続きまして、日本西海岸計画の理事メンバーである五十嵐洋介さんのご紹介です。

 

■名前

五十嵐 洋介(いがらし ようすけ)

 

■所属

株式会社ainak(アイナック)

 

■所属している会社はどんな会社ですか?

株式会社ainakは、「愛アル・コミュニケーション」をモットーに、企業と多様なパートナー関係を結び、生活者とのエンゲージメント醸成のためにソーシャルメディア等の企画運営といったデジタルコミュニケーションから、店頭・現場に根付いたリアルコミュニケーションまで様々なことに取り組み、多くの人を“HAPPY”に、心豊かに暮らせるような社会創りを目指す会社です。

 

 

■日本西海岸計画に参加する理由はなんですか?

実は私は日本西海岸計画に参画する前から、東日本大震災による間接的被害を受け、逼迫していた山形県内のある地元企業のマーケティング・ソリューションの施策の一つとして、マーケットの視点を市外、県外へ向け、より多くの方にサービスをお届けするために、“都内に暮らしていて山形県への移住を希望される方々の移住支援”を行っておりました。

 

しかし、震災復興とともに、あたかもブームのように地域活性化、地域創生がどの市町村でも叫ばれるようになり、もともと私がこの事業で目指していた地域活性化の意義や存在感が薄れ、それ自体伝わりにくくなってきていました。そんなときに出会ったのが、日本西海岸計画です。「日本海側を日本の西海岸と呼び、新しい産業が生まれる日本版シリコンビーチを創る」という壮大なビジョンに共感し、未来志向もあり、地域課題も解決できるという私の描いていた方向性とも一致していたため、喜んで参画させていただきました。

 

■このLIHGTHOUSEからどんなものが生まれて欲しいですか?

先日のオープンセレモニーでも少しお話させていただきましたが、今の日本で起業社会をどんなに叫んでも、正直、すぐに浸透するとは思いません。

それが地方ならなおさらで、賃金も安く、明日の暮らしを考えなければならないというのに、いくら声を大にして叫んでも伝わりにくいのは明らかです。

 

つまりそれは、“リスク”が前に立ちはだかるからです。

 

せっかく就職した会社を辞めてチャレンジしても失敗することだってあります。

貯金をはたいて起業したのに失敗したら、もちろんお金はなくなります。

 

上手い例えではないかもしれませんが、海から出ると呼吸ができなくなる魚に、リスクをおかして、「地上に出ろ、空にはばたけ、宇宙を見ろ」と言うようなものです。

 

だからこそ私はこの場所が少しでも、起業を目指す地元の方々、都市部から移住されるエンジニアや起業を志す方々、都市部とのデュアルライフでお仕事をされる方々の“セーフティネット”になれば良いのではないかと考えています。

 

ここに来れば、アイデアや知恵が集積しており、先輩やアドバイザーが教えてくれて、さらにはお裾分けの文化まで根付いている、少しでもリスクを緩和できる場になってほしい。

そして失敗しても何度でもチャレンジできる場所になってほしいと願います。

 

ところで、「何で起業なの?」「何で起業する人たちを支援するの?」

よくこんな質問をされることがあります。

 

起業社会を目指すということは、行政的に見れば事業税が増え、地域が少しでも潤うことにつながるのかもしれませんが、僕はそれよりも、むしろ住民、個人が豊かに暮らせるようになるための手段の一つであるとも思っています。

 

起業はリスクであるかもしれませんが、リスク対策でもあるのです。

 

今は、終身雇用は破綻し、100年ライフということで定年がどんどん伸び、少子高齢化も進んでいるため、年金がもらえにくくなり、70歳、80歳まで働かなければならないという時代になりつつあります。

今後、国や行政、今勤めている企業が、暮らしを保証してくれるとは限りません。

 

自立し、自分で仕事を創っていかなければ、豊かに暮らしにくくなるような社会に向かっています。起業は大なり小なり数回経験するというような人生を送ることになる可能性だって考えられます。

 

社会のパラダイムシフト、その過渡期にいるからこそ、なかなか自分ゴトとして捉えにくいのではないでしょうか。

日本西海岸計画の活動も、まだまだ多くの人に理解されていないというのも事実です。

 

未来を自分ゴトとして捉え、なぜ起業・自立が推進されているのかを自分のものとして考える人が増え、そしてそのリスクを少しでも緩和できるような場所があることを理解されるとともに、これからもこのようなセーフティネットがどんどん増えていくような社会を私は期待します。

 

 

■最後に一言お願いします。

どうも最近聞こえてくる声は、未来への悲観ばかり。

あたかも、みんなで貧しくなろうという方向に向かっていっているような気がしてなりません。

 

そんな未来は、私は嫌です!!!!!

 

まだまだ日本西海岸計画もスタートしたばかりで未熟ではありますが、みんなで知恵を出し合い、高めあっていくことで、できるだけ多くの人がHAPPYに心身豊かに暮らせる未来、チャレンジできる環境をつくっていければと思っています。

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