【カウントダウン10】メッセージリレー＃38　「こどものほっこりエピソード」

はじめまして！地域小規模児童養護施設第二鹿深の家の担当をしております谷と申します。皆様からの多大なるご支援に日々感謝しております。ありがとうございます。

さて、私は当施設に就職してから9年目を迎える職員なのですが、児童養護施設の仕事は子ども達と生活を共にする仕事ですので、ここまでの職員生活で子どもたちの様々な成長に立ち会わせてもらいました。ホームで一番年下だった子が、自身よりも年下の子の入所に伴い、それまでとは打って変わって色々なことを教えてあげる姿を見せてくれたり、ずっと普段着がジャージ姿だった子が、オシャレに目覚めたり、ちょっとした外出でも服装や髪形を気にするようになったり・・・例を出したらキリがありません。

そんな数ある子ども達の成長エピソードの中には、「これも成長だよね」と少しクスっと笑えるエピソードも…。

今年は当施設、カメムシが大量発生したのですが、以前はカメムシを見るだけで癇癪を起こしていた子が、他児らがギャーギャー騒いでいるのを他所に、なんとせっせと駆除していました(笑)ミニペットボトルを片手に、次々と巧みにボトル内に捕獲していき、「昆虫採集や∼」と楽しんでいるその子の様子を見た他児らのイライラもいつの間にか何処へやら。すっかり笑顔を見せており、その場がすごく和んだのを見てすごくほっこりしました。

施設で仕事をしていると、子どもの成長を一番近くで感じることができ、ほっこりできる機会が散りばめられています。大変なこともありますが、子どものほっこりエピソードに元気をもらいながら、これからも頑張っていきたいと思います。

第二鹿深の家リーダー　谷亮典