ハンセン病を理由に「特別法廷」で死刑になった菊池事件の再審を！

いつも応援いただき、ありがとうございます。本日までで42％達成し、120名以上の方や団体様よりご支援いただいております。

本日よりプロジェクトページの本文に掲載することができなかった弁護団の皆様からのメッセージを更新しています。

早速、第２弾として、国宗弁護士からのメッセージを掲載いたします。

あの20年前の国賠訴訟で、入江信さんは、原告になるにあたって私に丁寧な手紙をくださいました。入江さんは長い間中心になって菊池事件に取り組んでこられた菊池恵楓園の入所者でした。
　
「私は、予断と偏見によって無実の罪で処刑されたＦのことが頭から離れませんでした。政治権力によって人の命を処断することは絶対に許せないと考えています。どうしても彼の名誉回復をしてやりたいと思っています。マスコミの人達も、国賠訴訟と同じように重要なこととして考えてくれています。いずれ先生方にお世話になると思いますが、よろしくお願い致します。」

入江さんが亡くなってしまわれた今、この手紙は私にとっての入江さんの遺言となりました。入江さんの思いは私が引き継いでいくつもりです。それもこれも、殺されたＦさんの無念の思いが入江さんにも私にも内実化するからなのだと思います。そして今、多くの人がこの思いを共有していただけるようになってきています。

どうかみなさんも菊池事件をより深く知っていただき、再審の実現のためにお力をお貸しください。

弁護士　国宗　直子