時代遅れの大工

こんばんは。

 

沢山の応援メッセージを頂きありがとうございます。

 

 

私たち小林建工では伝統工法で家を建てておりますが、
今の日本では伝統建築を仕事として生活するのは日本ではなかなか難しくなっているのが現状なのです。

 

大手ハウスメーカーから町の小さな工務店まで、
質を問わず短納期でコストを削減して家を建てる薄利多売の時代に、
関わる職人一人ひとりが、家を建てる工程の一つ一つに時間をかけ手作りで組上げる、
このような時代遅れの工法を使って建てる大工さん職人さんが少なくなりました。

 

 


このままではいずれこの技術は忘れられていくものになるのかもしれません・・・

私たちがやっていることは時代遅れの工法なのかもしれません・・・


なぜ時代遅れの工法と思われるのか。

 

 

 

大きな丸太を何本も使用して組み合わせ地震に強い骨組みを作り、
手刻みで昔ながらの仕口の加工を行い、
京都清水寺の貫工法などを使用し土壁をつけ、寿命が長い瓦を葺く。


このためには大きな木材を自然乾燥させる工程から始めます。
土壁は強くするために藁を混ぜ発酵させます。
土壁を塗ると乾燥させるために工期が延びます。

 

 

 

この塗り作業は、片面塗り→乾燥→反対側と何度も何度も乾燥と塗る作業を繰り返します。

木材の乾燥から入るので建物の計画から完成までに2年~3年程度は必要になってきます。

 

 

TVやインターネット、新聞、チラシなど
世論も多くの広告に流され、デザイン・利便性を追求した外観重視の家の需要の方が多くなり、
伝統建築や自然素材の良さを知らず、2年~3年かかっても本当に良い家に住みたいと思われる
日本の古民家的な家の需要は少なくなってきています。

 

 

大手ハウスメーカーとの価格競争なども加わり、
多くの工務店では簡易な工法に頼らないといけない状態で、
完成までに2年~3年程度かかっていては仕事になりませんから、
伝統工法を使って家を建てる大工さん職人さんが減少して、
日本の古きよき素晴らしい技術が失われてきております。

 

 

 

それでも私たちはこの日本が誇る伝統構法を継承するために、
自然素材と木組みの家で、孫の代まで残る「木の家」を、日本の伝統建築の技法を使い、
家族が健康に暮らせて100年以上持つ・木の香りがする家を作り続けていきます。

 

 

沢山のfacebookでのいいね!シェア、ツイート頂きましてありがとうございます!
今後も暖かい応援をよろしくお願いいたします。

 

小林敏朗

Facebookページでおすすめプロジェクトを毎日配信しています