地方創生と本プロジェクトの可能性

ご支援有難うございます。

理事長の影山でございます。

プロジェクトの成立も厳しい中、今日は本プロジェクトの可能性についてお話をさせていただきたいと思います。

 

もし、皆さんが婚活事業者の経営者だったら、しかも軍資金が潤沢にあったら、どのようにビジネスを展開しますか？

 

私でしたら、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌あたりに支店を作ると思います。

実際、大手結婚相談所はそのように勢力を伸ばしてきました。

 

では、それらの都市部以外はどういった状況になっているのでしょうか？
ご想像通り、過疎化が進んでいるのが現状です。

 

■地方創生と婚活

 

結婚相談NPOでは、昨年から過疎問題に取り組んでいます。

挑戦の場として選んだのは神奈川県唯一の過疎地、真鶴町です。
過疎問題はどこか遠くの事と考えている都市部在住の方が多いのでしょう。

神奈川県に過疎地があるというと驚かれる事もしばしばです。

 

 

過疎化の要因は様々考えられますが、男性は地元で家業を継ぎ、女性は就学等で都市部に出た後、地元に戻らないという現象から起こるいわゆる「嫁不足」が深刻です。

 

一方で都市部で婚活をサポートしていると、中には地元に帰りたいと考えている女性も多い事に気づかされます。地方の過疎問題では就活とは別の部分で婚活でのIターン、Uターン、Jターンを促す事が求められています。

 

また、単なる結婚だけでは無く、関係人口づくりや、二拠点生活についても自治体等と連携を取る事がより重要になりそうです。

 

今回のプロジェクトは遠出が困難な障がい者の皆様がご利用いただけるプラットフォームを作る事が目的の一つですが、将来的には地方の婚活に応用する事も可能な筈です。

 

以前は沖縄からわざわざ東京に婚活パーティーに来られる方もいらっしゃいました。

 

時と場合によっては折角お問い合わせをいただいても「申し訳ございませんが、周囲にご紹介できる方が居ません。」とやんわりお断りするしかなかったのですが、距離の問題が解消すれば、障がい・健常問わず婚活環境が整うといえるでしょう。

 

郊外の婚活環境改善の為にも、ご支援をお願い致します。