建設予定地

かにた婦人の村は広大な敷地を有していますが、大部分が丘陵地で平坦地がほとんどありません。そのわずかな平坦地に、寮舎、管理棟、食堂、浴室棟、医務棟などが点々と建てられています。

▲かにた遠景（右から管理棟、食堂、寮舎など）

新しい建物の建設予定地は、かにたの敷地の中でいちばん低い場所になります。

▲建設予定地。左上に現在の管理棟。

新しい建物は、3階建ての集約型の施設を計画しています。これまでバラバラに点在していた機能を統合した建物になるので、食事や入浴、健康管理など、生活上欠かせないことは、ほとんど同じ建物の中で済ませられるようになります。そのような規模の建物を建てられる場所は、この場所しかありません。

近年、かにたの周辺もイノシシが出没するようになり、農園の畑なども被害が出ていますが、最近はこの建設予定地もかなり掘り返されている状態です。どうやってイノシシの進入を防ぐかも課題の1つになっています。