この超保水化粧水に欠かせなかった成分「サクラン」(スイゼンジノリ多糖体)の原料であるスイゼンジノリについて、もう少し詳しくお伝えできればと思います。

 

スイゼンジノリは日本固有種のらん藻類で、寒天質の塊のような形で生育します。寒天質の中には多数のまゆ型の細胞が散在し、細胞分裂を繰り返しながら細胞外に粘性物質を分泌しています。この物質は細胞を外敵から守るバリケードとしての役割をもつと考えられています。

 

また、スイゼンジノリは江戸時代から食用として珍重され、幕府への献上品としても使われてきたそうです。塩水漬けのものは塩出しして湯通しして酢の物やお吸い物に、乾物は水で戻して和え物などに使われています。

 

酢の物にしていただいてみました。肉厚でつるんとした食感です。

 

この寒天質から生成される「サクラン」(スイゼンジノリ多糖体)は、肌表面に水を抱えて留まってバリアを形成して肌から水分が失われるのを防ぎ、外的刺激から肌を守ります。そのため、アトピー性皮膚炎や火傷の治療への研究にも使用されています。

 

水の膜が肌表面をカバーしてつるんとしたなめらかな肌に仕上げ、「くすみや小じわが目立たなくなった」とおっしゃるモニターさんもいらっしゃいました。

 

サクランの分子構造は、人間の細胞周辺に存在するグリコサミノグリカン(ムコ多糖類)と極めて似ていることがわかっています。

 

参考文献:新発見「サクラン」と伝統のスイゼンジノリ~日本固有のラン藻が秘めた驚異の保水力・機能性~

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