かわいそうだけては助けられない　野良猫さんのこと④

和歌山県　紀北のあるおうち
ご年配のご夫婦がすんでいました
そこに猫たちがやってきて　かわいそうに思い
ご飯をあげていました　全部で１２匹

猫の繁殖数を考えると　たくさんの命が亡くなっていたんだろうな　と
安易に想像できる数



風邪をひいて目が委縮した猫　ぼろぼろの子猫
そして皮膚炎で足底が血まみれの猫たち。。。

今はご飯をあげられたとしても　この先どうなるか
おばあさんが入院してしまい　おじいさんが今はご飯をあげていました
それもあと数年でご飯をあげられなくなるかもしれない

これが幸せといえるのだろうか・・・
猫にとっても人間にとっても

最初の一匹に不妊手術さえしてあげられていたら
こんな不幸の連鎖はなかったはずなのに


保護してしっかりとその猫生を守ってくださる家族へと
繋ぐことは決して容易ではない
費用も労力もかかる　もちろん譲渡できない猫もいるかもしれない

かわいそうに思いご飯をあげる　
それだけでは　もう　絶対に助けられないこと
どうかわかってほしい

ご飯をあげるなら　不妊手術をどうかしてあげましょう
今以上の猫数にならないようにしてあげましょう
それが　猫に対して人間ができる優しさと思うのです