金沢発！未来のがん研究者を育む「がん克服プロジェクト」

「がん」の幹細胞の集団をみてみよう！

 

 

｜｜担当教員：

後藤典子 (がん進展制御研究所・新学術創成研究機構)  

西村建徳 (がん進展制御研究所)  

竹内康人 (がん進展制御研究所・新学術創成研究機構)

 

 

｜｜がんの幹細胞とは

 

皆さんは、ES細胞やiPS細胞のことを聞いたことがありますか。これらは、体のすべての細胞を作ることができる幹細胞です。「がん」という病気は、体の中の一部の細胞が勝手に増えてしまい、がん細胞の塊を作る病気です。
  最新の研究により、勝手に増えるがんの幹細胞、いわゆる“がん幹細胞” が元になってがん細胞の塊をつくることがわかってきています。
 

 

｜｜本プログラムでは

 

がんの幹細胞は、お皿の中で、栄養素の入った培地を入れて増やすことができます。これを「オルガノイド」といいます。オルガノイドを観察し、培養をしてみましょう。
 

オルガノイド

 

 

｜｜体験できる内容

 

（1）患者由来細胞・オルガノイド培養の概要説明
（2）オルガノイド培養の準備（Drop培養）
（3）オルガノイド培養開始
（4）培養後のオルガノイドの観察
（5）オルガノイドにおける「親玉がん細胞」の観察