静岡県島田市で荒廃茶園を再生!柑橘類じゃばら栽培で地域活性を

静岡県島田市で荒廃茶園を再生!柑橘類じゃばら栽培で地域活性を

支援総額

520,000

目標金額 500,000円

支援者
43人
募集終了日
2018年11月30日

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元気を失いつつある島田市を「じゃばら」の栽培で元気にしたい!私たちはそのファーストペンギン(先駆者)になります。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。合同会社大井川地域再生の山本孝夫です。代表の紅林と3人のベテラン農家さん、そして私の計5人でこの会社を立ち上げました。私たちは、静岡県島田市で、増え続ける荒廃農地の解消と地域を活性化させる特産物づくりのための活動をしています。

 

この地域は、昭和の時代は日本一の茶の産地として元気でしたが、平成に入ると茶価の低迷により農業をしなくなり、荒廃茶園の増加が社会問題になってます。

 

その解決策となるような先駆的な取り組みをしようと、元々茶園だった耕作放棄地で、茶の代わりに「じゃばら」という花粉症の症状の緩和に効果があるとされる柑橘を栽培する取り組みを立ち上げました。メンバー5人で試験栽培を始めています。

 

この新しい取り組みが、あわせて花粉に悩む人々の救済となり、広がってゆくことで地域の活性化に繋げていくことが狙いです。

 

代表の紅林(左)と地域の農家さん(右)

 

 

大学の研究で、花粉症の症状の緩和に効果があると報告された柑橘類のじゃばらを、茶に続く島田の特産品にすることを目指します!

 

静岡県はお茶とみかんの産地です。しかしながら、地元農産物の単価の低迷や景気の低迷で農業から離れていくという問題があり、地元の茶農家さんたちは転作作物は何かないかと模索しています。これまでもいくつかの作物で取り組み事例はありますが、今一つヒットしません。

 

何か良い作物はないかと探している中で、大学の研究で花粉症の症状の緩和に効果があるとされている柑橘類じゃばらを知りました。じゃばらは、もともと邪気が払われるほど酸っぱいというところから邪払(じゃばら)と名付けられたそうです。実際食せばちょっと苦味があるレモンといった感じです。

 

大学の研究では、じゃばら果汁10ccを2週間摂取した時、症状の緩和が見られたとしています。緩和に寄与しているといわれている成分ナリルチンは、実は果肉部より果皮部に多く含まれているということも報告されています。

 

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これがじゃばらです。

 

静岡はみかんの産地ですので柑橘類の栽培に適した土地です。じゃばらは柑橘類でもユズの仲間なのですが、私たちの仲間の一人はユズ農家ですので、栽培方法は熟知しています。

 

じゃばらは、全国でも産地が少なく、生産は需要に追いついていない状況です。科学的な裏付け、生産地としての気候適正、栽培技術の熟知をもって先駆的栽培を行い、多くの農家さんの参加者を募り、一大産地になるよう取り組んでみようと決めました。

 

また、島田市には新東名高速道路のICがあります。IC近くには、これから3年後くらいに道の駅の物産販売施設が建設される予定で、現在特産物が何かないかと探している状況です。じゃばらであれば、花粉症対策に期待が持てる果実というキャッチフレーズで集客に役立ちます。

 

花粉症の緩和に効果があるとされる成分は、皮の部分により多く含まれますので、果実をそのまま販売するだけでなく、しぼり果汁、果実をまるごと使ったマーマレードなど、6次産業化へと夢は広がります。

 

それにはある程度の生産量を確保する必要がありますので、多くの農家さんに参加してもらうのが不可欠です。そして、一人でも多くの人々が重い花粉症症状から解放されることなれば最高ですね!

 

牧之原台地の上は広々と茶園が続いています。
いつまでもこの状態であれば良いのですが、地元自治体も荒廃茶園の増加に頭を悩ましています。

 

 

荒廃した茶園の土地改良を行い、じゃばら栽培を本格的にスタートします。

 

今回のプロジェクトでは、今なお増加しつつある、放置されて荒廃した茶園の土地改良を行い、じゃばら栽培のための農園を作ります。

 

荒廃地の地主さんは管理する手間もなければお金もありません。私たちはこの土地を農業委員会の同意を得て借り受け、土地改良と作物栽培をスタートさせます。

 

整備されている茶園と放置され荒廃してしまった茶園。
写真の左半分は整備されています。右半分は無造作に茶の木が生い茂り荒廃してしまっています。
このような茶園が毎年増え続けています。

 

土地改良するには元の茶の木を刈り取り、根っこを掘り起こし粉砕、土地を深く耕して整地します。そこに元肥を入れてやっと耕作地となります。茶園は作業性の悪い傾斜地のため、傾斜度にもよりますが10a*あたり40万円ほど費用がかかります。(*1aは100平方メートル)

 

皆さまからのご支援は、農園の候補地16aの土地改良費と苗木代に充てさせていただきます。16aでおよそ100本の苗木が植えられ、収穫には5年ほどかかります。

 

■農園概要■

場所:静岡県島田市内の荒廃農地 (島田市湯日910-1・島田市湯日4053)

オープン予定日:2019年4月

 

予定地の様子です。

 

 

じゃばらを地域の名産品にしよう。そして花粉に悩む人を助けよう。

 

富士山静岡空港近くの中学校跡地にアウトレットが2,3年後にオープンすることになっており、人の流れが大きく変わろうとしています。農家さんはこの好機を逃すわけにはいかないのです。じゃばらは植え付けから収穫に5年ほどかかるため、時期としては今始めるしかありません。

 

私たち5人が孤軍奮闘したところで大きなうねりにはなりません。まずは私たちが栽培に成功し、先の見える良い成功事例を示すことで多くの農家さんたちの賛同を得られると思っています。

 

そして、賛同してくださる農家さんが集まったところで、次のステップとしてこの作物の生産組合を作っていきます。そこまで進めなければ地域の活性化とは言えないでしょう。その頃に荒廃農地が減少していることがさらなる理想です。

 

私たちはじゃばらを地域の名産品にするための第一歩を踏み出します。私たちといっしょにこの柑橘で地域を盛り上げ、花粉に悩む人を助けていきましょう。皆さまのご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

メンバー一同。応援よろしくお願いいたします。

 

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プロフィール

合同会社大井川地域再生の事務局として日々活動を頑張っています。地域のスポーツ活動にも尽力しています。

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リターン

10,000


じゃばらで応援コース

じゃばらで応援コース

■お礼のメールと報告書をお送りします
■農園の看板に支援者様としてお名前を掲載します
■隣接地の協力農家さんが栽培したじゃばら1kg

支援者
41人
在庫数
2
発送完了予定月
2019年1月

10,000


新茶で応援コース

新茶で応援コース

■お礼のメールと報告書をお送りします
■農園の看板に支援者様としてお名前を掲載します
■当代表の紅林自家製の新茶100g

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年1月

5,000


気軽に応援コース

気軽に応援コース

■お礼のメールと報告書をお送りします
■農園の看板に支援者様としてお名前を掲載します

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年4月

プロフィール

合同会社大井川地域再生の事務局として日々活動を頑張っています。地域のスポーツ活動にも尽力しています。

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