【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 2枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 3枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 4枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 5枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 6枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 2枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 3枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 4枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 5枚目
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦 6枚目

寄付総額

3,400,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
333人
募集終了日
2025年1月17日

    https://readyfor.jp/projects/jspb2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2025年01月13日 12:00

残り4日! サシバのあれこれ

長く続いたクラファンも残り4日です。サシバのことをもっと知ってもらえるよう、最後まで広報に励みたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

 

さて、今回はサシバのことをよりよく知ってもらうために、第一弾のときにご紹介したサシバのあれこれについて再渇してみました。

 

サシバのオスメスの見分け方

 

全国のサシバのレッドデータの指定状況

 

サシバの1年

 

山のサシバ

 

黒いサシバと白いサシバ

 

以下も前回のクラファンの最終日にご紹介した内容を少しだけ加筆しました。

 

Q)漢字で何と書く?

A)刺羽、差羽、鶆鳩、鸇などと書きますが、差羽が市民権を得ているようです。

 

Q)そもそもサシバの名前の由来は?

A)説は色々あるようです。差羽で考えると、差すは物差しをイメージすると分かりやすいですが、一定の方向に向かって直線的に運動するという意味があるそうです。そして雲が立ちのぼるという意味もあり、サシバが渡りの時期に上昇気流に乗って旋回上昇しながらタカ柱を作り、高空まで上がるとまた渡っていく方向に直線的に飛んでいく様を表しているのではないかという説が有力なようです。

「野鳥の名前」(山と渓谷社)。

 

Q)日本でのサシバの北限は?

A)青森県が北限となっていますが、北海道まで渡る個体も確認されているようです。ただ、繁殖記録はありません。

 

Q)越冬地は?

A)日本では奄美大島以南で越冬しています。ただ、奄美大島の北にある島々での越冬が本当にないのかは確認が必要です。また、たくさんのサシバが飛来する宮古島は中継地で、越冬個体はほとんどいません。沖縄島など南西諸島の各島でも越冬していますが、どの島が越冬地でどの島が中継地かははっきり整理されていません。最も大きな越冬地であるフィリピンは、日本だけでなく大陸から台湾などを経由して南下する個体が越冬しています。そして少数ですが、パラワン島を経由してボルネオに入る個体、ミンダナオ島からさらに南下してインドネシア方向に向かう個体もいます。サシバの越冬地はとても広範囲です。

 

Q)繁殖期間は?

A)本州では4月には渡ってきて、5月頃から3~4個の卵を産みます。そして子育て後8月には早い個体が移動を始め、9月には渡りのピークがやってきます。

 

Q)渡りを観察するなら?

A)秋の渡りであれば、9月中旬から10月上旬が良い時期です。天候に大きく左右されますが、この期間中でも、当然のことながら西に行くほどピークが遅くなります。

 

Q)サシバの餌は?

A)繁殖地では水田の周りにいるカエルやヘビ、バッタなどを食べています。また、ヒナが大きくなる頃には、ヤママユガと呼ばれる大きな蛾の仲間の幼虫をよく捕らえるようになるようです。渡りの途中もバッタなどが主食になると思います。渡りの季節に草地で一生懸命バッタを追いかけていたのを見たことがあります。越冬地では色々なものが餌となっていますが、奄美大島ではタイワンツチイナゴやタイワンクツワムシ、カマキリの仲間など、大型の昆虫が餌となっているのをよく見かけます。奄美大島で交通事故で死んでしまったサシバを調べると、お腹の中はほとんどタイワンツチイナゴだったという報告もあります。また、トカゲ類やシリケンイモリのような小動物も餌となっているでしょう。

 

Q)サシバはどこで子育てする?

A)水田の周りにある林の、アカマツやスギなどに、皿状の大きな巣を架けて子育てします。

 

Q)サシバの生息を脅かすものは?

A)ひとつは里山環境の喪失です。繁殖地である里山の環境は、開発がしやすい地域でもあり、それに拍車をかけているのは高齢化や生活スタイルの変化による放棄水田の増加です。放棄水田となった環境には、オオタカやノスリが入ってきます。そして中継地や越冬地では森林伐採や密猟が大きな影響を与えていました。宮古島やフィリピン北部のサンチェスミラでは密猟は無くなりましたが、フィリピンではまた密猟が残っています。

 

それでは、サシバのクラファンへの応援、引き続きよろしくお願いいたします。

 

沖縄島のサシバ 2025年1月
沖縄島のサシバ 2025年1月

 

 

ギフト

3,000+システム利用料


3千円|応援コース

3千円|応援コース

⚫︎お礼のメール
⚫︎活動報告レポート
⚫︎寄附金控除証明書 ※領収書の日付はREADYFORから寄付金の入金がある2025年3月10日となります。
⚫︎メーリングリストへご招待

申込数
125
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


1万円|応援コース

1万円|応援コース

⚫︎お礼のメール
⚫︎活動報告レポート
⚫︎寄附金控除証明書 ※領収書の日付はREADYFORから寄付金の入金がある2025年3月10日となります。
⚫︎メーリングリストへご招待
⚫︎オンライン活動報告会 ※2025年11月前半の平日で実施予定。詳細は8月中にご連絡します。
⚫︎HPにお名前掲載 ※ご希望者のみ、2025年4月〜2026年3月まで掲載します。

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

3,000+システム利用料


3千円|応援コース

3千円|応援コース

⚫︎お礼のメール
⚫︎活動報告レポート
⚫︎寄附金控除証明書 ※領収書の日付はREADYFORから寄付金の入金がある2025年3月10日となります。
⚫︎メーリングリストへご招待

申込数
125
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


1万円|応援コース

1万円|応援コース

⚫︎お礼のメール
⚫︎活動報告レポート
⚫︎寄附金控除証明書 ※領収書の日付はREADYFORから寄付金の入金がある2025年3月10日となります。
⚫︎メーリングリストへご招待
⚫︎オンライン活動報告会 ※2025年11月前半の平日で実施予定。詳細は8月中にご連絡します。
⚫︎HPにお名前掲載 ※ご希望者のみ、2025年4月〜2026年3月まで掲載します。

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月
1 ~ 1/ 15

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る