じとけん(児童図書館研究会）と高知こどもの図書館

児童図書研究会高知支部は

 

東京に本部を置く児童図書研究会の高知支部です。

　　　　　　　　

1970年以降、高知県ではこどもの本を楽しみ考える人が増え、

 

大きな流れとなりました。各方面で様々なグループが発足しました。

 

高知支部が発足したのもこの時期です。

 

1995年（平成７年）２月12・13日、高知にて全国学習会を開催されたのを機に

 

会場で全国の仲間に向かって「高知こどもの図書館」設立の趣旨を話し、

 

賛同者を集めました。この当時の事務局５人は、児童図書研究会の会員でした。

 

毎月第３月曜日、高知こどもの図書館の会議室にて、

 

子どもの本や児童サービスについて勉強会を開催しています。

 

本部からの会報誌。高知支部の活動や原稿が掲載されることも。

 

現在の会員は22名です。当館のスタッフ、理事も3名会員となっています。

 

図書館関係者、学校図書館員、子どもの本を考え、手渡すことに携わっています。

 

広い高知県では、毎回参加できる会員は限られていますが、

 

コロナ禍zoomよる環境も整いました。

 

ICTに疎いメンバーですが、遠くて近い環境に大満足。

 

少々のタイムラグは熱のこもった議論で気になりません。

 

定例会の様子

 

子どもを取り巻く環境が急速に変化する中、

 

課題図書の研究やこどもと本をつなぐための参考書の輪読、

 

それぞれの現場の情報交換をしています。

 

また、全国の学習会に参加をし、また県内に講師をお招きし、

 

多くの方に子どもの本や児童サービスについて考えていただく機会を持ちました。

 

今後も精力的に活動してまいります！

 

毎月発行の手書きの通信、これが実に面白いのです。

 

前月話し合った内容を高知市民図書館春野分館の司書がまとめてくれます。

 

各図書館の状況や雇用問題、現場での出来事悩み事、学校図書館の様子や

 

児童図書の動向など新しい情報が満載です。

 

諸先輩方からいただくアドバイスは現場に活き、

 

明日の地域の図書館のサービスに直結しています。会員募集中です！