINEに友だち登録し、合同供養祭を開催しました。

 

皆さんから亡きペットの写真や名前、メッセージを送っていただき、YouTubeにアップしたところ、感謝と感動のメッセージが多数寄せられました。

 

令和4年お盆供養の動画はこちら

 

LINEへのお友だち登録がより多くの心を結びつけ、同じ思いを共有することによって、感謝の念が亡きペットに伝わっていくことでしょう。

 

さらに、ペットの旅立ちの世界を「バーチャル&リアル」な墓園として可視化することができれば、悲しみを乗り越え、私たちに安らぎと癒しを与えることができると確信します。

 

亡きペットとまた会える 公式LINEアカウントにご登録を

 

 

もし今回のクラウドファンディングのご支援が叶わなくとも、まずは公式LINEアカウント「てあわせ常堅寺」に是非ご登録いただき、ペットと人が想い出とつながる世界を覗いてみてください。

 

てあわせ常堅寺公式LINEアカウント

 

きっと、亡きペット達と出会うことができると思います。

 

▼資金の使途

 

今回、募集する30万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

 

・ガーデン墓園に植樹する球根代(約350個分)

・ペット供養墓の石塔費

 

▼プロジェクト達成後の活動について

 

ペット達の虹のガーデン墓園完成後は、隣接する場所にペットと人が一緒に眠る供養塔を建立したいと考えています。

また、ネット上のバーチャルな虹のガーデンも充実させていきたいと考えています。

 

(最後に)生あるものはいつかお別れがやってきます

 

愛すれば愛するほど、別れは辛く悲しいものです。

ですが、泣いてばかりいては、亡きペットも喜んではくれません。

 

だからこそ、上手なお別れが必要です。

上手なお別れができれば、一歩前を向いて、希望の歩みを進める事ができます。

 

自分自身がペットロスになりかけた経験から、喪失によるネガティブ心理の解消として、良きお別れの仕組みを、伝統とITとを融合できないかと考えました。

 

ペットロスという社会問題解決のチャレンジでもあります。

 

皆様のご支援を宜しくお願いいたします。合掌てあわせ🙏

 

※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響含む)によりイベントができなかった場合は延期して対応いたします。

 

プロジェクト実行責任者:
一般社団法人てあわせ 理事長 後藤泰彦
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

春咲き球根を約350個植栽し、1月中旬に虹のガーデン墓園ペット納骨塔を建立する。以上、プロジェクト完了日は花が咲く来年春、3月31日とする。 資金は納骨塔やガーデン植栽の費用にしたい。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一、自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金は致しかねます。

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プロフィール

東日本大震災を機縁に鎮魂の千本桜植樹活動を展開。現在は子ども食堂や高齢者の終活を応援しています。 祈りと支え合いの「手あわせ」を通し、社会に貢献していきます。

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リターン

3,000+システム利用料


デジタル御朱印と感謝のメール

デジタル御朱印と感謝のメール

12月の虹灯りページェントやガーデン墓園の様子などご報告いたします。また、デジタル御朱印と感謝御礼のメールも送ります。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

5,000+システム利用料


ペット供養の読み込み

ペット供養の読み込み

1月のガーデン墓園の供養におけるお名前の読み込みと、てあわせ常堅寺サイト:https://teawaseso.com/へのお写真や思い出を掲載する供養といたします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

10,000+システム利用料


ガーデン春咲き球根共同オーナー

ガーデン春咲き球根共同オーナー

虹のガーデン春咲き球根の共同オーナーに指定します。
ガーデンの共同オーナー立て札に、ペットのお名前を書き入れます。ペットが花になって生まれ変わる供養になります。
(ペットのお名前や思い出を公式サイト:https://teawaseso.com/にも表示します)

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

20,000+システム利用料


虹のガーデン球根個人オーナー

虹のガーデン球根個人オーナー

虹のガーデン春咲き球根の個人オーナーとして、ガーデンにペットの名前の立札を立て、供養といたします。愛するペットが花に生まれ変わります。
また、サイトのガーデン支援者として、ペットのお名前や思い出を掲載します。
ペットのお写真は公式ライン「てあわせ常堅寺」から入力送信できます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

30,000+システム利用料


ガーデン墓園ペット納骨受け入れの権利

ガーデン墓園ペット納骨受け入れの権利

虹のガーデン墓園にペットの納骨1頭分(送骨可)をお受けいたします。
(受け入れる権利は1年間有効)
お骨は永代合祀となるため、一度受け入れると返却はできかねます。
(2頭目の納骨は2万円増)
詳しくはメールでご説明いたします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

プロフィール

東日本大震災を機縁に鎮魂の千本桜植樹活動を展開。現在は子ども食堂や高齢者の終活を応援しています。 祈りと支え合いの「手あわせ」を通し、社会に貢献していきます。

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