プロジェクト概要

名古屋市緑区における「生活保護世帯」の子どもの無料学習会。

毎年7月がスタートですが、高校進学を考え4月から実施を開始したい!

 

皆さん、こんにちは。特定非営利活動法人こどもNPOで学習サポートを担当している本岡恵と申します。私たちこどもNPOは、さまざまな分野での子どもの参画を推進するための事業を行っています。家庭環境や学力面で高校進学に課題を抱える、生活保護世帯の中学生を対象とした学習サポート事業もその一つで、無料の学習会を開催しています。2014年度も名古屋市のモデル事業は実施されますが、例年、学習会開催は7月からの実施。これでは、学習サポート開始から約半年で志望校を決定しなくてはならず、学習の成果を望むには十分な期間を実施できていません。

 

生活保護世帯の子どもたちに、4月から6月の学習サポートを実施することが急務です。そのためには事業を運営する資金(会場光熱費、物品費、人件費、交通費など)が必要です。子どもたちのため、皆様のお力をお借りできないでしょうか。

 

(ピンポンハウスでの学習風景。子どもたちもサポーターも真剣です。)

 

 

学ぶ権利の保障は、社会参画への第1歩。

生活保護世帯の子どもたちに、学びの場を!

 

私たちは、2008年から、こどもNPOの拠点であるピンポンハウス(名古屋市緑区)で、生活に困難を抱える家庭の中学生を対象にした「無料塾」を開始しました。区のケースワーカーと連携を図り、支援の必要な家庭の子どもたちを受け入れてきました。2013年7月~2014年3月は、「名古屋市生活保護世帯の子どもの学習サポートモデル事業」として高校進学を目指す主に中学3年生を対象に、緑区で2カ所、それぞれ週2回実施することができました。

 

しかし、学習サポート開始から約半年で志望校を決定しなくてはならず、学習の成果を望むには十分な期間とは言えませんでした。サポート終了後の子どもたちに行ったアンケートにも「もっと早く開始してほしかった」「遅くても中学3年生の4月から始めたかった」という声が寄せられました。2014年度も名古屋市のモデル事業は実施されますが、やはり7月からのスタートです。なんとか、4月から6月の学習サポートを実施したいです!

 

 

(英語の学習。ポイントをわかりやすく示しています。)

 

 

生活に困難を抱える子どもたちの状況は深刻です。

勉強が追いつかなくなるなど、進学をあきらめるきっかけに。

 

小中学生の居場所づくり事業については、2006年から公営住宅で実施してきました。ネグレクト(汚れた服、ごはんを食べていない)、DV、一人親家庭のため熱が出ても学校で過ごすなど、子どもたちをとりまく状況は深刻でした。また、その多くが生活保護世帯やひとり親家庭など生活に困難を抱える家庭の子どもたちで、地域からは迷惑をかける子どもたちと見られていました。

 

小学4年生頃から勉強が追いつかず、中学生になってその遅れが取り戻すことができなくなると、学校にいるのが嫌になって遅く行く、学校へ行かない選択をするようになり、高校進学もあきらめてしまう。仕事もしないで家にいる。同じような境遇のグループに入って犯罪を起こし、十代での妊娠・出産など、子どもたちが将来の希望や夢を描けないまま、貧困の世代間連鎖に巻き込まれていく状況がありました。

 


学習支援、生活体験の場が必要!

学習をサポートするのは、学生を中心とした若いサポーターたち。

 

お手本となる大人が傍にいない、学習の意義が見いだせずに夢をあきらめてしまう、そんな子どもたちには生活体験の場・学習支援が必要です。子どもたちと学習を始めてみると、「自分はどうせダメだから」「できなくて当たり前」と、すぐにあきらめてしまう場面によく出会いました。

 

しかし、少しずつ変化は現れています。学習をサポートするのは、学生を中心とした若いサポーターたちです。サポーターとのコミュニケーションを通して、子どもたちは自分に自信を持ち始めていたのです。子どもたちが安心できる居場所をつくるために、学習サポーターは毎回の事前事後の打ち合わせ、月に1回のミーティングを実施しています。個々の習熟度に合った学習計画の作成や、子どもたちの成長のために今すべきことは何かなど、討議を重ねて現場に挑んでいます。教職課程を履修している学生も多く、サポーター自身の経験としても価値のあるものとなっています。

 

(サポーターのミーティング。大切な情報共有の場です。)

(「まつもとクリニック」での学習風景。

サポーターの教え方にも工夫が見られます。)

 

 

「俺、ここだから頑張ろうって思えるんだよね。」

 

学習中の子どもたちの会話ですが、「俺、ここだから頑張ろうって思えるんだよね。」とAくんの一言。Bさんの「勉強できないもん。」の呟きに対し、Aくんは「ここでならできるようになるよ。」と言いました。これは今まででは考えられない発言でした。子どもたちは、決して勉強がしたくないのではありません。夢がないのでもありません。じっくりと関わり受け止めてくれる人と場所があったら、子どもたちは自分自身の持っている力を大きく発揮することができるのです。

 

(新聞でも学習サポートを取り上げていただきました。)

 

 

私たちが目指す「学習サポート」


【1】早いスタートで子どもとサポーターの関係を築く

困難な生活環境の中で過ごす子どもたちは、自分の思いを心の奥に押しとどめてしまいがちです。学習に前向きに取り組むためには、サポーターとの関係を早期に築き、「わからない」「なぜ?」が遠慮なく言えることが肝心です。サポーターは学生を中心とした若者たちですので、子どもたちはサポーターの姿を通して自分の近い未来を想像することができます。

 

【2】1学期のうちに苦手を減らし、進学の選択肢を増やす

夏からのスタートでは苦手を減らすには時間が足りず「今さらやったって無理だ。」とあきらめの気持ちに傾いていきます。1学期から余裕を持って取り組むことができれば子どもたちの焦りを軽減することができ、進学の選択肢を増やすことも可能です。

 

【3】生活リズムを整える

生活習慣に親の目が向かず、昼夜逆転、睡眠不足、不規則で栄養の偏った食生活を送る子どもたちに対し、学習を通して生活リズムの確立を促します。特に、配慮が必要と考えられる場合はケースワーカーと連携をとり、保護者の状況を確認しながら子どもたちに今、何が必要なのか考え対応します。子どもたちの心身の状態が安定してこそ、学習に対して前向きになり、自ら学ぼうという意欲につながります。

 

まずは4月から6月の学習環境を整える資金が必要です。また、7月以降も充実した子どもたちの居場所づくりと学習環境の整備のために資金を必要としています。皆さんのお力を貸していただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

 

 

引換券について

 

■子どもたちとサポーターからのお礼の寄せ書き色紙

■学習サポート見学

■こどもNPOオリジナルTシャツ(色はお任せください)

■機関紙最新号 
■お礼メール

 

 

特定非営利活動法人こどもNPO

Webサイト  http://www.kodomo-npo.or.jp/

Facebook      https://www.facebook.com/kodomonpo.nagoya

 


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