2025年1月分★★猫たちの治療状況のご報告★★

　皆様のご支援のおかげで、2025年1月も猫たちに治療を受けさせて頂きました。心から御礼申し上げます。

★猫たちが受けられた主な治療内容

⚫︎こた　レントゲン血液検査、肺水腫、歯肉炎、抗生剤と抗炎症剤、利尿剤の注射。肺水腫は、あまり良くなっていなかったのですが、高齢のため麻酔が危険なのでドレーンはできず、利尿剤内服を続けることに。血液検査の結果、白血球数は正常値になりました。高脂血症。腎臓病。
利尿剤が効いて、呼吸は楽になったようです。毎日リンゲル補液続けました。補液するとすぐにゴロゴロ喉を鳴らしました。苦しそうな様子はなくなりましたが、食欲不振が続き、1月23日、静かに永眠しました。15歳5ヶ月でした。

雨の日、近くの海岸で保護。小さい頃のこたです。

⚫︎ペラ♂  地域猫のペラちゃん、体重7.4kgおねだり上手でたくさんの人からおいしいものをたくさんもらっていたようです。血液検査の結果、腎臓と肝臓が悪くなり始めていました。腎臓病が急性か慢性かを見るために、1ヶ月後にまた血液検査予定です。保護されて環境が変わってナーバスになったせいか、２日間フード食べず。体重コントロールが必要だけれど、急激なダイエットは心配…それでも3日目からフードを標準量食べて元気で落ち着いています。もっとご飯ちょーだいおやつちょーだいが出るかと思いましたが、それもなく、普通の量のフードで満足しているようなので、少しずつ体重もおちるでしょう。

⚫︎ラン　先月角膜潰瘍と診断されたランですが、１日１５回ほどの目薬点眼を頑張ってくれたので、目の周りも赤みがひきました。1/28受診。まだ角膜潰瘍は完治していないので、もう少し目薬を続けることになりました。

⚫︎ズラちゃん♂  ズラちゃんと呼ばれていた野良猫さんがひどいケガをしていました。原因不明ですが、顔から胸にかけて皮が剥がれていました。警戒心が強くて、捕獲困難のようでしたが、ボラさんの捕獲協力があり、うちまで搬送してもらいました。ズラちゃんの傷は広く深く、こんな大けがをして、よく生きていたものです。どれほど痛かったか…。こんなひどいケガでは石垣島で治療は難しいかも…と話していたところ、ボラさんのつてで、東京で診てもらえることになり、急遽東京へ。深く広い傷なので、抗生剤で様子を見て、場合によっては皮膚移植になるようです。東京の獣医さんのご厚意で無料で治療して頂けることになり、東京への空輸代だけ支払わせて頂きました。傷が治ったら、里親様も探してもらえるようです。

⚫︎きなこ♂ 交差点付近でさまよっているのを保護されて、受診。幸い元気でワクチン接種、ウイルス検査を受け、ボランティアさんのもとで里親募集中です。

⚫︎ネネコ　前足に釣り針が刺さった猫がいると連絡があり、ボラさん
にご協力頂き、無事に病院で釣り針を外してもらいました。幸い深く刺さっていなかったので、麻酔もせずに済みました。ボラさんたちがネネちゃんと呼んでいましたが、うちにいた子にもネネちゃんという子がいたので、混同しないように、ここでは仮にネネコちゃんにしました。

左前足に釣り針の刺さっていたネネコちゃん
たくさんの猫や鳥などが、釣り針被害に遭っています。釣り針放置がなくなって欲しいです。

⚫︎ダンゴちゃん　また口内炎が悪化し、ごはんが食べられなくなったので、2週間効果の続く抗生剤と抗炎症剤の注射をしてもらいました。2週間後から内服する抗生剤も出してもらいました。

⚫︎りゅう　以前歯肉炎で犬歯以外、抜歯をしてもらいましたが、喉の入口にもひどい炎症があり、悪化してごはんが食べにくそうにしていたので、抗生剤と抗炎症剤の注射をしてもらいました。

⚫︎マイス　口内炎が悪化し、パッタリとごはんを食べなくなったので、急いで受診しました。エイズもあり、口蓋裂、舌炎もひどく、慢性の蓄膿症…正確な年齢は不明ですが、高齢と思われるので、抗生剤と抗炎症剤の注射で炎症を抑えるしかないのが現状です。幸い注射が効いて、翌日からごはんも食べられるようになりました。

◉猫舎周りの除草と床修理してもらいました

私が化学物質過敏症なので、
シロアリ駆除ができず、ケージまわりも
シロアリ被害が広がって、あちこち床が抜けそうでした。
板を敷いて、なるべく費用のかからない方法で、
修理をしてもらいました。

★ご支援物資もありがとうございました。

たくさん猫フードやペットシーツなども
ご寄付くださった皆様、ありがとうございました。
匿名で送ってくださった方、
お名前だけでご連絡できなかった方もいらっしゃいました。
応援してくださる皆様に感謝しています。
ありがとうございました。