紛争や政情不安…困難に直面する人々に未来を変える学びの力を届けたい

こんばんは。クラウドファンディングチームです。

 

先ほど、寄付総額が150万円を超えました・・・！達成率は30％となり、【あと18日で347万円】が必達目標となっています。

 

 

「必達目標」と言うのも、今回私たちは目標500万円を「ALL or NOTHING」形式でチャレンジ中のため、10/31の23:00までに目標を達成していなければ、獲得金額が0円になってしまう形なのです。

 

この数日、「ALL or NOTHINGだったの？」と驚かせてしまう方も多く、告知不足を痛感しております。

 

そう、私たち、「ALL or NOTHING」形式なんです・・・。

 

これまでご寄付くださったり、拡散してくださっている皆様、本当にありがとうございます。なんと御礼をお伝えしたら良いか分からない程、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

しかしながら私たちの力不足で、残り18日で達成率が30％と、まだまだ安心できる状態ではありません。引き続き、記事の拡散や周囲の方へのお知らせなど、お力を貸していただけると大変助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

＼10/19（水）20:00～アフガン・イエメン報告会やります！／

 

さてそんな中、ぜひ皆様に今回のプロジェクトをもっと知っていただきたいと考え、10/19（水）の夜、オンラインの報告会を開催させていただきます。

>>>詳細・申し込みはこちらから

 

 

アフガニスタン

今回ピックアップする国のひとつであるアフガニスタンでは、長く続く紛争下、女子教育が禁止されていたタリバン政権時代の影響や経済的な問題、あるいは「伝統慣習」の名のもとに女性の教育の機会が奪われてきた結果として、成人女子の識字率は30％を切っています。

 

「文字が読めない暮らし」を、文字が読める私たちは、どのように想像すれば良いのでしょうか？

 

例えば、その土地の言語が分からない国に行って、体調を崩して薬を買いたい。けれども薬の注意書きは記号の羅列にしか見えず、何が書いてあるのかまったく分からないので、怖くて手を出すことができない。

 

例えば上記と同じ環境で、黄色と黒とビックリマーク（！）で何か警告のようなものが書いてある看板があるけれど、読めないので何が危険で何に注意すればいいのかが分からない。

 

・・・文字が読めないということを、当事者でない私たちが想像しきるのは難しいことですが、「その土地の言語が一切分からない国や地域」に身を置いた時のことを深く想像してみると、その生活の不便さや不安を、少しイメージすることができるのかもしれません。

 

実際に、私たちJVCが実施し、現在は元JVC現地スタッフが設立したNGOが引き継いで活動を続けている成人女性を対象とした識字教育のプログラムの参加者は、

 

「一番嬉しいのは、正確な時間に家族に薬を服用させることができ、有効期限もわかること」

 

「幼い息子と娘の宿題の質問に答えることができるようになった」

 

という言葉を残しています。

 

 

特に、いつどのような変化が起きるか予測しにくい紛争下において、「文字情報」は自分と家族の命を守り、より深く物事を理解し行動・判断するための、貴重なツールなのではないでしょうか。

 

今回の報告会では、現地で識字教育の担当として関係省庁と粘り強い交渉を続け、識字教育プログラム再開の許可を勝ち取り、本格再開のための準備を続けている現地NGO：YVO副代表のアブドゥル・ワハーブさんと中継をつなぎます。

 

識字教育をめぐる最新状況や、プログラム再開のためにどのようなハードルがあったのかなど、掘り下げていきたいと思います。聞き手・通訳には元JVCアフガニスタン事業担当/元事務局長の長谷部貴俊さんをお迎えします。

 

 

イエメン

当日はアフガニスタンのほか、JVCの新事業地であるイエメンについても報告します。イエメンは、2014年9月に発生した内戦の影響を受け、いまなお多くの避難民を抱えている状態で、「世界最悪の人道危機が起こっている」と言われています。

 

では、「世界最悪の人道危機」とは、どのような状況なのでしょうか？

 

普段の暮らしで切迫した「人道危機」を感じることが多くない（ほとんどがそうだと思います）場合、本当の意味でその状況を想像するのは難しいことなのかもしれません。

 

例えば数字で考えてみると、イエメンの約3,190万人の人口中、70％を超える約2,340万人が支援や保護を必要とする状況であると言われています。

 

今回の報告会では、実際に現地に調査に入ったJVCスタッフが、自分の目で見て、実際にそこに住む方々から聞いた話をもとに、現地の状況、そして8月から開始した教育・幼稚園支援の経緯や進捗をお話します。

 

「2,340万人」「70％」「世界最大の人道危機」というワードだけでは実感しにくい部分を少しでも、写真や動画記録を使いながら、現地の方々にかわって伝えられたらと思っています。

 

実際の状況を想像しきることは難しくても、私たちは知ることができます。

知ることで、そこから何ができるかともに考え、行動することができます。

 

多くのハードルを越えて現地に赴き調査をしてきました。直接、話を聞いてきました。1人でも多くの方に得た情報を伝え、イエメンの厳しい状況をできる最大限の力をもって、サポートしていきたいと考えています。

 

 

10/19（水）20:00～、JVCアフガニスタン・イエメン報告会はオンラインで開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております（寄付つきチケットもあります）。

 

--------

【開催日時】2022年10月19日（水）20:00～21:30

【開催方法】オンライン開催
＊お申込後、「マイチケット」よりzoomのリンクにアクセスできます。
＊お申込み頂いた方には、別途Zoomのリンクをお送りします。

＊当日の電波・治安状況などにより、中継や登壇者に変更がでる場合がございます。

＊申し込み、その他注意事項詳細はこちらのリンクからお願いいたします。

--------

 

引き続き、クラウドファンディングの応援、どうぞよろしくお願いいたします。

>>ご支援はこちらから

>>アフガニスタン最新記事はこちらから

>>イエメン最新記事はこちらから