じゃばら苗を植え付けを終了しプロジェクトを完了しました。
皆様から頂いた資金を活用し、じゃばら苗を植え付けひとまずプロジェクトを完了しました。とは言っても果実が実り収穫できるようになるには4,5年かかり先は長いですが地道に私たちの地域の新産物になるよう取り組んで参ります。ご支援有難うございました。以下最終の報告をさせていただきます。
「じゃばら苗を植え付けしました」
1月2月に茶園を整備し、植え付け箇所に肥料や土壌改良剤を混ぜて事前準備して土地を寝かす期間を1か月置き、3月の苗入荷を待ちました。3月下旬苗が入荷され植え付けました。4月に入って雨が少なかったので弱い苗は枯れだしたりしましたが、水撒きなどして多くは根付いてくれたと思います。地主さんのお話をお聞きするとイノシシやシカがやってきて穴を掘ったり新芽を食べたりしてしまうそうです。そこで急きょ周りをネットで囲うことになり、竹林からの竹材で杭を作り網を固定し手作りで農地を守るようにしました。つぎからつぎへ問題が発生しますがひとつひとつ解決させながら進めて行きます。
「農場現場に看板を設置しました」
支援金の一部を使用し現場に立て看板を立てました。匿名希望の方を除きご支援いただいた方々のお名前をニックネームなども使って表示してあります。
「資金の使い道の報告」
クラウドファンディングでご支援いただいた52万円の内、レディフォーさんの手数料を差し引いた資金は次のような使途のため使用しました。
1.土地改良整備費 茶の木の伐採、整地、穴掘りなど 25万円
2.肥料、土地改良剤 石灰やヨウリン、完熟牛ふん堆肥など 5万円
3.じゃばら苗木 1年物2年物、台木のカラタチ苗含む 15万円
4.農業副資材 雑草除けシート、獣除けネット、バケツ等 4万円
5.アルバイト代 忙しい時手伝ってもらいました 3万円
6.返礼品経費 じゃばら果実、新茶、送料 3万円
以上が主な項目です。実際には資金だけでは不足しており、自己資金で補っています。
「リターン発送は完了しました」
多くの方はリターンにじゃばらを希望され12月中に発送を完了しました。2名新茶を希望された方がおり12月では新茶と言っても前年度のものになってしまうため、この支援者の方々には直接連絡し新年度の新茶を待って送付する了解をいただいており、今送付を完了した所です。また看板への表示だけを希望された方は上記に示した通り看板へお名前を記載しました。これでリターンは完了ということになります。
「今後の連絡と歩みについて」
今回のクラウドファンディングは荒廃農地の解消と花粉症対策になる柑橘類じゃばらの栽培の取り組みのスタートのためのものでした。継続して樹木の世話や商品化に向けた研究、一緒に栽培をしてくれる仲間づくりなど課題はたくさんあります。地道な活動を今後も続けて参ります。
果樹が実るのは4,5年かかりますのでまだ先ですが、今回ご支援いただいた皆様が、この先そういえばあのじゃばらの栽培はどうなったんだろう?と懸念される方がおられたら、事務局である私、山本 090-1864-9413 までお問い合わせください。それまでの歩みその後の歩みについてお話できると思います。
ところで、返礼としてお送りしましたじゃばらはいかがだったでしょうか。じゃばらのママレードレシピを同封しておきました。実際に私もじゃばらのママレードを作りこれを花粉時期に食べて花粉症対策になるかどうか試してみました。毎年薬を飲んでいましたが今年はこのママレードだけで苦しい時期が越えられるかどうかの人体実験を自ら行いました。うれしいことに薬なしで花粉時期を越えられることができました。私はこれですっかり自信を持ってしまいました。これからのじゃばら栽培にも力が入ります。皆さんからのご意見などお聞かせいただければ幸いです。
以上でクラウドファンディング事業の報告とさせていただきます。