寄付総額
目標金額 1,200,000円
- 寄付者
- 217人
- 募集終了日
- 2023年10月31日
【残り2日】岩国の名勝・錦帯橋の橋のアイデアはどこから?
カウントダウンと共にご紹介してきました吉川家の歴史も残り2回となりました。当ページをご覧いただいた方が、少しでも吉川家に興味を持っていただけると幸いです。
本日は今年創建350年を迎えました錦帯橋と吉川家についてご紹介いたします。
錦帯橋は延宝元(1673)年、藩庁のある岩国の横山と城下町である対岸の錦見を結ぶ橋として架橋されました。なぜあのような5連のアーチ型の橋になったのでしょうか。
令和5年10月1日 錦帯橋創建350年記念イベント
吉川広家公は慶長13(1608)年、横山の山頂に岩国城を築城しました。横山が交通の便(錦川・瀬戸内海・山陽道が近接)に優れていたこと、そして防備を重視して山と錦川に囲まれていた場所であったためです。当時は山頂に築く山城よりも利便性を重視した平地に築城する平城が主流の時代でした。広家公が防備に優れた山城を選択したのは関ケ原の合戦後、まだ世の中が不安定であったためと言われています。
錦川は天然の堀の役割を果たしましたが一方で城の麓に城下町を形成するには横山は土地が狭く、対岸の錦見に城下町が作られました。対岸同士をつなぐ手段として渡し舟などもあったようですが、天候に左右されるためいつも使用できるとは限りませんでした。川幅200メートルもある錦川への架橋、さらに大雨や台風にも流されない橋を作ることが課題となりました。
広家公の孫にあたる3代藩主広嘉公は病気がちであったため、医師の心得がある明(中国)の僧・独立を長崎から呼び寄せました。独立が西湖(杭州にある景勝地)について書かれている『西湖遊覧志(せいこゆうらんし)』を所持していると聞いた広嘉公は長崎からその書物を取り寄せました。この本の中にある挿絵をみて広嘉公は「会心の奇処を得た」と机を叩いて喜んだといいます。
実際に広嘉公が見たとされる「西湖遊覧志」がこちらです。
吉川史料館「吉川家と錦帯橋」展より「西湖遊覧志」
広嘉公は西湖の島づたいにかかるアーチ状の橋をみて錦帯橋のアイデアを思い付いたと伝わっています。架橋には優れた技術を持つ役人たちが工事に携わり、延宝元(1673)年ついに錦帯橋が創建されました。翌年の洪水によって一度は流されてしまいましたがすぐ再建し、昭和25(1950)年のキジア台風によって流出されるまで276年間不落を誇りました。
今年創建350年を迎え、岩国市は架橋がなされた日として信憑性が高いとされる「10月1日」を「錦帯橋の日」と制定しました。創建された当時から変わらぬ姿、そして今でも横山と錦見を繋ぐ大事な橋として市民から大切にされています。
岩国にお越しの際はぜひ錦帯橋、岩国城をご覧いただきたいと存じます。
※一部西暦に誤りがございましたので訂正いたしました。(10/31)
公益財団法人吉川報效会
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